“犬の食糞の原因とその意味。
予防法・解決法について
愛犬の食糞に悩まされた経験のある飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ペットショップでも子犬が食糞していることがよく見受けられます。
飼い主としては絶叫したくなる「愛犬の食糞」。
本来は嬉しいはずの愛犬のペロペロ攻撃も、食糞をした口で舐められると思うと逃げたくなってしまいます。
なぜ犬は「食糞」をしてしまうのでしょうか。
食糞の意味と原因、予防から止めさせる方法を紹介します。
犬の食糞の意味
~犬の食糞は野生の名残から~
犬の「食糞」とは文字通り、自分や他の犬や動物の糞を食べることです。
犬に限らず動物界での食糞は珍しいことではなく、よく見られる行動です。
犬の祖先であるオオカミは、牛などの糞を摂取して不足している栄養分を補うこともありました。
また母親が子どもの糞を食べることで、巣を清潔に保ち、匂いに誘われて敵が近づいてこないよう片付けるという本能も持っています。
犬の食糞においても、オオカミと同じような意味や目的を持ち、本能に根差したごく自然な行動でもあります。
◆子犬の食糞
子犬が食糞することはよく見かけられることです。
成長期でもある子犬は、好奇心が旺盛なため、ちょっとした興味から足元に落ちている匂いのする物体を口の中に入れてみようと食糞してしまうのです。
◆母犬の食糞
母犬の食糞もオオカミ同様の意味を持ちます。
子どもの糞の匂いに釣られて敵が近付いてこないよう子どもの糞を食べてしまいます。
犬が食糞をする原因
子犬や母犬の食糞であれば放置しておけば自然に治りますが、中には食糞行動の原因を取り除いていく必要のある食糞行動があります。
◆フードに飽きた/フードの種類が変わった
犬も毎日同じ食事だと飽きてしまい、新たな刺激を求めて食糞してしまうことがあります。
また、フードの種類が変わったことで消化不良となってしまうことで、食糞行動に繋がってしまうことがあります。
◆食事量が足りない/多すぎる
食事量が少なすぎることで空腹を紛らわせるために食糞する、逆に多すぎるために消化不良となって糞に残った栄養を補給するつもりで食糞することがあります。
◆栄養素が足りていない
足りていない栄養素を摂取するため食糞行動に出ることもあります。
ミネラルが不足することによって食糞するとも言われています。
犬が食糞をする原因②
~ストレスから~
◆欲求不満や暇つぶしから
運動やコミュニケーション不足によるストレスや、留守番の寂しさを紛らわす暇つぶしから食糞することがあります。
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