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ただし、その賢さ故に甘やかして育ててしまうとイタズラをしたり、手がつけられないわがまま犬になってしまうことも。
また、警戒心の強さや興奮しやすい気質もあるため、来客時には吠えてしまう事も。
欠点の少ない犬種とも言われるトイプードルはではありますが、その長所を活かすためには、甘やかしすぎず、しっかりしつけを行う事が必要です。
トイプードルのおやつについて
そもそもおやつは必要なもの?
そもそもトイプードルにとっておやつは必要なものなのでしょうか。
結論から言うと、栄養面ではおやつは必要のないものですが、おやつにはメリットもあります。
栄養面で必要ないというのは、一般的にはメインの食事として「総合栄養食」と言われるようなドッグフードをあげている方が多いかと思います。
この「総合栄養食」とは、毎日の食事として与えられるよう健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品のことを指します。
そのため、「総合栄養食」を与えている場合、栄養の面では不要となるのです。
おやつを与えるメリットとは?
それではおやつを与えるメリットはどんなことがあるのでしょうか。
愛犬との生活の上でおやつを活用している方は多いでしょう。
◆しつけのご褒美になる
最も多いケースはしつけの際のご褒美として与えられることです。
犬を飼うのが初めての方や特別なテクニックがなくても、ご褒美として与えることで簡単に犬にしつけを教えていくことができます。
◆コミュニケーションのアイテム
コミュニケーションの一環としても役立ちます。
初めて会う人から与えてもらうことで社交性を養うためのアイテムとしても役立つでしょう。
◆健康のサポートにも
最近では機能性のおやつも様々あり、デンタルガムなどのおやつであればデンタルケアに期待できます。
おやつにはデメリットも
おやつにはメリットも大きいですが、与え方を間違えると出てくるデメリットもあります。
◆肥満
一般的に市販のおやつは犬の嗜好性を重視して作られているものが多いため、与え過ぎることで肥満になってしまうリスクがあります。
◆偏食
トイプードルは偏食の子が多いと言われる犬種です。
そのため、おやつの美味しさを覚えることで普段の食事やドッグフードへの好き嫌いが出てくることも考えられます。
◆アレルギー
おやつに使われている素材によってはアレルギーを起こすことがあります。
トイプードルはアレルギー性皮膚炎が多いと言われているため注意が必要です。
◆添加物による健康被害
おやつによって含まれている添加物や保存料、着色料を摂取することで肝臓への負担になってしまうでしょう。
トイプードルのおやつの選び方
選び方① おやつの種類
市販のおやつには様々な種類があります。
代表的なおやつの種類とそれぞれのおやつのメリットとデメリットを知っておきましょう。
◆スナックタイプ
- メリット:種類が豊富にあるので愛犬が好きなものが見つかる。
- デメリット:口の中に食べかすが残りやすく歯石の原因になる。
◆乾物タイプ
- メリット:噛み応えがあるのでストレス解消になる。
歯石除去や歯石防止をすることができる。 - デメリット:与え方によっては、喉に詰まらせたり消化不良などのトラブルになる可能性があり、必ず飼い主さんの目が届く場所で与える必要がある
◆デンタルケアタイプ
- メリット:歯石の付着防ぐことができる
- デメリット:与え方によっては、喉に詰まらせたり消化不良などのトラブルになる可能性があり、必ず飼い主さんの目が届く場所で与える必要がある
それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で、目的や状況に合わせて使い分けて与えると良いでしょう。
選び方② 原材料を確認
市販の犬のおやつは、嗜好性を高める、長く保存する、おいしそうな見た目にするためなどの目的から「酸化防止剤」や「保存料」「着色料」「人工香料」などの添加物が使われていることが多いです。
しかし、人工的な添加物はアレルギーなどを引き起こす要因になったり、体に良い影響を与えない成分であることがほとんどです。
愛犬の健康を考えるのであれば、無添加のおやつを選ばれることをおすすめします。
ただ「無添加おやつ」と表記されてあっても、完全に無添加ではなる商品や原材料の質が悪かったりすることがあります。
そのため、購入前に表記されている原材料をしっかり確認し、犬の体にとって粗悪な材料や添加物が使われていないか、原産国といった食材の産地がはっきり書かれているかなどをしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
選び方③ カロリーや栄養バランスをチェック
本来は、普段の食事でカロリー管理をしますが、おやつが加わることでカロリー過多、栄養過多になってしまわないよう注意が必要です。
砂糖や糖分が含まれるカロリーが高いものは避け、できるだけ低カロリーのおやつを与えるか、おやつを与え過ぎないことを徹底するようにしましょう。
おやつを多く与え、食事を減らすというような対処は栄養面から見てNGです。
選び方④ 愛犬に適したサイズ
超小型犬であるトイプードルには小さな袋のものを購入してあげましょう。
オヤツも開封すると酸化してしまうため、短期間で食べきれる小さい袋のものを購入した方が安心です。
また、おやつ自体も、ガムなどの種類は犬のサイズに合わせて作られているものがあります。
大きすぎるものをそのまま与えてしまうと、カロリー過多や消化不良、腸閉塞などの可能性がありますので、愛犬に適したサイズのものを選ぶようにしましょう。
選び方⑤ 機能性のあるおやつ
近年機能性のあるおやつや、愛犬の体に良い影響を与えるおやつなど様々あります。
代表的なものの例として、歯磨きの効果を得られるデンタルガムです。
そういった機能性あるものをうまく取り入れることをおすすめします。
また、愛犬の健康状態に合わせて栄養面に着目して選ぶのも良いでしょう。
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