食欲旺盛な犬の上手なしつけ方

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犬は運動では痩せにくい!!

コーギー.しっぽがない.砂浜.海

実際肥満になってしまった犬は、どうしたら痩せられるでしょうか。

基本的には人間同様、食事制限と運動になります。

ただし犬の場合、運動ばかり増やしても痩せることは難しく、食事管理をメインにしながら運動量を増やしていきます。

肥満度にもよりますが、結構な体重過多になっている犬の場合、急激な運動は心臓や関節への負担が増し、体を壊してしまうことも考えられるので、一気に長時間の運動は避け、少しずつ散歩の時間を増やしていくなどの工夫をしましょう。

また、食事に関しても一気に量を減らしてしまうというのも、犬の体調に影響します。

本格的にダイエットを考えている場合、かかりつけの獣医さんに相談の上、健康管理をしながら減量に励むのがベストになります。

食欲旺盛な犬ってどんな犬種?

犬にはたくさんの犬種がありますが、中には太りやすい犬種というのも存在します。

特に食事管理に注意したい犬種にはどんな犬がいるかを見ていきましょう。

太りやすい犬はこんな犬たち

◆小型犬

  • パグ
  • ダックスフント
  • スコティッシュ・テリア
  • キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
  • フレンチブルドッグ

◆中型犬

  • ビーグル、バセット・ハウンド
  • コッカー・スパニエル
  • ウェルシュ・コーギー

◆大型犬

  • ゴールデン・レトリバー
  • ラブラドール・レトリバー
  • ロットワイラー
  • ジャーマン・シェパード

本来運動量が必要な犬種の犬たちが、適度な運動をせず、運動不足になることで太ってしまうということが多いようです。

いくら適量の食事に気をつけていても、運動量が足りないと肥満につながってしまいます。

シニア犬は肥満に注意!!

若い頃はそうでもなかったはずなのに、年を追うごとに犬が太ってきた…なんてことがあります。

それは、年齢とともに代謝が低下し、同時に運動量も減っていくために太りやすくなるといわれています。

そのため、まだ体力があり活動的に動いているうちは成犬用のドッグフードでいいかもしれませんが、少しずつ体力の低下などを感じ始めたら、シニア用のドッグフードに切り替え、摂取するカロリーを抑えていく必要があります。

また、シニア犬になってどんどん体重増加になってしまうと、1番労わらないといけない心臓に負担がかかってきてしまいます。

そういったことがないようにやはり、5歳を過ぎたあたりから体重管理をしっかりし、肥満になる前にちょうどいい体重をキープできるようにしましょう。

犬の肥満度チェック!! うちの犬は肥満なの!?

実際、自分の犬が適正体型なのか肥満なのか悩みませんか?

犬種別には適正体重というものが存在しますが、犬には同じ犬種でも大きさに個体差がありますので一概には当てはまりません。

そこで、簡単な肥満チェック方法をご紹介します。

ボディ・コンディション・スコア(BCS)

ボディ・コンディション・スコアは5段階で犬の理想的な体型を評価するのに使用します。

◆BCS1(やせすぎ)

外見から容易に肋骨、腰椎、骨盤の形が見える。

触っても脂肪が全く触れない。

ウエストのくびれが大きく、腹部から後ろ足にかけてのカーブが顕著。

◆BCS2(やせている)

やせすぎの状態よりややマシではあるが、容易に肋骨、腰椎、骨盤に触れることができる。

ウエストのくびれも大きく、腹部から後ろ足にかけてのカーブも明確に見てわかる。

◆BCS3(理想な体型)

触ると若干の脂肪に触れるが、容易に肋骨に触れることができる。

ウエストのくびれがきちんとあり、腹部から後ろ足にかけてカーブがある。

◆BCS4(やや太り気味)

肋骨に触ることができるが、脂肪の層が厚く感じる。

ウエストのくびれは見ることができるが、くびれとハッキリわからない。

腹部から後ろ足にかけてのカーブはあるものの、やや平行気味。

◆BCS5(肥満)

全身が脂肪で覆われている。

肋骨を簡単に触ることができない。

ウエストのくびれはなく、腹部から後ろ足にかけてのカーブも見られず、どちらかというと、垂れ下がっている。

これらの基準に合わせて、自分の愛犬の体型チェックをしてみてください。

更に詳しく肥満度チェックをしたい場合は、動物病院にて獣医さんが詳細を測定してくれますので、ダイエットを考えている場合は1度、動物病院を訪ねてみましょう。

この記事のまとめ

食欲旺盛な犬に上手なしつけ方
  • 成長期が終わった成犬や代謝が落ちてくるシニア犬の食欲旺盛は問題になる場合がある
  • 犬の肥満からなる心配な病気:心臓疾患、糖尿病、肝臓疾患、膝など関節の疾患
  • 食欲旺盛な犬の上手なしつけ方:①食事の量は同じで回数を増やす②犬のおやつの工夫③「まて」をマスターさせる④食事内容を見直す⑤食欲コントロールグッズを活用
  • 犬は運動だけでは痩せにくい。食事管理と両方でダイエットさせる
  • シニア犬は代謝が落ち、運動能力も低下するので太りやすくなる
  • 犬の肥満度チェックはボディ・コンディション・スコア(BCS)を使う

食欲旺盛な犬の上手なしつけ方 さいごに

愛犬がおいしそうにご飯を食べる姿は、とても微笑ましく、こちらまで幸せになれます。

ただし、食べ過ぎから体調不良になっても、肥満になっても、犬は私たちに訴えることはできません。

私たちが犬の健康を守っていかなくてはなりません。

ぜひ、日頃から犬の食事や運動量をきちんと管理し、より健康的な生活を送らせてあげるようにしましょう。

みなさんの愛犬が、ヘルシーで元気な毎日を送りますように。

 

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