卵はタンパク質や脂質、ビオチン(ビタミンB7)、ビタミンB2、ビタミンB12、ミネラルなどが豊富に含まれている栄養食品です。
犬にもこれらの栄養素は摂らせたいのですが、生卵の白身にはアビジンという成分が含まれていて、これがビオチンの吸収を阻害してビオチン不足を誘発してしまう恐れがあります。
ビオチン不足になると毛が抜けやすくなる、免疫力が低下するなどの健康被害が出る可能性がありますので、生卵の白身は犬には与えないようにしましょう。
卵を与えるときの注意点とは?
生卵の白身にはアビジンという成分が含まれていてビオチン不足を引き起こす恐れがあるので、生で与えるのであれば黄身だけを与えましょう。
加熱するとアビジンはビオチンとの親和性をなくしてしまうので、ビオチン不足を引き起こすことはなくなります。
与えるのであれば、なるべく加熱したほうがいいでしょう。
調理の方法は犬の好むように、ゆで卵、卵焼き、目玉焼きなど、何でも大丈夫ですが、味付けは不要です。
コメントを残す