ゴールデンレトリバーの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ゴールデンレトリバー

基本は、

  • 待て
  • お座り
  • 伏せ

がどんな状況でも即座にできるかどうかになります。

興奮状態のゴールデンレトリバーでも、命令1つで「待て」ができれば問題解決します。

待て・お座り・伏せがマスターしているゴールデンレトリバーならば、飛びつきそうになったら1歩引いて、ワザと空振りさせ、すかさずお座りや待ての命令を出します。

一瞬でもいうことを聞いたら、すかさずオーバーに褒め、ご褒美をあげます。

これを繰り返すことで、飛びついてもいいことはなく、人の前では静かにしていたらいいことがあると理解するようになります。

ポイントは、ゴールデンレトリバーの興奮が収まらないからと、飼い主さんが一緒になってキンキンに叫ばないことです。

叫べば叫ぶほど、犬は喜びます。

興奮が収まらず、飛びつきそうになったら1歩引くを繰り返し、落ち着くまで冷静に無表情で待ちます。

後はとにかく飼い主さんが根気強く、ゴールデンレトリバーが学習するまで繰り返しします。

ゴールデンレトリバーのトイレトレーニング

トイレを早く覚えてもらうポイント

トイレトレーニングのコツ
  • 叱らない・・・失敗した時は、とにかく無視を貫き叱りません。
    叱ると犬が萎縮して覚えが遅くなります。
  • 必要以上に褒める・・・犬は褒められると、また褒められようと、必死に頑張ってくれます。
    コツは、他人に見られたら恥ずかしくなるくらい、オーバーな褒め方をし、犬バカ飼い主になることです。
  • 排泄のタイミングでトイレに連れて行く・・・特に子犬はよく排泄します。
    タイミングは、起床後、食事後、水を飲んだ後、遊んだ後。

ゴールデンレトリバーの散歩の仕方と頻度

ゴールデンレトリバーは、ある程度の運動量は必ず必要になります。

毎日の散歩は必ずしたい日課になりますが、それだけでは運動量は不十分なのです。

散歩以外にも、定期的にドッグランや、広場などに連れて行き、ノーリード、またはロングリードで思い切り運動させることが、筋肉維持に必要不可欠です。夏などは川などで泳がせるのも1つです。

ゴールデンレトリバーに必要な散歩の頻度:1日2回 1回につき30〜60分

歩き方の工夫として、ただ歩くだけではなく、わざと早歩きをしたり、ゆっくり歩くなど、速度を変えたり、ジグザグ歩きをしたり、家の近所に坂があるようなら、坂道を歩くことも運動になります。

ゴールデンレトリバーのしつけについての注意

人が大好きなゴールデンレトリバーですが、きちんとしつけができてない場合、犬自身は、相手にケガをさせるつもりはなくても、喜んで飛びついた相手が小さな子供だったり、小型犬のような場合、思わぬ事故に繋がってしまうので注意が必要です。

飼い主さんの飼い方次第では、人懐こいとされる犬でも、人との接し方がわからず、凶暴になってしまいます。
ぜひ、子犬の頃から社会化をするということを念頭に置き、いろんなものを見せたり触れさせるように心がけてください。
また、子犬の頃から主従関係を築いておきましょう。

ゴールデンレトリバーのお手入れ

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーのトリミング

ゴールデンレトリバーは本来、トリミングを必要としない犬種になります。

最近では、トリミングすることで、様々なスタイルをしているゴールデンレトリバーもいます。

抜け毛対策や暑さ対策など、理由は多々ありますが、気をつけたいのはサマーカットです。

もともとゴールデンレトリバーは長毛のダブルコートです。

暑そうに見えますが、ダブルコートであるには理由があり、皮膚を直射日光や乾燥から守り、ウィルスや寄生虫の侵入を防ぐためなど、様々利点があるのです。

それを、短くカットしてしまうことで、皮膚の保護ができなくなり、皮膚トラブルになることも。

また、一度長毛を刈ってしまうと、次生えてきた被毛の質が変わってしまうことがあります。

ゴールデンレトリバーの臭い対策(シャンプー・ブラッシング)

ゴールデンレトリバーを飼っている人にはわかるはず。

ゴールデンレトリバーは、体臭が強いです。

ダブルコートの長毛と、もともと鳥猟犬だったこともあり、水に入っても水を弾くようにできているからかもしれません。
臭い対策では、シャンプーとブラッシングが重要なポイントです。

