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ポメラニアンの先天性障害で多いのが、
- 虚弱体質
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 心臓疾患
などになります。
中には生まれた時から目がない、もしくは盲目の場合もあります。
見た目とても珍しい被毛のカラーを持ち、目の色も特別なことが多く、魅力的に映るのも理解ですます。
ただ健康面で言えば、一般的なポメラニアンに比べ、やはり様々な問題を抱えていることは確かであり、どちらかと言えば、長生きをできることも少ない個性の犬になります。
理解した上で購入するということと、そういう安全ではないマールカラーのポメラニアンだけを、積極的にブリーディングしているブリーダーからは譲り受けないように気をつけましょう。
ポメラニアンは毛色によって、性格が違う?
いろんなウワサはありますが、ポメラニアンの毛色と性格は、実際は直接関係ないという現時点での結論です。
これは、今でも研究がされていることで、現時点では関係ないとされてはいますが、実際、毛色に関係するメラニン色素の前駆物質も、脳を興奮させる神経伝達物質のドーパミンの前駆物質も同じドーパであることより、何か関連があるのではとはいわれています。
近い将来、そんなミステリーが明らかになるといいですよね。
ポメラニアンの毛色は年齢ごとに変わる?!
ポメラニアンにはいろんな毛色があるのですが、それともう1つ。
子犬の時期から成犬、シニア犬となる過程で、それぞれ毛色が変わりやすいという特徴もあるんです。
もちろん、変わらない場合もありますが、色の変化は多い個体で7回を超える場合もあります。
これには、メラニン色素が関係していると思われていて、色素が薄い個体は、成長とともに元の色が褪せてくる傾向があります。
またセーブルなどの毛色は、子犬時の模様は成長とともに変わっていき、色が薄くなったり濃くなったりして、変化を見せます。
そして、シニア犬になる頃には、黒かった毛も薄れ、人間同様白くなっていきます。
ポメラニアンを選ぶ時
ポメラニアンは、毛色によって性格が違うようなことはありませんが、毛色から受ける印象は少なからずありますよね。
オレンジやレッドのような明るい色は元気そうに見えますし、ホワイトやクリームは優しいイメージを持ちます。
ポメラニアンを選ぶときには、もちろん毛色だけではなく、顔つき・体型・元気があるか・健康に問題はないかなど、様々なことをトータル的に見て決めルと思いますが、今回はその中でも、どんな毛色や被毛のポメラニアンを選べばいいかのポイントをご紹介します。
1つの毛色にあまりこだわらない
子犬から飼う場合に多いのですが、成長と共にポメラニアンの毛色は変化しまうので、子犬の頃のその色が気に入って飼ったけれど、成長と共に、思っていた毛色からかけ離れたということがよくあります。
何度も変わる毛色を成長と共に、一緒に楽しむくらいの気持ちで選ぶようにしましょう。
被毛に艶がある
どんな毛色を持っていても、被毛に艶がなければいけません。
艶がない被毛の犬は、栄養がたりてなかったり、何かしらの皮膚疾患を持っていたりする場合があります。
健康なポメラニアンはツヤツヤな豊かな被毛を持っています。
被毛を観察する
被毛を観察したときに、フケがあったり、妙に触った感触が脂っぽかったりする場合、皮膚に問題があるか、アレルギー性の疾患を抱えていることがあります。
単純に綺麗に洗えば解決することもありますが、他の子犬は綺麗なのに、1頭のポメラニアンだけ違う場合は用心しましょう。
どちらにせよ、いろんな毛色があるポメラニアンですから、たくさんの情報を集め見て歩き、運命のポメラニアンを探してください。
この記事のまとめ
- ポメラニアンの体重:1.8〜2.5kgの小型犬。ただし大きさにばらつきあり
- ポメラニアンの性格:家族溺愛、活発、賢く好奇心旺盛、フレンドリー、プライドが高い
- JKCとは一般社会法人ジャパンケネルクラブの略名
- JKCで認められている毛色(定番カラー):「オレンジ」「レッド」「クリーム」「ホワイト」「ブラック」「ブラウン」「パーティーカラー」「オレンジセーブル」「ウルフセーブル」
- KKCで認められている毛色(レアカラー):「チョコレート」「ブルー」「ビーバー」「ブラック・タン」人気の毛色:「お園児」「ホワイト」「クリーム」「ブラック」「オレンジセーブル」
- 珍しい毛色:「チョコレート」「ブラック・タン」「パーティーカラー」
- ポメラニアンの毛色は個体差はあるが7回以上変わる場合がある
- ポメラニアンは毛色によって性格は変わらない
- ポメラニアンを選ぶポイント(被毛):①1つの毛色にこだわらない②被毛に艶がある③被毛を観察
ポメラニアンのカラーについて さいごに
本当に豊富な毛色を持つポメラニアンです。
実際、選ぶときにはかなり迷いますね。
また個体によっては子犬の時から成長するにつれ、毛色が変化する場合もあります。
毛色によって、ポメラニアン自体の雰囲気も全く違います。
年とともに変わっていく被毛を日々見続けるのも、ポメラニアンを飼っているからこその楽しみになります。
いろいろ悩み、毛色にばかり意識が集中してしまい、肝心な健康な子犬を選ぶことなどをお忘れにならないようにして、運命のポメラニアンをお探しください。
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