カニンヘンダックスの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ミニチュア・ダックス

カニンヘンダックスの基本情報

ダックスフンドは、ドイツを原産とする犬種です。

ダックスフンドには、「スタンダード」「ミニチュア」「カニンヘン」の3つの種類があります。

その区別は、生後15か月の成犬時の体の大きさによって定まります。
「スタンダード」…体重5kg以上
「ミニチュア」…体重が5kg以下、胸囲が30cm以上ある個体
「カニンヘン」…胸囲が30cmを下回る個体

しかし、「カニンヘン」の子犬だと思って迎え入れたのに「ミニチュア」サイズにまで大きくなったというようなことも少なくないようです。

古くから巣穴で暮らす獣の猟を行ってきた猟犬ですが、現在ではペットとして多くの人に愛される大人気の犬種となりました。

カニンヘンダックスの歴史

ダックスフンドはドイツ原産の犬種です。

ドイツ語で「アナグマ犬」を意味し、巣穴で生活するアナグマなどの巣に潜り込んで狩りをする狩猟犬でした。

当初のダックスフンドは、ネズミやウサギを狩る際には体が大きすぎたことから、19世紀ごろに他の犬種とかけ合わされて「ミニチュア」に小型化されました。
その後、改良を重ね、更なる小型化によって「カニンヘン」が作出されることになります。

「カニンヘン」はドイツ語で「ウサギ」を意味します。

日本で「カニンヘンダックス」が知られることになったのは、1995年頃で、それ以降人気犬種となりました。

カニンヘンダックスの特徴

    • カニンヘンは胸囲30cm以下のダックスフンドのこと
    • 胴長短足
    • スムース・ロング・ワイヤーの3種類がある
    • 多彩なカラーバリエーション

    特徴① ~大きさや身体的特徴~

    カニンヘンダックスは、成犬時の胸囲が30cm以下のダックスフンドの事を指し、体重は5kg以下の小型犬~超小型犬にあたります。
    体高よりも体長が長い胴長短足の体型で、やや長めのマズルと垂れ耳が特徴的です。

    特徴② ~被毛の種類や毛色~

    カニンヘンダックスの被毛には3種類あります。

    毛の短く滑らかな「スムース」

    ダックスフンド.胴長犬.首輪.フリスビー

    毛が長くウェーブがかった柔らかな毛質の「ロング」

    ミニチュア・ダックス

    硬い毛質の「ワイヤーヘアー」です。

    ダックスフンド.胴長犬.長毛.リード.ハーネス

     

    さらに、毛色には多彩なカラーバリエーションがあり、

    単色では、
    「レッド」「レディッシュイエロー」「イエロー」「クリーム」

    バイカラー(2色)では、
    「ブラック&タン」「ブラウン&タン」「ブラック&イエロー」「ブラウン&イエロー」

    さらに混色では
    「ダップル(大理石様)」「タイガーブリンドル(縞目)」「ブリンドル(縞目)」などがあります。

    さらにワイヤーヘアーには、「ワイルドボア」などのその他のカラーも存在します。

    また、レアカラーである「ブルー」や「パイボールド(白の多い2色)」の毛色、もしくはブルーアイを持つ個体がありますが、これらの個体は、視覚や聴覚、心臓や内臓などに障害を持つケースが多いと言われています。

    カニンヘンダックスの価格相場

    カニンヘンダックスの子犬の販売価格

    カニンヘンダックスの子犬の販売価格は、だいたい20~25万円位です。

    3種類あるダックスの中でも、カニンヘンは体が小さく人気があるため、相場価格はやや高くなっており、ミニチュアダックスよりも5万円程度高くなっているようです。

    また、カニンヘンダックスは、先祖にミニチュアダックスが入っていることがあるため「ミニチュア」サイズに成長することもあります。
    そのため子犬を選ぶ際には、少なくても親犬の大きさをチェックしておくことをおすすめします。

    子犬を迎えるにはペットショップやブリーダーから。里親制度も

    カニンヘンダックスは人気のある犬種のため、ペットショップやブリーダーから購入することが一般的となります。

    人気が高い分、国内にも多くのブリーダーさんがいらっしゃいます。
    しかし中には、パピーミルと呼ばれる悪質ブリーダーも含まれているため、注意しなければなりません。

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