柴犬が玉ねぎを食べてはいけない理由
柴犬が玉ねぎを食べてしまうと、玉ねぎに含まれているアリルプロピルジスルファイドという成分が、赤血球を破壊してしまうため、体内に酸素を送れなくなってしまいます。
その影響でさまざまな中毒症状が引き起こされるので、うっかり食べてしまわないように、気をつけなければなりません。
玉ねぎ中毒の成分は加熱しても壊れない
また、この成分は加熱しても壊れないため、ハンバーグや炒め物をはじめ、カレーやすき焼きなどの煮込み料理などにも、成分が含まれています。
とくにこのように肉が入っている料理などは、肉の匂いにつられて食べてしまうことも少なくないので、十分に注意してください。
柴犬が玉ねぎを食べてしまった場合の主な中毒症状とは?
柴犬がどのぐらい玉ねぎを食べてしまうと中毒症状が現われるのかは、犬の個々の体質によって異なるので明確にはわかっていませんが、一般的には犬の体重1kgに対して玉ねぎ15~20gと言われています。
これを柴犬の平均体重に当てはめて計算すると、約1個分の玉ねぎに相当します。
しかし柴犬の場合は赤血球の構造上、ほかの犬種よりも中毒症状を引き起こしやすいので、柴犬が玉ねぎを少量しか食べていない場合でもなくても注意が必要です。
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