寒いだけではないの?パピヨンが震えている時の原因とその対処法

これ以上の体温がある場合、発熱しているといえます。

パピヨンは発熱しているとき、全身が震えたり、呼吸が荒くなったりする症状が見られます。

  • 発熱の原因は様々あり、
  • 熱中症
  • 気管支炎
  • 感染症
  • 膀胱炎
  • 肺炎

などがあり得ます。

全身が震え、呼吸が荒い、食欲がなく元気がない、下痢などがあるときには動物病院に連れて行きましょう。

パピヨンの体温の測り方

パピヨンの体温は動物病院で測る以外、自宅でも測ることができます。

動物病院で使用しているように、肛門に体温計をさすものもありますし、それに自信がない方は、耳に差し込んで体温を測るものもあります。

◆体温計なしで簡易チェックする方法◆

すぐ手元に体温計がなかったり、体温計を嫌がりなかなか測れないという場合、簡易チェックではありますが、パピヨンの体を触ることでチェックする方法があります。

【触る部位】

  • お腹
  • 脇の下

以上の部分を触ってみて、いつもより熱くないかを確認します。

耳部分は特に、普段はそんなに熱いと感じる部位ではないので、耳が熱いと感じる場合には発熱があるかもしれません。

パピヨンにこんな症状があったら急いで病院へ!!

基本的にパピヨンが単純に震えてるだけで、それ以外は至って普通に生活し、食欲もあり、おしっこ・うんちもできている場合、早急に対処が必要な場合は少なく、様子を見てもいいかもしれません。

ただ、震えているプラスこれから紹介するような症状がある場合、緊急を要することがあるので、動物病院に急いで連れて行くようにおすすめします。

病院

パピヨンが震えプラス危険な症状とは?

  • 明らかに元気がない
  • 尋常じゃない震え方
  • 一時的な震えではなく、震えを繰り返す
  • 意識がはっきりしていない
  • 口で呼吸をしている
  • 食欲がない
  • 嘔吐
  • 下痢

パピヨンが震える病気には、内臓系の疾患、中毒、低血糖や神経、脳の炎症などがあります。

ぱっと見、どこがどう悪いのか判断つかないことが多いので、原因がわからない震えがあった際には、迷わず動物病院に連れて行くようにしましょう。

パピヨンがケガで震えている時の対処法

パピヨンが震え、明らかにどこかを痛がっている場合、飼い主さんがパニクってしまうと、パピヨンはその気配を読み、余計怖がってしまいます。

まず、飼い主さんは心臓バクバクなのを抑えつつ、平静を装い、優しくパピヨンの体を観察しましょう。

いつから痛がって震えているのか、どこかを切って出血しているのか、関節を痛がっているのか、少しでも多くの情報を集めます。

そしてかかりつけの獣医さんに指示を仰ぎましょう。

◆パピヨンの体を観察するときのチェック項目◆

  • いつ、何をした後に震え・痛み出したか
  • 出血の有無
  • どの動きをしたときに1番痛そうか
  • 歩けるか、歩き方はどうか(例…腰を下げて歩く・片足を上げて歩くなど)

以上のことを最低限確認した上で、獣医さんに状況を伝えた方が、獣医さんも状況を把握しやすく、素早い対応に結びつきます。

動物病院へは早く行くことに越したことはありません。

万が一ヘルニア だった場合、一刻が後遺症の有無にも繋がります。

また、動物病院へ向かうときは、少しでもパピヨンに負担がかからないように、体が動かないように大きなバスタオルなど柔らかいもので固定してあげるといいでしょう。

パピヨンは寒さに敏感

パピヨンは寒さに弱い犬種になるので、室内飼いをしなくてはいけません。

それでも冬は寒いと感じるでしょう。

寒い日の気温差に注意!!

パピヨンの寒さで震えることに付随して注意が必要なのが、気温差になります。

寒さに震えるパピヨン を思い、室内を快適温度にキープすることはよくあることですよね。

ただし、気をつけないとそこに落とし穴があります。

室内は快適な気温の空間でも、外に散歩に出る時は大変寒く、その気温差がパピヨンの体にストレスがかかり、心臓などに負担がかかってしまいます。

また、下痢など具体的な症状にあらわれることもあります。

できる対策として、寒い日の散歩は、急に暖かい部屋から外に出るのではなく、散歩前10分など、体を慣らすために、室内より気温は低く、外より気温が高い玄関などに待機するなどし、体を慣れさせ、防寒服を着させるなどした上で散歩に行くのが望ましいでしょう。

怖がりで震えるパピヨンの恐怖克服方法!!

パピヨンの中には大変神経質で、知らない場所に行くと震え、知らない音やものに対して震えと、かなり敏感な個体が存在します。

その都度、怖がり震えるたびに抱っこして撫でてあげることはできますが、それは一時的な措置であり、解決にはなっていません。

恐怖で震えているときは、少なからずパピヨンにはストレスがかかっています。

それを克服できることに越したことはありません。

できる対策方法を2つご紹介いたします。

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特定の音を怖がる場合

youtubeなどを使い、その怖がる音を小さい音で流し、少しでも耐えられたらオーバーに褒め、ご褒美をあげ、少しずつ音量をあげていきます。

怖がったら下げ、平気だったら上げる。

その繰り返しで慣らしていきます。

動物病院など特定の場所を怖がる

基本的にどんな犬も動物病院は得意ではないでしょう。

ただできれば極度な震えは改善してあげたいものです。

動物病院=痛い。

怖いという先入観を取り除くために、動物病院に近くなり震えはじめたらおやつをあげたり、獣医さんに相談をした上で、診察前に獣医さんの手からお気に入りのおやつを揚げてもらうなど、動物病院に行くといいことがあるという記憶をアップデートできるようにしましょう。

この記事のまとめ

寒いだけではないの?パピヨンが震えている時の原因とその対処法
  • 体重3.2〜4.5kgの小型犬。長毛種のシングルコート
  • 毛色:ブラック&ブラウンのトライカラー、ホワイト&ブラック、ホワイト&ブラウン、レッド&ホワイトのパーティーカラー
  • 性格は大変賢く集中力もあるので、しつけトレーニングは容易にマスターすることができる。プライドが高く自己主張も強いので、一貫したしつけが必要。家族に甘えるのが好きで、フレンドリーなので子供とも遊べる
  • パピヨンが震える原因:身体的な原因からくる震え、感情からくる震え
  • 感情からくる震え:恐怖やストレス、飼い主さんの関心を惹きたい、興奮、
  • 身体的な原因からくる震え:寒さ、筋力の低下、病気、ケガ、発熱

寒いだけではないの?パピヨンが震えている時の原因とその対処法 さいごに

いつもは元気なパピヨンが急に震えているとなったら、不安で動揺してしまうかもしれませんが、そのときの様子をよく観察して、その場で飼い主ができることがあれば、対処するようにしましょう。

また、震えがずっと止まらないなど、病気の疑いがあるときは、早急に動物病院に連れて行き、検査を受けるようにしてくださいね。

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