カニンヘンダックスの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ミニチュア・ダックス

子犬を選ぶ際には、直接親犬や犬舎の見学をさせてもらうようにして見極めるようにしましょう。

他にもカニンヘンダックスを迎え入れる手段として、里親制度があります。
残念ながら人気の高い犬種ほど、飼育放棄などによって保護される頭数が多くなる傾向があり、カニンヘンダックスも例外ではありません。

里親募集の情報は、インターネットで簡単に検索することができるので、興味がある人は一度検索されてみてはいかかがでしょうか。

価格相場の違いについて

カニンヘンダックスに限らず、一般的に子犬の価格は、「血統」「容姿」「毛色」「体の大きさ」「健康状態」「月齢」「性別」などによって変動します。
その中でも、カニンヘンダックスの価格に大きく影響するのは「血統」「毛質や毛色」「容姿」です。

◆血統

親犬がドッグショーでチャンピオンを取っている場合などには、その子犬の価格も高く設定される傾向があります。

例え子犬がショーを取れるほどの容姿ではなくても、親犬の成績が大きく影響して高くなることもあるようです。

◆毛質や毛色

カニンヘンダックスには、「スムース」「ロング」「ワイヤー」の3種類の毛質と、豊富なカラーバリエーションがあります。
基本的には、人気の毛質と毛色を持つ個体ほど高い金額が付けられ、毛質と毛色の組み合わせによっても価格が変動してきます。

毛質は、ロングが最も人気が高いことからやや高めになっているようです。

さらに毛色では、一般的な「ブラック&タン」や「レッド」「クリーム」といった定番カラーは平均価格内で、希少な「ダップル」が最も高い金額となるようです。

◆容姿

ショーに出展できるような犬種標準(スタンダード)に近い容姿を持っている場合には、その分価格は高くなります。

そして、目が大きく可愛い顔をしているかなどの容姿によっても、価格が変わってくるようです。

カニンヘンダックスの性格・気質

性格・気質① ~カニンヘンダックスは明るくて遊び好き~

カニンヘンダックスの性格は、明るくて遊ぶことが大好きです。
猟犬として活躍していた特性もあり、好奇心が強くやんちゃで、警戒心の強さや頑固な一面を持っています。
飼い主のことが大好きで甘え上手でもありますが、知らない人には距離を置くことも多いでしょう。

性格・気質② ~カニンヘンダックスは毛質から性格が異なる!?~

また、カニンヘンダックスの性格は、毛質によっても性格が異なります。
これは、スタンダードダックスから小型化されるときに掛け合わされた犬種の性格が関係しています。

◆毛質による性格の違い:スムース

ダックスフンドのベーシックなタイプです。
3種類の中でも賢くて飼い主に従順な性格のため、最もしつけやすいと言えるでしょう。

◆毛質による性格の違い:ロング

パピヨンやスパニエル系の愛玩犬が掛け合わされて作出されたタイプのため、愛玩犬の魅力が引き継がれています。
人懐こくフレンドリーな性格をしています。

◆毛質による性格の違い:ワイヤー

ピンシャーやテリア種から作出されました。
テリアのような勇敢さや頑固さ、気が強い性格を受け継いでいることが多いようです。
3種類の中では最もしつけが必要になる性格 ではありますが、根気強くしつけていくことで他の種類とも変わりなく利口な犬になってくれるでしょう。

性格・気質③ オスとメスによる性格の違い

◆オスの性格・気質

カニンヘンダックスのオスは、メスよりも甘えん坊でやんちゃな傾向があります。

◆メスの性格・気質

カニンヘンダックスのメスは、オスよりも独立心を強く持っているようです。

カニンヘンダックスの飼い方・しつけ

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カニンヘンダックスの飼い方

カニンヘンダックスは、室内飼育に適した犬種です。

愛らしくて明るい性格からつい甘やかしてしまいがちになりますが、元々は猟犬であることを念頭に置いておくことが大切です。
愛情を持って接し、時には心を鬼にして接していくことも必要です。

また、ダブルコートと呼ばれる二重構造の毛質をしていることが多く、毛量が多いために暑さに弱く、さらに体が小さく保温機能が低いため寒さにも弱い犬種だと言われています。

夏には暑さ対策を、冬には寒さ対策をしてあげてカニンヘンダックスが快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

カニンヘンダックスのしつけについて

カニンヘンダックスのしつけは、特に難しいということはありませんが、猟犬ならではのクセがつきやすい傾向があるので、子犬のうちからしっかりとしつけていくことが大切です。
愛玩犬ではなく猟犬だということを理解してしつけを行っていきましょう。

