ベルジアングリフォンの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

同時に目に毛が入ってしまわないよう、すきバサミなどでカットもしてあげてください。
トリマーさんにお願いしても良いでしょう。
寒がりの犬種なので、冬場はカットしすぎないように注意しましょう。

また、口周りの被毛は、食後などに汚れがちですので、こまめに拭き取ってあげてください。

ベルジアングリフォンのお手入れ②
~歯磨き~

犬の歯は、虫歯になりにくいですが歯周病になりやすい特徴があります。
特に室内飼育の小型犬に多い傾向があると言われていますので、室内飼育のベルジアングリフォンにおいても歯磨きを習慣化するようにしましょう。

まずは子犬のうちから、口に触れられることに慣れさせることから始め、ガーゼなどを使ってやさしくこする歯磨きで少しずつ奥歯まで磨けるようにしていくと良いでしょう。
慣れてきたら歯ブラシを使った歯磨きに切り替えていきましょう。
できれば毎日、少なくても2日に1回は行ってあげましょう

ベルジアングリフォンの注意する病気

ベルジアングリフォンの平均寿命は、12~14歳です。

頑健で遺伝的疾患が比較的少ない犬種だと言われていますが、短頭種に多い呼吸器系疾患や熱中症には十分に注意しましょう。
短頭種のため、頭が大きく出産がとても難しい犬としても知られています。
多くの場合帝王切開での出産となるようです。
また、麻酔のリスクも持っていますので病気の早期発見早期治療が大切です。

ベルジアングリフォンの注意する病気①
~短頭種気道症候群~

短頭種がなりやすい気道の病気をまとめて「短頭種気道症候群」と呼びます。
いずれの病気も、いびきや呼吸困難、呼吸が荒い、咳、呼吸時に音がするなどの症状が見られます。
肥満を予防することで発症するリスクを軽減することができるため、食事と運動の管理をして肥満を予防していきましょう。

短頭種気道症候群 1.気管狭窄

気管の一部が細くなっている状態を気管狭窄と呼びます。

短頭種気道症候群 2.軟口蓋過長症

口腔内の天井部から後方にのびた柔らかい軟口蓋が通常よりも長いことで呼吸が妨げられておこる呼吸器系の疾患です。
通常の犬種と同じ長さだとしても、短頭種にとっては長すぎるため起こります。
先天性疾患であることがほとんどですが、症状は高齢になってから現れることもあります。
症状がひどい場合には外科的に切除する必要があります。

短頭種気道症候群 3.鼻腔狭窄

鼻の穴が狭いことにより、呼吸がしづらくなる苦しい病気で先天性であることがほとんどです。
症状がひどい場合には、外科的に鼻の穴を広げる手術が必要になります。

ベルジアングリフォンの注意する病気②
~膝蓋骨脱臼~

小型犬に多い病気で、膝のお皿が外れる脱臼の病気です。
足への負担が重なることで起こりやすくなります。
症状が軽い場合には、必要によって痛み止めを投薬しながら自然に治るのを待ちますが、症状が重い場合には手術が必要となります。
足にかかる負担を減らすことで予防することができるので、肥満にならないよう注意することと、フローリングへの滑り止めや段差の軽減し高いジャンプをさせないようにするなどして予防しましょう。

ベルジアングリフォンの子犬の販売価格

ベルジアングリフォンの子犬の販売価格は、だいたい25万円~40万円近くすることもあります。
難産なうえ、1度に生まれる頭数も少なく希少な犬種のため、犬種の中でも相場が高い傾向にあります。