Contents
オス犬よりは淡白ですが、人の感情に敏感な優しい一面があります。
また、メス犬には生理がありますが、生理中には情緒が不安定になりやすいことがあります。
普段はおとなしくても、イライラしがちになりヒート期間中に攻撃的になることもあるようです。
チワワのオスとメスの特徴
一般的に犬はメスよりもオスの方がサイズが大きくなることがありますが、チワワの場合はオスとメスによるサイズの違いはそれほどありません。
しかし、オスとメスでは体のつくりが違うため、どうしても特徴や行動には違いが出てくるものです。
それでは、オスとメスの特徴の違いを見ていきましょう。
チワワのオスはマーキング対策が必要。マウンティングにも注意
縄張り意識の強いオス犬は自分の縄張りを示すために、「マーキング」と呼ばれるオシッコをかける行為をします。
室内飼いがほとんどのチワワは、家の中でこのマーキングをすることがあるためしつけが必要です。
またオス犬の場合、人の足やほかの犬、クッションなどにまたがって腰を振る行動「マウンティング」が多いのもオスの特徴です。
他の犬にマウンティングをしてしまった場合、トラブルの原因にもなってしまうためしつけが必須です。
特に生後6カ月を超えた頃から生後18カ月の間に男性ホルモンが活発に分泌されるため、これらの「マーキング」や「マウンティング」などの行動が多く見られるようになります。
チワワのメスは生理対策が必要
メス犬にはヒートと呼ばれる犬の生理があります。
個体差もありますが生後6カ月頃に始まり、その後年に2回のサイクルでヒートが訪れます。
生理になると出血があるため、室内や陰部の汚れ対策が必要となってきます。
また、ヒート期間中は情緒不安定となり、いつもより気性が荒くなるので扱いが難しくなることもあります。
チワワのオスとメス、飼い方の注意点は?
では実際にチワワを飼う時には、どのような点に注意すれば良いでしょうか。
オスとメス、それぞれの飼い方の注意点をお伝えします。
オスのチワワはトイレのしつけが大切、甘やかしすぎには注意
チワワのオス犬を飼う時には、室内でマーキングをさせないことが重要です。
チワワを飼い始めたら、なるべく早めにトイレのしつけを開始しましょう。
また、子犬期はメス同様に座ってしゃがみこんだ状態でおしっこをしますが、成長とともに片足をあげておしっこをし始めるようになります。
そうなると、壁を汚される、周りに飛び散ってしまうなどの問題が出てきます。
これもしつけによって片足をあげないようすることができますが、オス犬用のトイレなども販売されているため状況に合わせて判断すると良いでしょう。
ちなみに、去勢手術をすることでマーキングを抑えることができます。
場合によっては、片足をあげておしっこすることも防ぐこともできるでしょう。
繁殖の予定がないのならひとつの対策として考えてみるようにしましょう。
去勢手術については、後述で紹介しています。
他にも、オス犬は隙があれば群れのリーダーになろうとします。
飼い主さんが主導権をしっかり持って、小さくてかわいいからと甘やかしすぎないように気を付けて下さい。
メスのチワワは生理の対応をして、過剰接触は控えよう
メスのチワワは、生後6か月頃に生理を迎えます。
生理になると出血が始まるので、オムツやパンツを用意しましょう。
また、出血した陰部を汚れたままにしておくと衛生的にもよくありません。
こまめにふき取ってあげると良いでしょう。
普段は大人しいチワワでも、生理が始まると途端に攻撃的な性格になることがあります。
これは本能的なものなので異常ではありませんが、飼い主さんはそのことをしっかり理解しておく必要があります。
生理やヒート(さかり)はチワワのメスにとってストレスにもなります。
さらに、ヒート中のメスは、周囲のオスを興奮させてしまうため、散歩やドッグランなどの外出も控える必要があります。
妊娠の予定がないのであれば、避妊手術をすることで犬も飼い主さんも穏やかな毎日を送ることができます。
またメス犬はオスと違ってベタベタされるのを嫌うことがあります。
嫌がる時は無理やり抱っこしたりせずに、気ままに付き合っていきましょう。
チワワの避妊手術は必要?
チワワのオスとメスどちらを飼うかということを検討するときには、避妊手術をするかどうかもある程度検討しておく必要があります。
犬は通常生後8カ月頃には繁殖能力を持つようになります。
無計画な繁殖を防ぐためにも、避妊手術について検討しておきましょう。
チワワのオスの去勢手術について
去勢手術とは、具体的に精巣を摘出して子どもを作れない体にすることです。
コメントを残す