褒めて伸ばすことを意識して、失敗を減らし成功例を重ねる工夫をしていくことがしつけのコツとなります。
いけないことをした時には無視をするのが効果的です。

カニンヘンダックスのしつけ その① トイレ

カニンヘンダックスのしつけで、最も苦労するのがトイレのしつけと言われています。
室内犬であることからも、一番最初に覚えて欲しいと考えますよね。

カニンヘンダックスにトイレを覚えてもらうためには、失敗を少なくして成功例を重ねることがコツとなります。

床を嗅ぎながらクルクルと回っていれば、排泄する時のサインです。
最初のうちは、そのサインを見逃さず飼い主がトイレに連れて行って、排泄が終わるまでは絶対に出さないようにしましょう。

上手にできれば褒めてあげる、少しでもはみ出たり失敗した時には、叱らずに速やかに片付けるようにして根気強くしつけていきましょう。

カニンヘンダックスのしつけ その② 無駄吠え

カニンヘンダックスは本能的に吠える性質が強い傾向にあります。

警戒心の強さから来客時や聞きなれない音などの何か異変を感じることで吠える、寂しさや退屈から吠えるということもあります。

こうした無駄吠えをさせないようにするには、社会化期に外に連れ出して人や他の動物、生活音などに慣れさせて社会性を身に付けておくことや、十分な運動をさせてあげること、普段から構いすぎず一人の時間を設けるようにしましょう。

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8月 31st 2018
  • カニンヘンダックスのしつけ その③ 掘り癖

    カニンヘンダックスの癖でつきやすいのに掘り癖もあります。
    カニンヘンダックスの掘り癖でソファやクッションをボロボロにされて困っている飼い主さんは少なくないようです。

    しかし、掘る行為はカニンヘンダックスにとっては本能であり「掘ってはダメ」としつけるのは難しいでしょう。
    そのため、掘っても良い場所を与えて、掘られて困る破壊行動をしないようにしつけていきましょう

    公園の砂場に連れて行く、部屋の中に雑巾などを敷きつめた場所を作るなどして工夫をして、掘っても良い場所を作ってあげましょう。


  • カニンヘンダックスのお手入れ

    カニンヘンダックスのお手入れは3種類の毛質によっても異なってきますが、共通して言えるのは比較的お手入れがしやすい犬種だという事です。
    臭いが強いということもありません。

    ただ、抜け毛は基本的に毛質が二重構造のダブルコートであることが多いため、小型犬とは言え比較的目立ちます。
    毛質の種類によって、それぞれに適したお手入れを行ってあげましょう。

    カニンヘンダックスのお手入れ その① ブラッシング

    被毛の種類が異なるため、それぞれに適したブラッシングが必要です。
    いずれも、抜け毛や汚れを取り除いて皮膚の健康を保ちましょう。

    ◆スムースのブラッシング

    抜け毛はありますが毛玉ができることもないため、最も簡単にブラッシングができます。
    ラバーブラシを使って抜け毛を取り除き、獣毛ブラシを使って艶を出してあげましょう。
    少なくても週1回は行いましょう。

    ◆ロングのブラッシング

    毛が柔らかく長いため、毛玉ができやすく抜け毛も目立つ種類です。
    特に胸元の飾り毛や耳の後ろやお尻周りなどに毛玉ができやすいため、できれば毎日、少なくても週3回の定期的なブラッシングが必要です。
    ピンブラシ・スリッカーブラシ・コームを使って毛並みを整えてあげましょう。

    ◆ワイヤーのブラッシング

    硬くて短い毛質のため、絡まることはほとんどありませんが、プラッキングという毛を抜く処理をしていないと毛質が変わると言われています。
    プラッキングの処理をおこなうには正しい知識と技術が必要なため施術してくれるトリミングサロンを探すことをおすすめします。
    自宅内では、ロング同様のブラッシングでピンブラシやスリッカーブラシを使って少なくても週3回ブラッシングしてあげましょう。

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    犬のブラッシングの頻度と正しい手順嫌がる時の対処法

    2月 8th 2018
  • カニンヘンダックスのお手入れ その② シャンプー

    シャンプーは他犬種同様、頻度が多すぎると皮膚を傷めることになりますので、種類を問わず月に1~2回の頻度でシャンプーをしてあげましょう。

    シャンプーのあとは、ドライヤーを使用してしっかりと乾かしておきましょう。
    生乾きにしておくと、雑菌が繁殖し体臭や皮膚病の原因となります。

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    6月 10th 2018
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    カニンヘンダックスのお手入れ その③ トリミング

    基本的にカニンヘンダックスの3種類いずれもトリミングが必要ない犬種ではありますが、「ロング」は飾り毛が伸びて外見の面や暑さ対策の面からお手入れが必要になるということや、「ワイヤー」ではプラッキングが必要な場合もあります。

    そのため、必要に応じてトリミングに連れて行ってあげると良いでしょう。

    その他にも、爪切りや足裏バリカン、肛門周りバリカン、肛門腺絞りなどの全身ケアも、月1回を目安に行ってあげましょう。

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