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◆飼い主から糞を隠したい・叱られたくない
トイレを失敗してしまった時に飼い主に怒られたことを覚えているのかもしれません。
また怒られないよう証拠を隠すために食糞してしまうようです。
◆子犬・母犬期の習性が残ってしまう
本来なら自然となくなるはずの子犬期や母犬期の食糞が癖になっている可能性があります。
また、子犬がペットショップなどでの飼育環境が原因で食糞するようになり、そのまま癖になっていることもあります。
◆母犬や飼い主の真似をしている
母犬が食糞していたのを覚えていて真似をしていることがあります。
同様に飼い主が糞を片付けているのを見て「片付けるもの」だと認識し、真似をして食べることで処理しているつもりでいる可能性があります。
◆飼い主の気を引きたい
以前食糞した時の飼い主のリアクションを「自分に注意が向いた・喜んでいる」と勘違いしてしまったことから、飼い主の気を引きたくて食糞してしまうことがあります。
◆寄生虫
お腹に寄生虫が寄生してしまうことで寄生虫に栄養を奪われ、不足している栄養を補うために食糞することがあります。
◆多食症
糖尿病やクッシング症候群などの症状にある多食症によって、食糞行動に繋がってしまうことがあります。
◆認知症
認知症になることによって、目の前にある物体が何なのか自分が何をしているのか分からなかったり、ご飯だと勘違いして食糞に繋がってしまう可能性があります。
◆消化器系の疾患
消化器系の疾患や未発達などが原因で、栄養を補うことを目的に食糞してしまうことがあります。
◆薬の副作用
何らかの疾患で服薬している薬の副作用によって、一時的に異常行動を示すことがあります。
その異常行動の一つに食糞があります。
犬に食糞をさせないための予防法
食糞の予防法①
~適正な食事の量と回数を与えましょう~
フードに飽きてしまわないようトッピングを加えてみたり、種類をローテンションするなど工夫してみましょう。
また、フードの種類が変わったことで食糞するようになれば、元のフードに戻します。
消化不良を起こさないためにも、適正な食事の量と回数を守って与えるようにしましょう。
適量であるのにも関わらずお腹を空かせて食糞するようであれば、回数を増やすなどして工夫してあげてください。
食糞の予防法②
~大げさなリアクションはしない~
犬が糞を食べそう、もしくは食べている時でも、「やめて~!!」などリアクションはしないようにしましょう。
そのリアクションによって、飼い主が喜んでいると勘違いしてしまう可能性があります。
また、トイレを失敗しても叱らないようにしましょう。
そのことがトラウマとなり、失敗したときに隠そうと食糞してしまうことがあります。
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