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しつけやすい特徴を持ち、飼いやすいさでも定評のある犬種ですが、逆に賢すぎるがために甘やかして育てることでわがままな性格になってしまうことがあります。
トイプードルの子犬のパピーカットとは
トイプードルパピーカットとは
子犬の生後~1歳ごろまでの期間をパピー期と呼びます。
この期間に子犬は成犬へと体の成長が大きく見られる期間になりますが、被毛においても言えることです。
トイプードルの被毛は、硬めでくるくると巻いた毛が特徴的ですが、子犬の頃はフワフワで柔らかく綿毛のような軽い毛をしています。
このパピー時期の毛質を生かしたカットが「パピーカット」です。
このパピー期独特の柔らかい毛は、だいたい1歳~1歳半ぐらいまで続きます。
成長と共に成犬のコシのある毛になっていき、様々なスタイルを作りやすくなります。
トイプードルのパピーカットのスタイル
パピーカットでは、子犬ならではの毛質を生かしたフワフワで丸みを帯びたスタイルに仕上げるのが定番です。
ただし、すべてのトイプードルが同じ体型や顔立ちをしているわけではないため、ボディバランスや顔立ちに合ったスタイルなど、可愛く見える形はそれぞれ違い印象も異なります。
カットして長さを整えながら、将来やりたいスタイルに向けて徐々にベースを作っていきましょう。
トイプードルの子犬のパピーカットが必要な理由
トイプードルの子犬がパピーカットをするメリットは、見た目の可愛さ以外にもあります。
理由① 「トリミングに慣れさせるため」
トイプードルは放っておくとどんどん毛が伸びていく犬種なので、定期的なトリミングは必須です。
そのため子犬の頃からシャンプーやカットに慣れさせておくことが大切です。
成犬になってから初めてトリミングに連れていくと、慣れるのに時間がかかることもあります。
怖がりの犬は、初めはシャンプーだけをしてもらうなど、性格に合わせて徐々に慣らしていくと良いでしょう。
理由② 「衛生的にするため」
口周りや手足、肛門周りなどは、毎日の食事や散歩、排せつなどで何かと汚れがちな場所です。
この部分が伸びすぎると不衛生な状態になりますので、こまめにカットして汚れにくいようにしておきましょう。
雑菌が繁殖すると臭いの原因にもなってしまうでしょう。
トリミングサロンだけでなく、自宅でもカットできるようにしておくことをおすすめします。
また子犬は動きが活発で何かと汚れがちですので、短くカットしておくと手入れが楽です。
理由③ 「毛質を整えるため」
子犬のうちからこまめにカットしておくことで、毛質がしっかりして、毛量が増えぎっしりと毛が生えると言われています。
反対にパピーカットをせずに伸ばしっぱなしのままにしておくと、細くてコシのない毛になってしまいがちです。
トイプードルのカットスタイルの中には、長い期間をかけて土台作りが必要なカットスタイルもあるため、したいスタイルにするためにはこまめなカットを行って、被毛が成犬の被毛へ育つよう整えていくことが必要です。
トイプードルのいろいろなスタイルを楽しむためにも、子犬の頃からこまめにカットしていきましょう。
理由④ 「健康チェックにも役立つ」
トリミングをする際は全身の隅々のお手入れを行うため、体に異常がないか確認することができる機会となります。
特にドライヤーを体に当てる時には、普段は確認しづらい全身の皮膚の状態までチェックすることができます。
ノミ・ダニはいないか、脱毛がないかなどに気付けやすくなるのです。
このことから「トリマーは第2のドクター」とも言われています。
トイプードルのパピーカット トリミングデビュー
パピーカットはいつからできる?
トイプードルのパピーカットは、一般的に生後4カ月頃がデビューの目安だと言われています。
犬の生後3カ月頃までは、まだ足腰も弱く体調も不安定なため、トリミングによって体調を崩してしまう可能性があるでしょう。
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