アメリカンコッカースパニエルの避妊手術における注意点

アメリカンコッカースパニエルを飼っているのであれば、自慢の毛を綺麗にカットしている飼い主も多いと思います。

動物病院での毛剃りや消毒液等の付着に抵抗があるのであれば、避妊手術前に思い切って伸ばしている毛を短くしましょう。

それにも抵抗がある場合は、毛刈りの範囲を最低限にしてほしいと動物病院に伝えましょう。

また、避妊手術後は抜糸までトリミングやシャンプーへ行くことが出来ません。

避妊手術前に行っておくことをオススメします。

*手術に向けて、余計な体力を使わせないよう、シャンプーやトリミングは、手術予定日より1週間前には済ませておきましょう。

アメリカンコッカースパニエル の避妊手術の流れは?

まず、手術を受ける動物病院を決め、必要に応じて、メリカンコッカースパニエルの健康チェックなどがあるかもしれません。

それらで問題がなければ、手術の予約をするのと同時に、手術前日、当日、手術後の説明があります。

避妊手術では全身麻酔になりますので、前日の夜から絶食となることがほとんどです。

また手術後は、ほとんどの場合1泊入院することが多く、術後の経過によっては、もう少し入院が長引くことも考えられます。

手術を行う動物病院によりますが、開腹手術ではなく、腹腔鏡手術の場合、傷口が小さいため、手術当日帰れることも可能なことがあります。

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術の費用は?

避妊手術の費用は、その病院によっても変わってきますが、大体2~5万円になります。

お住まいの地域によって、行政から避妊手術の補助金がもらえるところもあるようなので、お住まいの地域のサービスを確認することをおすすめします。

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術、一緒にしてもらえるといいかも!?

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術は、全身麻酔をするとご紹介しました。

獣医さんや、ご自身のアメリカンコッカースパニエルの状態にもよりますが、全身麻酔で避妊手術終了後、歯石除去を行ってもらったり、稀に、永久歯に紛れて乳歯が残っていることがありますので、それらの抜歯をしてもらうと良いでしょう。

そういった口腔内のケアも一緒にしてもらえるようであれば、あとからまた全身麻酔で口腔内のケアをする必要がなくなり、アメリカンコッカースパニエルの負担も軽減されます。

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術前、何かしておくことは?

避妊手術自体、そんなに難しい手術ではありません。

それでもアメリカンコッカースパニエルにとっては、全身麻酔をしての大事件になります。

相当緊張することでしょう。

突然、行ったこともない動物病院にいきなり連れて来られ手術!というのは、アメリカンコッカースパニエルの精神的にもストレスがかかります。

そのため1番いいのは、少しでもアメリカンコッカースパニエルの負担を軽くするために、アメリカンコッカースパニエルを飼い始めた時点で、かかりつけの動物病院を決め、簡単な健康チェックだけでも先に何度か連れていくといいでしょう。

そうすることで、病院に行くという行為自体に慣れさせておくと、過剰なストレスや恐怖を軽減させられます。

アメリカンコッカースパニエルの避妊手術後の注意点

避妊手術後の処置は動物病院によって様々ですが、傷口に絆創膏のようなテープを貼ったり、包帯を巻いたりします。

また、傷口を舐めないように、エリザベスカラーを付けられることも多いです。

このように、普段とは異なる状態あることや手術の痛みなどで、アメリカンコッカースパニエルは大きなストレスを感じます。

避妊手術が終わった後は、自宅の落ち着く場所で安静に過ごさせてあげましょう。

基本的には、抜糸ができる1週間から2週間の間はこのような姿で生活しなければなりません。

アメリカンコッカースパニエルのエリザベスカラーは大きいサイズになります。

ご飯を食べづらくしているのであれば、食器の高さを高めにして上げると食べやすくなります。

アメリカンコッカースパニエルは、皮膚が弱い犬種ですので、包帯やテープでかぶれる場合があります。

あまりにもかぶれが酷くかゆみを伴う場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

テープや包帯を定期的に交換するなど、その症状にあった処置をしてもらわなければいけません。

アメリカンコッカースパニエルの手術後の生活について

アメリカンコッカースパニエルが避妊手術を終え、抜糸が完了すると、いつもの生活が戻ってきます。

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