アメリカンコッカースパニエルの抜け毛と日々のお手入れについて

アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語.

また、定期的なトリミングやシャンプーも必要です。

日々のケアを怠ると、毛が絡まり、毛玉がたくさんできてしまい皮膚病の原因となります。

家での毛のお手入れは、スリッカーやブラシ、コームを使いってゆっくりといていき、毛の流れを整えてあげます。

抜け毛が多いので、毎日お手入れをしていても小さな毛玉が出来ることはあります。

毛玉が出来てしまっているところは、無理矢理引っ張らず、根本を指で固定して優しくほぐしてあげましょう。

また、皮膚が脂っぽいので、頻繁にシャンプーをしてしまいがちですが、シャンプーをし過ぎると乾燥し、皮膚病の原因となります。

皮膚病になると、毛艶も悪くなり、抜け毛も増加しますので、シャンプーの頻度は、月1~2回が目安となります。

アメリカンコッカースパニエルのブラッシング方法

ペットショップなどに出向き、犬のケアグッズをみるとわかりますが、一言にブラッシングといっても、犬のブラッシングアイテムはたくさんあります。

どれをどのように使ってブラッシングすればいいのか、具体的にご紹介していきます。

アメリカンコッカースパニエルのブラッシングに使うアイテム

  • スリッカーブラシ 
  • コーム
  • 獣毛ブラシ(被毛の艶出し用)
  • グルーミングスプレー(乾燥している時期)

◆アメリカンコッカースパニエルのブラッシング方法◆

  1. まず、スリッカーブラシ またはピンブラシで根元から優しく、皮膚を傷つけないようにブラッシングします。
  2. 面積の大きい背中から初め、手足、顔の順番でブラッシングします。
  3. 全身のブラッシングが終わったら、毛玉がないかどうかコームを使い、被毛を整えます。
  4. 最後に絨毛ブラシで被毛の表面をマッサージするようになでることで、被毛に艶が出ます。

アメリカンコッカースパニエルは乾燥する時期、何もしないでブラッシングを始めると、静電気が起きる場合があります。

それを防ぐためにも、ブラッシング前にグルーミングスプレーを使うと、余計な静電気が起きず、アメリカンコッカースパニエル自身も不快感なくブラッシングをされることができるでしょう。

抜け毛対策はどうすればいいの?

アメリカンコッカースパニエルは、抜け毛が多い犬種と言う事をしっかり理解し、あとはこまめに掃除をするしかありません。

抜け毛が減るような根本的な対策はないので、抜け毛で部屋が汚れる前に、毎日ブラッシングをしっかりすることが大切です。

それでも気になるのであれば、空気清浄機やロボット掃除機を使い、常に部屋を綺麗に保つのも一つの方法です。

また、寒さが苦手なアメリカンコッカースパニエルですので、冬の間は服を着せ、毛が抜け落ちるのを少しは減らすことができます。

しかし、静電気や摩擦で毛が絡まる原因にもなりますので、ブラッシングをマメにしないといけません。

こういった長い毛のお手入れが大変だったら、トリミングで短くカットしてもらうのも一つの方法です。

そうすれば、日々のお手入れが楽になり、抜け毛もあまり気にならなくなることでしょう。

アメリカンコッカースパニエルの抜け毛対策にファーミネーターを活用

ファーミネーターという抜け毛が多く、被毛が豊富な犬用のブラシがあります。

使うことで、抜け毛や死毛がごっそりと取れるので、普通のブラシと組み合わせることで、換毛期の抜け毛対策に効果が期待できます。

種類も様々あり、体の大きさ・被毛の長さなどでアメリカンコッカースパニエルに最適なものを選ぶようにしましょう。

優れもののファーミネーターだけど、使い過ぎに注意

大変便利なファーミネーターではありますが、普通のブラシよりも抜け毛が取れる分、注意しなければならないことが5つあります。

  1. 毎日使わない
  2. 1回の使用時間は10~長くても20分まで
  3. 肩甲骨や背骨のように骨ばった場所でのファーミネーター使用は慎重に
  4. 力を入れて使わない
  5. 濡れた被毛に使わない

ファーミネーター は大変便利ではありますが、使い過ぎるとアメリカンコッカースパニエルの皮膚を傷つけてしまう可能性があります。

頻度で言えば、週に1~2回がベストになります。

通常のブラッシングと組み合わせることで、アメリカンコッカースパニエルの皮膚を傷めることなく、抜け毛対策を図れるでしょう。

「抜け毛対策で洋服を着せる」は正しい!?

最近では様々な犬用の洋服があります。

洋服を着せたら、抜け毛が減るのでは…

人間目線で言えば、答えは「イエス」でしょう。

でも、犬目線で言えば、正しいとは言えません。

本来犬に洋服は必要ないものになります。

洋服がない代わりに被毛があり、被毛が弱い皮膚を守ります。

室内で四六時中洋服を着せてしまうと、確かに抜け毛は減りますが、洋服でカバーされてしまった皮膚は皮膚呼吸できません。

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