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さらに愛犬によっては、もっと深刻な症状を見せる場合があります。
- クンクン、ヒンヒンと鳴いて止まらない
- はぁはぁとパンティングが止まらない
- 震えが止まらない
- パニックになり凶暴になる
- 自傷行為
- 家のものを破壊
- 全ての音に過剰反応
これらの症状がある際には、犬自身のメンタルが相当参っているサインになります。
長時間収まらない場合は、積極的に獣医さんに相談してみることをおすすめします。
犬が台風を怖がっているときの対処法
犬が台風や豪雨、雷を怖がっているときの行動は、それぞれ個体差がありますが、大半は震えて落ち着きがなくなったり、カウチや家具の隙間に入ろうと必死になったりします。
甘えん坊の犬であれば、とにかく吠えて飼い主さんに抱っこを求めるかもしれません。
気の毒になる程怖がっている姿を見ると、飼い主としてはなんとかしてあげたいと思うものです。
私たちができる対策をご紹介いたします。
音で紛らわす
台風や豪雨、雷からなる木々の音、雨の打ち付ける音、窓のガタガタ音は普段聞くことがない音です。
それを消すことはできませんが、聞こえづらくなるように、テレビや音楽、ラジオなどを流し、外の怖い音を聞こえづらくしてみましょう。
特に楽しげな飼い主さんの好きな音楽などは、飼い主さんの気分の良さが愛犬にも伝わるので、安心につながります。
安心させるグッズを使う
犬は、程よい圧力で体を包み込まれると安心できる習性があります。
最近ではその修正を活かし、犬の不安を緩和させるための「サンダーシャツ」というのも販売されています。
ベストやジャケットなど、胴の周りにしっかりと装着できるお洋服を着せてあげると、恐怖心を軽減させる手助けになるかもしれません。
[ボア&キルトリバーシブルベスト]
柔らかい素材のボア&キルトベストは程よくフィットし、優しく愛犬の体を包んでくれます。
リバーシブルで使えるので愛犬の好みに合わせて使い分けが可能です。
カーテンを閉める
カーテンを閉めることで、雷のピカッという光を見なくて良くなります。
また遮音カーテンというものがあり、外の音を軽減する効果があります。
家中のカーテンを遮音カーテンにするのが不可能な場合、犬が常にいる部屋だけでも可能であれば変更してあげるのも方法です。
隠れられる場所を作ってあげる
怖いものは何をしても怖いものです。
少しでもここは安全だと思える基地的な場所を作ってあげましょう。
極力窓から遠く、外の気配を感じにくい場所に寝床を作ってあげます。
犬用のベッドでもいいですし、クレートなどを置き、完全に中に入れるようにしてもいいでしょう。
お気に入りのおもちゃと飲み水を置いてあげ、ここだけは安全と思える場所を作ってあげます。
抱っこをして落ち着かせる
犬が恐怖を感じ落ち着かない場合、落ち着くまで抱っこをしてあげてください。
飼い主さんの温もりと、心臓音を犬が感じることで、守られているという安心を感じることができます。