*ゴールデンレトリバーのシャンプーの頻度

月2〜3回、被毛や皮膚の状態を見て回数は増減します。

シャンプー後は、どんなに暑い夏の日も、必ず100%ドライヤーで乾かすようにします。
生乾きは皮膚への負担が大きいことと、臭いにつながってしまいます。

*ゴールデンレトリバーのブラッシング

ゴールデンレトリバーの被毛は抜けやすいです。

特に換毛期は毎日ブラッシングしていても、抜け毛との戦いになるでしょう。

ゴールデンレトリバーのブラッシングは毎日することが基本です。

スリッカーブラシを使い、毎日無駄な被毛を取り除きます。
ブラシングをすることで、犬の血行が良くなることと、皮膚を健康に保つことができます。

また、ブラシングで被毛の中のホコリやゴミを取り払うことで、臭い対策にもなります。

グルーミングスプレーを使うとさらに効果的です。

ゴールデンレトリバーの歯磨き

動物病院などで実施しているパピー教室でも、歯磨きは大事ですという話を聞くと思います。

犬の歯磨きはとても重要で、口臭予防だけでなく、歯磨きをすることで歯周病などを防ぐことができます。

歯垢や歯石が溜まることで、口内のバクテリアは全身に広がり、歯周病だけに止まらず、全身疾患の原因になるといわれます。
特に、犬の心臓病は歯周病を患っている犬に多いという結果があります。

ゴールデンレトリバーの歯磨きは、飼い始めた子犬のうちから慣れさせ、成犬になる頃には、歯ブラシを使って歯磨きできる状態にすることを目標にしましょう。

ゴールデンレトリバーの注意する病気

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバーの注意する病気 その1 胃拡張胃捻転症候群

大型犬に多い病気です。

一気に大量の食事をした場合や、食後すぐの運動で、胃がねじれてしまう病気です。

この病気は、命を落とす危険があり、ねじれた胃にガスが溜まり、腫れた胃は血管なども圧迫し始め、早急に処理をしないと胃が壊死を始め、命を落としてしまいます。

吐こうとしているのに吐けない、元気がなくヨダレがダラダラ出ているような時は、緊急事態です。
また、食事は2〜3回に分けてあげ、食後すぐの運動は避けましょう。

ゴールデンレトリバーの注意する病気 その2 股関節形成不全

先天性の場合が多いです。

もともと股関節が不安定で、成長とともに進行します。

症状として、腰を振って歩いたり、おすわりがオネエ座りになるなどあります。

軽度の場合は、肥満予防をしながら筋肉をつける運動などで様子を見ます。

また、関節炎がある場合は、鎮痛剤などで痛みコントロールします。

重度になると、手術も選択肢の1つになりますが、そうならないような、環境作りが大切です。

ゴールデンレトリバーの注意する病気 その3 悪性リンパ腫

リンパ節のがんになります。

リンパ腫には種類があるのですが、犬に多いとされているのが、多中心型リンパ腫になります。
原因は不明です。

とにかく、早期発見と早期治療が延命を左右します。
普段の愛犬とのスキンシップを大事にし、顔のライン、脇の下、脚の付け根などのリンパのチェックを定期的にしていきましょう。

ゴールデンレトリバーとのミックス犬

最近では様々なゴールデンレトリバーとのミックス犬がいます。

そのミックス犬はそれぞれ個性的で、本当に可愛くてメロメロになってしまうほど。着々と人気が出てきているゴールデンレトリバーとのミックス犬をご紹介いたします!

ゴールデンレトリバー+プードル=ゴールデンドゥードル

まさにぬいぐるみです。

レトリバー?プードル?と両方の良いところを完璧うまく組み込んでいます。

プードルの抜け毛の少ないところを引き継いでいるので、アレルギー持ちの人でも飼いやすい犬種ですよ。

ゴールデンレトリバー+シベリアンハスキー=ハスキーゴールデン

どっちの血をより強く引き継ぐかで、ルックスが違ってきます。

見た目はゴールデンレトリバーなのに、目は青いハスキーなんてカッコ良くないですか!?

うっとりするほどのルックスは、永遠見ていたくなります。

ゴールデンレトリバー+ダックスフンド

顔はゴールデンレトリバーだけど、体は足の短さはまさにダックスフンド!

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