パピヨンを飼うときに注意しておきたいこと

それでも犬にとってフローリングは危険で、安全に過ごせる飼育環境を整えてあげる必要があります。

特にパピヨンのような足が細い犬種にとってはフローリングで滑って脱臼や骨折などのケガを負ってしまう可能性があります。

フローリングに絨毯などを敷くようにする必要があります。

また、パピヨンはとても活発で運動能力もある犬種なので、ソファやベッドなどにも軽々とジャンプすることがあるでしょう。
そういった段差は足腰への負担となってしまったり、転倒してしまうと怪我をしてしまう可能性もあるでしょう。

スロープなどを設置するなどしてできるだけ段差を軽減した環境を整えるようにしましょう。

快適な室内温度を保って

パピヨンを飼う時には室内温度に気をつける必要があります。

パピヨンはフランスを原産とする犬種のため、日本の高温多湿の環境が合っているとはいえません。

特に夏の暑さは苦手とするため、熱中症になってしまう可能性だってあるでしょう。
除湿やエアコンなどを活用し、パピヨンが快適に過ごせる温度を保ってあげるようにしましょう。

冬場には、毛布やホットマットなどを活用して寒さ対策を行ってあげてください。

パピヨンが快適に過ごせる室温は23℃~25℃、湿度50%程度が過ごしやすいとされています。

運動が大好き。お散歩は欠かさずに。

小型犬とは言っても、パピヨンは活発で運動が大好きな犬種です。
そのため、運動不足になるとストレスとなって問題行動の原因になってしまうこともあるでしょう。

できるだけ毎日お散歩に連れて行ってあげましょう。

それでも、お散歩だけでは満足できないこともあるかもしれません。
週末にはドッグランに連れて行ってあげたり、高い身体能力を持った犬種でもあるためドッグスポーツに参加してみるのも良いでしょう。

ドッグスポーツは飼い主とパピヨンの間の信頼関係や主従関係の構築に大きく役立ってくるためおすすめですよ。

甘やかしすぎず、しつけもしっかり行おう。

パピヨンはとても賢い犬種で、小型犬の中ではプードルに次ぐ賢さを持つ犬種だと言われています。

賢い分しつけを怠ってしまうと問題行動の多いわがままな子に育ってしまうことがあります。

特に小型犬で愛らしい容姿をしたパピヨンですので、ついつい甘やかしてしまいたくなる気持ちも分かりますが、甘やかしすぎることで自分が家族の中のリーダーだと勘違いをしてしまい手がつけられなくなることだってあるでしょう。

そうならないためには、愛情を与えることと甘やかすことの違いを理解して接していくことが必要です。

できるだけ子犬の時期からしつけを行っていきましょう。

無駄吠えに注意する

パピヨンは音に対して敏感なところがあり、無駄吠えをしてしまうことがあるので、子犬の頃にしっかりとしつける必要があります。

とくに集合住宅で飼う場合は、なおのこと迷惑にならないように気をつけましょう。

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