トイ・プードルに洋服は必要!?洋服を着せることのメリット・デメリットは?

特にシングルコートのトイプードルは寒さに弱い傾向があります。
冬になると毛布や人間の洋服にくるまったりしている姿をみることもあるのではないでしょうか?そのようなときにも洋服は体を温めてくれる便利なアイテムです。

近年は温暖化によりエアコンの使用率が高くなり、暑い夏場でも室内は涼しく過ごせますが逆に部屋が冷えすぎてしまっていることも。
そんな時に洋服を着せることで夏場の冷え防止にも役立つでしょう。

また夏場の直射日光は熱中症の原因になります。
散歩などはなるべく日差しの弱い時間帯に行うことをお勧めしますが、お出かけの際やどうしても直射日光を浴びる時間が長い場合は、冷感素材のある洋服を着せることで体温上昇を防ぐことも期待できます。

メリット② マナーの一環として

抜け毛の多い犬種であれば、抜け毛が飛散するのを防ぐことに洋服を着せることはとても効果的な方法です。
それでもトイプードルは毛の抜けにくいため、その必要性はないと考えますが、全ての人がトイプードルの抜け毛の少なさを知っているわけではありません。

犬の被毛でアレルギーを起こしてしまうような人もいるため、人が多い公共の場所で洋服を着せることはマナーにもなり得るのです。

洋服を着せることで抜け毛が飛び散るのを防ぎ、犬が苦手な人に対しても衛生的であることをアピールできます

メリット③ 汚れ対策に

遊ぶことが大好きで活発なトイプードル。
散歩などに出掛けると草むらや泥道になりふり構わず突っ込んでいったりして汚れが気になってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そんな時洋服を着せておけば体や被毛にゴミやほこりなどの汚れを付いてしまうのを防ぐことができます。

汚れだけではなく、花粉やダニなどの寄生虫、場合によってはケガからも身を守る役割も洋服はしてくれます。

トイプードルに洋服を着せるデメリット

トイプードル

デメリット① 被毛へのダメージや毛玉の原因に

洋服の生地と被毛が擦れることで、ダメージや毛玉の原因になってしまいます。
特に脇やお腹のりに毛玉ができやすいです。

毛玉になったものをそのままにしておくと、さらに毛玉が増えて皮膚への通気性が悪くなってしまい汚れが溜まり細菌が繁殖、そして皮膚病になってしまう可能性も出て来るでしょう。

特に化学繊維の服は静電気が起こりやすいため、ダメージと毛玉の原因になりやすいです。
洋服を選ぶ際には値段だけで選ぶのではなく、天然素材など着心地のいいものを選んであげること、そしてこまめに念入りなブラッシングをして毛玉にならないよう注意してあげることが必要となってきます。

デメリット② 体温調節の妨げに

夏に通気性のよくない服を着せてしまうと暑さから熱中症や脱水症状になることがあります。
また、冬場に寒さ対策を目的に洋服を着せていると室内では暑くなってしまって、体温調節ができず熱が籠ってしまうことになるでしょう。

そうなった時も犬は人のように、寒い時には上着を着て、暑くなったら脱ぐということはできませんし、暑い寒いと言葉で伝えることもできません。

洋服を着せる場合には、ただ着せるのではなく、常に寒がっていないか暑がっていないか愛犬の様子に気を配りいつでも脱がせられるようにしましょう。

デメリット③ ストレスになることも

洋服を嫌がる子に対して無理やり着せることはストレスになってしまうでしょう。

犬には絶対に洋服が必要と言うわけではありませんので、無理して着せないようにしましょう。

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