病気にかかっている
寒いというわけでもないのに、体の震えが止まらない…。
そのようなときは病気にかかっているのかもしれません。
疑われる病気としては、風邪や貧血、血糖値が低い、脳や神経系の疾患などが考えられます。
また、病気のときは震えている以外にも、食欲不振や呼吸の乱れなど、ほかの異変も見られることが多いため、いつもと様子が違うのは、わかりやすいでしょう。
症状が悪化して大ごとになっては大変ですので、早急に動物病院で診察を受けたほうがよいです。
体に痛みがある
体の一部が痛くてたまらない…。
そんなときは、震えているだけでなく、キャンキャンと鳴いて痛そうにしています。
とはいっても、例えばそのとき、震えながら足を引きずるようにして歩いていれば、足に痛みがあるとすぐにわかりますが、突然発症するヘルニアなどの場合は、見た目だけではわからないことが多く、どうしたらよいのか戸惑うことも少なくありません。
いつもは降りられる段差でも立ち止まってしまったり、抱き上げようとすると、痛そうに甲高い声で鳴いたりする場合は、明らかに体に痛みがあるサインです。
安静にして早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。
飼い主さんの関心を惹きたい
パピヨンは大変賢い犬種です。
1回経験をしたことはちゃんと覚えています。
それが自分にとって良かったことはなおさら、学習してしまいます。
例えば過去、偶然パピヨンが何気なく震える動作を見せたとき、飼い主さんがオーバーなくらい優しくしたとします。
パピヨンはしっかり覚えています。
そのため、以降、優しくされたいときや構って欲しいときに震えてアピールすることがあります。
賢いが故の演技です。
震える原因の可能性を探り、100%元気なのに震えているというとき、演技ということもありえるかもしれません。
興奮がマックスなとき
寒いわけでもなく、何かに恐怖を感じてる様子もないのに震えているときがあります。
例えば、大好きなおやつがテーブルの上にあるのを見つけ、欲しいのに手が届かないなど、もどかしい状況のとき、どう感情を表していいかわからず、パピヨンは思わず震えてしまうことがあります。
震えながらクンクンいうこともあるでしょう。
または、大好きな家族が帰宅した時も、嬉しくて興奮して震えることもあります。
この場合の震えはあくまで一時的なものなので、放置しても問題はありません。
ただし、あまりにもどこにいても興奮して、コントロールが効かなくて困るという場合は、しつけトレーニングをした方がいいかもしれません。
方法としては、おすわりや待てのコマンドで、興奮を抑えてあげる方法が有効になります。
高齢になり筋力の低下
どんなに元気なパピヨンも少しずつ年を取っていきます。
年を取るとともに、体力が落ち、筋力も低下してきます。
筋力が低下してくると、立っているときに体を手足で支えることが困難になってきます。
そうなると、手足がブルブルと震えてくることがあります。
パピヨンがシニア期になって、こういった症状があるときは、どんなときに手足が震えるのかを観察しましょう。
またその震えの頻度も見つつ、獣医さんに相談をしてみましょう。
注意したいのは、運動不足が続くと、仮にシニア期になっていないパピヨン でも同じことが起こり得ます。
筋力の低下は、パピヨンの生活の質を著しく落としてしまいますので、体力がある若い時期からしっかりとした筋力をキープさせるよう、毎日の適度な運動と質の良い食事をさせてあげるようにしましょう。
発熱
パピヨンの平均体温は38~39度になります。
子犬期は若干高めで、シニア期では若干低めになります。
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