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その際は、しっかりと乾かすようにして、身体を冷やさないように注意しましょう。
【多頭飼いの場合】
ウィルス性や寄生虫が原因による下痢である場合には、他の犬に移ってしまうこともあるので、排泄物に他のワンコが近づけないように気をつけましょう。
念のため診察結果が分かるまでは、他の犬とはトイレは別に、できることなら別々の部屋やスペースで過ごせるようにした方が良いでしょう。
子犬が下痢をしたら動物病院へ
診察時に獣医さんに伝えること
動物病院へ連れて行くと、獣医さんへ症状はいつ頃からか、頻度、排泄物の様子(持参できるのであれば提出する)、原因の心当たりはあるか、多頭飼育かどうか、ワクチン接種の有無、アレルギーの有無など子犬の情報で知っていることがあれば全て伝えるようにします。
何が治療の手掛かりになるかわかりませんので、些細なことでも全て伝えるようにしましょう。
また、その獣医さんに初めて診察してもらうと言う場合は、今の月齢、どれくらいの時に家にやってきたかなどの環境についてもお話しできるように、準備しておくと良いですね。
主な診察内容
犬の下痢で診察を受けると、主に問診と糞便検査を行うことになります。
その際に、前述のとおり子犬や症状に関する詳細なメモがあると診断の手助けとなるでしょう。
また、新鮮な便を持参をするとその便で糞便検査を行うことができるのでスムーズに診察が進むでしょう。
診察料金は?
動物病院は自由診療になるため、診察料金は病院によってそれぞれです。
そのため一概には言えませんが、問診+糞便検査でだいたい2,000円~5,000円程度を目安に必要になるでしょう。
さらに子犬の症状や状態に合わせて、追加検査や処置、薬が必要になれば、必要費用が追加されることになります。
ヨークシャーテリア子犬の下痢の予防法
下痢の予防としてできること
子犬の下痢には様々な原因があるため、完全に予防することは難しいかもしれません。
それでも、ストレスを軽減したり、食事に気を付けるといった、すぐにでもできる予防法もあります。
- 子犬が落ち着ける環境を整える
- ドッグフードを変更するときには急に変えず少しずつ変える
- 適切な量の食事を与える
- 食器はキレイに洗う。給水ボトルは不衛生になりがちなので要注意
- 適切な室内温度を保つ
- 誤飲誤食・食糞しないよう対策する
- 定期的な駆虫
- ワクチン接種
整腸剤・ビオフェルミンを常備しておく
子犬は下痢を起こしやすく体調も不安定です。
ストレスや冷えなどで下痢を起こしやすいといった子の場合には、あらかじめ動物病院で整腸剤を出しておいてもらうことをおすすめします。
また、人間用のビオフェルミンも代用することも可能です。
人間用のビオフェルミンを与える場合は、子犬の体重で与える量を調整してあげてください。
ヨークシャーテリアの子犬となると、1/10~1/15錠と極々少量になるでしょう。
与えるタイミングはできれば食後が良いですが、難しい場合には食事に混ぜて与えると良いでしょう。
いずれにしても、動物病院に一度相談されることをおすすめします。
もちろん病院で処方してもらったお薬があればそちらを優先して飲ませてあげてくださいね。
この記事のまとめ
- 子犬、特に生後3~4ヶ月頃までの子犬は下痢を起こしやすい
- 子犬の下痢は急変しやすいので動物病院へ。
- 子犬の下痢の原因で多いもの「ストレス」「食事」「冷え」「食糞」「寄生虫」「異物誤飲誤食」「ウイルス感染や細菌感染」などが考えられる
- 子犬が下痢をしたら「便の状態」「愛犬の様子(他症状はないか」を観察し、「新鮮な便を取っておく(診察用)」「症状などをメモ」して動物病院へ
- すぐに病院へ行けない時、子犬のうちの絶食はNG。少量を回数を増やして与える。
- 子犬が下痢をしても落ち着いて行動しよう
子犬を安全な場所へ避難させてから排泄物の処理を。直接触れないよう注意!! - 子犬が汚れてしまったらきれいにしてあげよう。
- 多頭飼いの場合は、排泄物に他のワンコが近づけないようにすること
- 適切な飼育環境・食事と健康管理で下痢を予防しよう
ヨークシャーテリアの子犬が下痢をしちゃった!慌てず落ち着いて行動しよう さいごに
子犬は下痢を起こしやすいです。
体力も免疫も低い子犬にとっては、急に症状が悪化することもあるので、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。
それでも飼い主さんが慌ててしまうと子犬も不安になってしまうでしょう。
慌てず落ち着いて対処することを心掛けましょう。
下痢だけでなく、今後嘔吐や発熱など色々な症状に見舞われることも考えて、日頃から健康カルテのようなものを作っておくのも良いのでしょう。
毎日の尿や便の様子を書きとめておくと、何かあったときに大変役立ってくれるでしょう。
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