Contents
●フード・おやつ 58,601
●しつけ・トレーニング 44,933
●トリミング。シャンプー・カット 45,044
●ワクチン・健康診断等の予防費 30,953
●ペットシッター・ホテル 22,432
●首輪・リード・洋服 19,974
●日用品 14,092
●ドックランなどの娯楽費 10,162
●サプリメント 23,902
●光熱費 21,731
●交通費 32,371
●ペット保険料 45,244
年間費用の中でも近年増加しているものに医療費があります。
ドックフードの進化やワクチンや健康診断の普及により犬の平均寿命が延びたことにより高齢化が進んだことが要因といえます。
また、若年層では人間と同様に鼻炎・皮膚炎などのアレルギー疾患による治療費も増えています。
犬を飼うと生涯費用はどのくらいかかるのか?
生涯費用とは?
生涯費用は初期費用も合わせて、犬を飼うと犬の一生涯にかかる費用のことです。
初期費用に加えて、毎月の食事代、おやつ代、おもちゃ、洋服、病気になった時の医療費、毎年受ける予防接種、トリミング代、急用の場合や旅行の時に預けるペットホテル代など、その都度必要になる費用もすべて含んだ費用のことです。
犬一頭の生涯費用は車一台分の値段?
犬一頭を飼うのに必要な生涯費用は、例えるならば車一台買えるくらいの値段に相当します。
毎月にして考えるとそれほど大きな金額でなくても、こうしてまとめて考えると、とても大きな金額が必要だということがわかります。
生涯費用の具体的な額の一例
犬の生涯費用は犬の大きさ、寿命、病院へかかった回数、食事の種類や量、トリミングの回数などによって、かなりの差が出てしまいますので、目安になる額を紹介します。
小型犬は寿命が長いことが多く、18年だとしたら生涯費用は約260万円、中型犬の寿命が15年として約300万円、大型犬が13年として約340万円位の費用が必要になると考えられます。
あくまでも目安で、大きく前後することが考えられますが、確かに車一台買える値段が必要ですね。
犬を飼うには?初めて飼う飼い主さんの心構え
初めて飼う飼い主さんの心構え① 子犬の時期はわずかしかない
ペットショップで可愛い子犬を見て犬を飼うことを決意した人もいるかもしれません。
それは決して悪いことではありませんが、子犬の時期はあっと言う間に終わってしまい、すぐに成犬になってしまいます。
超小型犬ならば子犬の面影を残していることが多いですが、大型犬などは可愛い子犬の面影がなくなってしまうことが多いです。
子犬独特の可愛らしさがなくなっても変わらずに愛情を注いであげてください。
成犬になったら、もうすでに犬は家族になってします。
飼い主に見捨てられると、どれほど犬が辛い目にあうかを考えてください。
初めて飼う飼い主さんの心構え② 元気な時ばかりではない
犬も命がある生き物ですので、元気な時ばかりではありません。
犬は意外と動物病院のお世話になることが多く、病気をしやすい動物だと言えるかもしれません。
室内で飼っていても、誤食や誤飲などの事故も多く、ケガをすることも多いです。
そういう場合は、すぐに対処してあげられるようにしてあげてくださいね。
初めて飼う飼い主さんの心構え② 旅行などにあまり行けなくなる
犬のお世話は慣れていないと大変なことばかりです。
食事に世話やトイレの世話、毎日の散歩、時々は遊んであげることも必要です。
犬は長時間の留守番を強いられる環境では、どうしてもストレスを溜めてしまいます。
犬を飼う前には旅行によく行っていたという人も、あまり行けなくなることを覚悟しましょう。
初めて飼う飼い主さんの心構え③ 掃除が大変になる
子どもがいない家庭は、家の中がそれほど汚れることもなく、掃除も頻繁にすることもないかもしれません。
しかし犬を飼うとそうはいかなくなります。
特にダブルコートという二層構造の被毛を持つ犬の抜け毛の量は驚くほど多く、そのままにしておくと不衛生ですので、どうしても掃除の回数が多くなってしまいます。
初めて飼う飼い主さんの心構え④ 老犬の介護を覚悟して
人間と同じように犬も寿命が延びてきました。
その分、老犬になって寝たきりになってしまう犬、病気がちになってしまう犬が増えていき、老犬介護をしている飼い主さんも多いです。
犬を飼い始めた時点から、老犬になったら介護をしなければならないという覚悟はしておいたほうがいいかもしれません。
この記事のまとめ
犬の購入方法は?:ペットショップ・専門ブリーダー・ネット販売
犬を飼うときの初期費用・年間費用・生涯費用について:初期187,000円・年間440,000円・生涯約340万円
犬を飼うために準備するもの:キャリーバック・ケージ・サークル・トイレトレー・食器・給水器等
犬を飼う心構え:時間と費用を厭わない・老犬介護の覚悟・生涯飼い続ける等
最後に
犬の寿命が延びた現在、犬を飼い始めると、一緒に過ごす時間は長くなってきました。
子犬の時に一目ぼれして飼った犬でも、やがて子犬の可愛さが消えて老犬になり介護が必要になります。
その時まで、しっかりと面倒を見ることができる自信があるのなら、子犬をお迎えして幸せにしてあげてください。
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