【動物看護士が解説!】人間にも伝染する??犬のインフルエンザの症状や予防について 

ちなみに、犬インフルエンザの症状も同じく咳やくしゃみなどの呼吸器症状がメインです。

犬パラインフルエンザの対処

犬インフルエンザ感染症から起こるケンネルコフは、咳やくしゃみなどの飛沫や感染犬との接触で感染してしまいます。

感染力はとても強いです、ケンネルコフとは、「犬舎で流行する咳」という意味で、抵抗力の弱い犬が多く集まる場所で感染するのが特徴です。

ほとんどは、ブリーダーの犬舎や、ペットショップなど犬が多く集まる所で感染し、家に迎えいれたばかりの子犬に症状が見られるという場合が多いです。

もし、迎え入れた子犬がケンネルコフの症状を引き起こしている場合や、愛犬が感染してしまった場合はすぐに動物病院へ連れていってあげましょう。

症状がひどいようなら家で様子をみていると危険な場合もあります。

 

犬パラインフルエンザのホームケア

愛犬が犬パラインフルエンザ感染症に感染してしまった時に、家でできるホームケアは、基本的には安静にさせてあげる事が一番です。

激しい運動や興奮をさせると咳がでて、気管の炎症がひどくなると重症化してしまう場合がありますので、無理はさせないでください。

ケージ内でゆっくり過ごしてもらうことが治療への近道となります。

子犬で、まだ元気があるうちは、よく動いて遊んで欲しいと遊びのおねだりをしてくる子犬もいます。
家に迎えたばかりで、早く遊んであげたいという気持ちも分かりますが、心を鬼にして激しい遊びは控えましょう。

また、散歩も必要最低限にするか、症状をみてひどければ控えましょう。

ケージ内や食器類、ベッドやブランケットなどケージ内に入れているものは毎日掃除し、いつも綺麗な環境で過ごしてもらうことも大切です。

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