犬を飼うには?飼い主適正チェック
犬を飼うには?飼い主適正チェック① 犬を飼うための経済的な余裕があるか?
犬を飼うということは家族が一人増えることと同じです。
命があるものですので、食事もすれば病気もすることがあります。
毎年、予防接種の費用も必要です。
十数年、犬の面倒を見続けることができる経済的な余裕があるのかをよく考えるようにしましょう。
犬を飼うには?飼い主適正チェック② 犬が飼える環境なのか?
賃貸住宅はペット飼育が禁止のところが多いです。
ペット不可の物件では、いくらペットを飼いたいと考えても飼うことはできません。
ペットを飼いたい場合はペット可の物件に住んでいることが必要です。
また一戸建てであっても、住宅密集地であれば大型犬が難しいこともありますし、鳴き声で苦情が出ることも考えられます。
今、犬を迎えても大丈夫な環境なのかを考えるようにしましょう。
犬を飼うには?飼い主適正チェック③ 子どもが飼いたいという理由だけで飼おうとしていないか?
子どもが犬を飼いたいという理由で、おもちゃを与えるように犬を飼おうかと考えてないでしょうか?
子どもに命の大切さを教えるという点では、犬を飼うことは子どものためにもとても良いことです。
しかし飼い主となるのは親です。
親がまず、犬の知識をしっかりと勉強して、犬を飼える環境なのかを考えてからにしましょう。
犬を飼うには?飼い主適正チェック④ 成犬になった姿を想像してみよう!
ペットショップで展示されている子犬はとても可愛くて、思わず衝動買いしそうになります。
しかし当然ながら子犬はいつまでも子犬ではありません。
1年も経たない間に子犬の面影は消えて成犬になります。
「子犬の頃は可愛かったのに成犬になったら可愛くなくなった」という理由で手放す飼い主も決して少なくはありません。
子犬はぬいぐるみではありませんので、子犬を見て可愛いからと衝動買いはしないで、冷静になって成犬になった姿を想像してみるようにしてください。
犬を飼うには?飼い主適正チェック⑤ 家族全員が犬を飼うことに賛成しているか?
犬は家族同然ですので、家族の中で犬を飼うことに反対の人がいると、犬と仲良く暮らしていることは難しくなるでしょう。
アレルギーがある家族、病気がちの家族がいる場合も、犬と一緒に暮らしていくことは難しいかもしれません。
犬を飼うには?飼い主適正チェック⑥ 家を留守にすることか少ないかどうか?
犬は飼い主と一緒にいることを好みます。
長時間の留守番はあまり得意ではありません。
犬にストレスを溜めさせないためにも、家を留守にすることが比較的少ないほうがいいでしょう。
仕事で忙しくて帰宅するのが夜中になる、または趣味のために出かけてばかりしているという人には、あまり向かないかもしれません。
これらのことをチェックして、それでも犬が飼いたいと考えられる時に初めて犬を飼うことを考えても、決して遅くはないですよ。
犬を飼うときの購入方法は?
犬を飼うとき犬をどこから購入するといいのでしょうか。
犬を購入するにはペットショップ、専門ブリーダー、ネット販売などの方法がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
ペットショップ
大型ホームセンター内やショッピングモールなど身近なところにあるので、店頭で好みの子犬を購入することができます。
ペット用品なども揃っているので、初めて犬を買う人にはすべてここで揃えることができるので便利です。
ペットショップは仔犬の仕入れ費用や店舗費用・人件費などがかかるため、ブリーダーからの購入に比べると販売価格は少し高めになります。
求めている犬種が希少犬種の場合は店頭で見つけるのは難しく、個別に探してもらう必要があり別途料金がかかります。
専門ブリーダー
希望の犬種が決まっている場合は専門ブリーダーから購入するといいでしょう。
専門ブリーダーはその犬種に対する飼育経験も知識も豊富なので、購入後もしつけや癖の矯正などいろいろなことを相談することができます。
専門ブリーダーには、血統を重視しチャンピオン犬やドックショなどーに出品するための犬のみを育てるブリーダーと、家庭のペットとして飼うための犬を育てるブリーダーがいます。
血統重視のブリーダーの仔犬は当然のことながら高額になります。
ネット販売
希望する犬種の専門ブリーダーが近くに見つからない場合はネット販売を利用すると便利です。
最近のブリーダーやペットショップは専用サイトを持っていることが多く、ネットでのみペット販売をしている業者も多くあります。
全国のネットショップから探すことができるので、多くの犬種の中から好みの仔犬を見つけることができます。
但し、気に入った仔犬を見つけてもネットのやり取りだけで購入することはできません。
動物愛護管理法により、販売者は対面での説明義務があり、購入者は販売業者から対面で説明を受ける必要があります。
購入しようとするネット販売業者が遠方の場合でも、その業者のところにまで出かけなければならないので注意が必要です。
犬を飼うときに準備するもの
犬を飼うことになったらどのようなものを準備すればいいのでしょうか。
家に迎える前に用意しておかなければならないものをまとめてみました。
キャリーバック(クレート)
犬を入れて運ぶためのケースです。
犬を連れて帰るときに必ず必要なものです。
その後も犬と一緒に車や電車などで移動するときに使いますので、キャスターがついていて動かせるものが便利です。
キャリーバック(クレート)のサイズは大きすぎても小さすぎても犬が落ち着きません。
犬が自然に向きを変えられる程度の大きさがベストです。
家ではキャリーバック(クレート)に入って寝る習慣をつけるておくと、地震などの緊急時や旅行などで場所が変わったときなどにも不安なく過ごすことができます。
サークルやケージ
どちらも犬の落ち着ける居場所として使います。
サークルは木製やスチールなどでできた天井のない囲いです。
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