ニューファンドランドの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

また甘えん坊で寂しがり屋な性格でもあるので、家族と一緒に暮らせる室内での飼育に向いている犬種となります。

温度と湿度の管理に注意して快適な環境を整えてあげましょう。

暑い時期には、パンティング(ハァハァと呼吸して体温を下げること)でよだれが大量に出ます。
室内がよだれで汚れることはあらかじめ覚悟しておいた方が良いでしょう。

飼い主に対する依存性が高いため、必要以上に構いすぎず室内に飼育スペースを設けて1人でも安心して過ごせるようにしていきましょう。

ニューファンドランドの飼い方②
~運動~

太りやすい性質を持っているため、運動不足にならないためにも毎日の散歩と遊びの時間を確保してあげましょう。

散歩は1日2回、各1時間のんびり歩きながら散歩をしてあげましょう。

激しい運動は好みませんが、水が大好きな犬種なので環境が許す限りできるだけ水遊びをさせてあげると喜ぶでしょう。

夏場の散歩は、熱中症を防ぐためにも早朝や夜の涼しい時間帯に行ってあげてください。

ニューファンドランドのしつけ①
~しつけのポイント~

ニューファンドランドは賢く素直な性格をしているためしつけやすい犬種です。

社交性もあるため見知らぬ人や動物に対して警戒心をむき出しにするというようなことはありませんが、しつけをせず社会性を身に付けさせずにいると問題行動を起こす子になってしまいます。

他の犬種同様に子犬のころからしっかりとしつけていかなければなりません。

特に超大型犬で力も強い犬種なので、「飛びつき癖」や散歩時の「引っ張り癖」には対処しておきたいものです。

◆ニューファンドランドのしつけポイント

  • 子犬のうちから根気強くしつけていくこと
  • 褒めて伸ばすしつけで信頼関係を築くこと
  • 飼い主に対する依存心が強いため、自信を持たせるよう成功例を増やすしつけを
  • 一貫性のある対応とメリハリを持ったしつけでニューファンドランドのリーダーになること
  • 十分な運動をさせてストレスを溜めない
ニューファンドランド,犬

ニューファンドランドのお手入れ

ニューファンドランドのお手入れ①
~ブラッシング~

超大型犬で長毛種のダブルコートのため、相当の量の抜け毛を覚悟しておかなければなりません。

お手入れをせずに放置しておくと、綿のようなアンダーコートが固まってしまいブラシが通らなくなってしまいます。

できるだけ毎日、少なくても週2~3回はブラッシングしてあげましょう。

スリッカーブラシを使って根元から丁寧にブラシを通し、仕上げにコームで毛並みを整えてあげましょう。

体が大きい分手入れにも時間が多くかかりますが、皮膚トラブル予防やマッサージ効果も期待でき、コミュニケーションの手段としても役立ちますので、愛情をかけて丁寧にブラッシングしてあげましょう。

トイプードル,ぬいぐるみ

犬のブラッシングの頻度と正しい手順嫌がる時の対処法

2月 8th 2018

ニューファンドランドのお手入れ②
~シャンプー~

油脂分が多い体質をしているため、体臭が気になる犬種です。
月1回を目安にシャンプーをしてあげましょう。

トリミングが必要な犬種ですが、トリミングサロンに依頼するとシャンプーだけでも1回1万円を超える金額が必要になります。
自宅で場所が許すのであれば、ご自分で洗えるようにしておくと良いかもしれません。

それに加えて定期的なトリミングをプロに委ねると良いでしょう。

撥水性のある毛質が密生しているため皮膚にまでお湯が行き渡りにくい被毛を持っているため、ご自分でシャンプーをする場合にはコツが必要です。

丁寧にブラッシングしてから洗うこと、シャワーを使う際にはシャワーヘッドを体に当てて片方の手で抑えながらシャワーをかけることで根元までお湯が行き渡りやすくなります。

ニューファンドランドの注意する病気

ニューファンドランドの注意する病気①
~心臓疾患~

大~超大型犬に発症しやすくニューファンドランドにおいても同様、心臓疾患が好発しやすいと言われています。

先天的な疾患である大動脈弁下部弁狭窄や心房中隔欠損、肺動脈狭窄、拡張型心筋症などの心臓疾患に注意しておきましょう。

心臓疾患は症状が分かりにくいことがあるため、定期的に心機能や血液検査を受けて早期発見早期治療に努めましょう。

ニューファンドランドの注意する病気②
~股関節形成不全・肘関節形成不全~

股関節形成不全または肘関節形成不全は先天的な病気で、股や肘の関節が異常に変形している状態のことです。

成長期の急激な体重の増加と活発に動くことで骨と筋肉のバランスが崩れ、生後6カ月頃から徐々に異常が見られるようになります。
いずれも不自然な歩き方をする症状が見られます。

軽症であれば安静に過ごすことで関節が正常に成長するのを待ちますが、重症の場合には外科手術が必要となります。

子犬の選ぶ際に、親犬に股または肘関節の異常が見られないかの確認をすることも大切ですが、子犬の頃から食事と運動のバランスをしっかり管理して、異常にすぐ気付けるよう日々観察していきましょう。

ニューファンドランドの注意する病気③
~胃捻転~

大型犬に発症しやすい、胃がねじれてしまう病気です。
胃がねじれると周囲の血管や消化機能に影響を与え、胃の中でガスを発生させながら胃が膨らみ周囲の臓器まで圧迫します。
ショックを起こすことによって最悪の場合死に至る病気です。

原因は詳しく分かっていませんが、加齢や、早食い早飲み、食後すぐの運動などによって発症しやすくなると言われており、発症は食後数時間経ってから、夜中~明け方に多い傾向があるようです。
腹部が膨らんで見える、嘔吐やゲップ、吐こうとするが吐けない、水を大量に飲む、食欲不振などの症状が見られます。

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