アメリカンコッカースパニエルの避妊手術における注意点

何事もなかったかのように、アメリカンコッカースパニエルは陽気に過ごしてくれるでしょう。

様々な病気が予防はされますが、逆に気をつけなければならないことが1つあります。

それが、「太りやすくなる」ということです。

避妊手術をし、子宮等がなくなるとカロリー消費が減ることと、ホルモンバランスの変化で太りやすくなります。

ただでさえ、アメリカンコッカースパニエルは食べるのが大好きな個体が多いので、食事管理をきちんとしてあげないと、肥満になってしまします。

アメリカンコッカースパニエルの肥満からなる危険な病気は?

肥満が原因でなってしまう可能性がある病気があります。

例えば、

  • 膵炎
  • 糖尿病
  • 尿路結石・膀胱結石
  • 関節炎
  • 心臓病

などがあります。

アメリカンコッカースパニエルに限らずどの犬もそうですが、犬の肥満は痩せさせるのに大変苦労します。

極端に食事を減らすこともできませんし、極端に運動量を増やすことも出来ません。

時間をかけてゆっくりダイエットをしていくようになります。

まずは、太らせない!! それが重要になります。

アメリカンコッカースパニエルがエリザベスカラーを嫌がる!!どうしたらいい?

エリザベスカラーを嫌がる犬がほとんどではないでしょうか。

  • 歩くのにもぶつかる。
  • 水もうまく飲めない。
  • 食事?どうやって食べるの?

と、気が滅入るくらい、ストレスを感じるでしょう。

どうしても、エリザベスカラーを嫌がる、もしくは、それをしているがために元気がないなどと言う場合、犬用の術後服を着せてみてはいかがですか?

患部を舐めたり掻いたり出来ないように、きちんと保護できる作りになっていますので、アメリカンコッカースパニエル も、余計なストレスから解放されるでしょう。

術後服のおすすめ

きちんとメス用に作られた術後服になります。

動物病院と共同開発されたという術後服になるので、安心です。

エリザベスウエア

アメリカンコッカースパニエルが成犬やシニア犬でも避妊手術は必要なの?

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術をお考えであれば、早い時期がいいとご紹介しました。

では、成犬やシニア犬には必要ないのでしょうか?手遅れなのでしょうか?

飼い主さんによっては、アメリカンコッカースパニエルの成犬やシニア犬を保護して飼い始めることもあるでしょう。

結論から言うと、年齢問わず、健康に問題がなければ避妊手術によって得られるメリットは同じにあります。

避妊手術をしないためにかかる可能性がある病気は、年齢と共に発生率は上がっていきます。

病気になってからでは遅いので、体力があり、手術を受けられる状況にいるのなら、受けることを検討してみてもいいでしょう。

結局のところ、アメリカンコッカースパニエルの避妊手術は必要なの?

アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語.海

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術について、様々なことをご紹介してきました。

得られるメリット・デメリット、気をつけたいことなど様々あります。

その結果、じゃあどうするのが正解なの?とお悩みにならないでください。

最終的にどうするかは、飼い主さんの気持ち次第です。

どのようにご自身のアメリカンコッカースパニエルを育てていきたいか、そこに向き合ってあげて決めてあげてはいかがでしょうか。

避妊手術をしてしまったら、将来的にやっぱり、子供を産ませてあげたかったと思っても手遅れです。

アメリカンコッカースパニエルの体調を考え、ご家族で先々子犬を望むのかどうか、望まない場合、不必要なストレスがかからないように、手術を選ぶのか…

ご家族と話し合って、1番納得がいく答えを出してください。

この記事のまとめ

アメリカンコッカースパニエル の避妊手術における注意点
  • 体重11〜13kgの中型犬。ダブルコートの長毛種
  • 毛色:単色、パーティーカラー、トライカラー、など20種類以上の毛色の組み合わせあり
  • 性格は、「好奇心旺盛で楽しいことが大好き」「人や他の犬にもフレンドリー」「物覚えがよく、集中力がある」「食べることが大好き」「警戒心があまりなく、誰とでも遊べる」「寂しがり屋なため、留守番が苦手」
  • 避妊手術とは:将来、子供を産むことがないよう、妊娠できなくなるように、支給と卵巣を全摘出するか、卵巣のみ摘出する手術
  • 避妊手術をするタイミング:初めての発情がくる前が望ましい
  • 避妊手術の費用:大体2〜5万円
  • 避妊手術と一緒に、歯石除去など口腔内ケアをしてもらうと良い
  • 避妊手術前から動物病院に慣れさせておく
  • 避妊手術のメリット:「妊娠・出産がない」「問題行動が軽減されることがある」「ヒートがなくなる」「ストレス軽減」「至急蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気の予防」
  • 避妊手術のデメリット:「太りやすくなる」「全身麻酔のリスク」「ホルモンバランスが崩れやすくなる」「ドッグショーの出場資格がなくなる」「糸アレルギーのリスク」
  • 避妊手術後:肥満防止のため食事管理が大事

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術における注意点 さいごに

避妊手術は、麻酔をかけてする手術となりますので100%安全という訳ではありません。

もちろん避妊手術をすることで様々なメリットもあります。

また、アメリカンコッカースパニエルならではの注意点もありますので、そこも含めてしっかり考えてあげましょう。

手術後の身体的・精神的なケアもしっかり行うことが大切です。

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