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パピヨンの寿命は13~15年ぐらいと言われていますが、その頃まで長生きするパピヨンも多いのだとか。
また、何十年とパピヨンだけの繁殖をしているベテランのブリーダーも数多くいます。
そのようなブリーダーから子犬を迎えれば、なおさら遺伝的な疾患の心配も少なくなるでしょう。
もとの体質が丈夫であるということは、長年犬を飼っていく上で、非常に大切なポイントです。
体が小さいため飼いやすい
大型・中型犬や運動量が必要なスポーティーな犬種と違い、パピヨンの必要とする生活スペースは大きく必要としません。
毎日の散歩とたまに思い切りドッグランなどで運動をさせてあげれば、十分快適な生活を送ることができます。
そのため、日本の住宅事情にも適応できる魅力があります。
癒しになる
パピヨンは大変頭が良く感受性も強いので、ときにセラピー犬として活躍しています。
愛玩犬として生活するのには、セラピードッグとしてのトレーニングは必要ありませんが、もともとそういう要素を持っているパピヨンは、一緒に生活するだけで、私たちの気持ちを汲み、生活を楽しく癒してくれるでしょう。
いろんなことを一緒に楽しみ、絆が生まれていく中で、癒やされると思う瞬間を多々実感することができます。
寿命が長い
パピヨンは比較的体が丈夫といわれ、犬種特有の遺伝性の疾患もないといわれています。
そのため食事管理に気を配り、健康管理をしてあげれば、平均的な寿命よりも長生きできる犬種であります。
残っている記録として、パピヨンの最高齢は23歳といわれています。
*ギネス記録を持っている長生き犬は、オーストラリアン キャトル ドッグという犬種で、29歳という記録があります。
魅力的なパピヨンになってもらうために
パピヨン自身は大変魅力的な犬種です。
ただ、どんなに魅力的な犬種であっても、きちんとしたお手入れやしつけをしてあげないと宝の持ち腐れとなり、問題犬の誕生となってしまいます。
パピヨンが持つ魅力を最大限引き出し、誰からも愛されるパピヨンにするかどうかは、飼い主さん次第となります。
そこで、パピヨンをより一層輝かせるためのポイントをご紹介いたします。
ぜひ参考になさってください。
甘やかすことと大事にすることは別
パピヨンは大変かわいく甘え方もうまいので、甘えられるとついついそれに答えてしまいがちになります。
パピヨンとの絆を深めるためには、スキンシップをしたり、一緒に遊んであげたりすることは、大変重要なことです。
ただ、パピヨンの要求全て、常に答えてあげるということはNG行為になります。
例えば、
- おやつの欲求
- 遊びの誘い
- 撫でて・抱っこの要求
などの要求を、いつもパピヨン発信で飼い主さんが行ってしまうと、要求したら答えてもらえると理解し、飼い主産がどんなに忙しくても、要求が通るまで吠えるようになるなど、行動がエスカレートしてしまいます。
要求に応えてはいけないということではありませんが、基本的には飼い主さん発信で、おやつをあげたり、遊んであげたりする方がいいでしょう。
飼い主さんがするべきことを先にして、それから要求を聞いてあげることで、パピヨンは「待つ」ということを覚えます。
賢いからこそしつけはしっかりする
パピヨンは賢い犬種ですが、教えてあげていないことはできません。
勝手にいろんなことを覚えることはないでしょう。
特に、犬としての本能的な行動以外は、私たちが人間と同居する上でのルールとして、教えてあげる必要があります。
パピヨンに最低限必要なしつけとは
人と生活する上で、最低限のしつけは必ず必要になります。
それは、人と犬がお互いストレスなく生活するための術になることと、人間社会にパピヨンがいうまく馴染むことで、パピヨンを事故などから守ってあげることにもなります。
まず、最低限どんなしつけが必要になるのかをみていきましょう。
最低限マスターさせたいしつけ
- トイレ
- おすわり
- 待て
- 呼び戻し
- トイレ
室内でパピヨンと生活するために、1番最初に覚えてもらうのがトイレになります。
◆トイレ
特に去勢をする予定がないオスのパピヨンは、成長とともにマーキングをし始めます。
それを室内でされてしまうと、私たちの生活はままなりません。
常にパピヨンの粗相を掃除する日々になってしまいます。
まずは、トイレというものを認識させ、そこで排泄することを教えることは大変重要なことになります。
◆おすわり
おすわりをさせるには、興奮を落ち着ける効果もあります。
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