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去勢手術をすることは、望まない繁殖を防ぐことのほかにも、生殖器系の病気の予防にもつながります。
「精巣腫瘍」「前立腺肥大」「肛門周囲腺腫」「会陰ヘルニア」など多くの病気のリスクを避けることができるのです。
他にも、男性ホルモンの分泌が低下するため性格が穏やかになり、さらに発情することがなくなるため繁殖行動がとれないことに対するストレスも感じることがなくなる、前述でも述べた「マーキング」「マウンティング」を防ぐことができるようになります。
逆にデメリットとしては、麻酔のリスクが少なからずあること、また手術後は太りやすい体質になることなどが挙げられます。
これらのメリット・デメリットをよく検討の上、オスの去勢手術を行うか検討してみましょう。
手術費用はだいたい15,000円~30,000円が目安で、病院によっては日帰り手術となることも多いです。
料金は病院によって、または手術内容(停留精巣など)によっても変わってきますので、かかる予定の病院の料金を確認しておくと良いでしょう。
チワワのメスの避妊手術について
メスの避妊手術とは、子宮と卵巣、もしくは卵巣のみを摘出することで妊娠できない体にするためのものです。
避妊手術をすることのメリットには、望まない繁殖を防ぐことのほかにも、生殖器系の病気の予防をすることができます。
「乳腺腫瘍」「子宮蓄膿症」「卵巣腫瘍」などの病気を防ぐことができるようになります。
他にも、ヒート(犬の生理)におけるストレスを興奮も防ぐことができるようになり、情緒が不安定になるようなこともありません。
ただし、オス同様に麻酔のリスクがあること、また手術後に太りやすい体質になるなどのデメリットもあります。
手術費用はだいたい30,000円~50,000円くらいです。
メスの避妊手術では開腹手術が必要となるため、オスよりもやや金額は高めになってしまいます。
望まない繁殖は犬も飼い主も不幸にしてしまうため、よく検討しておきましょう。
チワワのオスとメス飼いやすいのはどっち?
初心者におすすめなのは?
チワワのオスとメス、性格の違いや特徴などについて紹介してきましたが、一般的にはメスのほうが飼いやすいと言われていることが多いようです。
この理由には、やはりメスのほうが落ち着いた性格をしていること、しつけやすいことが大きな要因となります。
また、オスのように片足をあげておしっこすることがないため、掃除しやすいという点が大きく影響してメスの方が人気があるようです。
そういった点から初心者におすすめなのはメスのチワワだと言えるでしょう。
オスの方が飼いやすいという意見も
もちろんオスの方が飼いやすいという意見も多くあります。
その主張には、メスは成長と共に落ち着いてしまうため一緒に遊んでくれない、オスの方が甘えん坊で愛嬌があるなどの理由です。
オスは吠えやすいとも言われていますが、結局はしつけの問題で、オスメス関係なく無駄吠えする個体もあります。
また、飼育するのにかかる費用がメスよりもオスの方が安いと言われている点があります。
一般的に子犬の販売価格は、オスよりもメスの方が高くなっていることが多く、また避妊手術の費用においてもメスの方が高く付きます。
そういったことから、若干の違いにはなりますがオスの方が費用面で飼いやすいとの意見もあるようです。
結論「オスとメスどっちが飼いやすいのかは人それぞれ」
一般的にはメスの方が飼いやすいとされてはいますが、実際には飼い主の好みや個人的な考え方次第です。
オスとメスの性格の違いについても紹介してきましたが、犬の性格は、性別よりも個体による違いや環境による違いの方が大きいものです。
大切なのは、飼い主さんの心構えとしつけの重要性を理解することでしょう。
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