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例えば、犬が退屈で構ってほしくて鳴いている場合は、フードを詰めたコングや、ロープのおもちゃを与えることによって気が紛れて、無駄吠えが抑えられます。
また、犬が留守番をするときに鳴くのであれば、出掛けるのを犬に察知されないようにすることで、無駄吠えを防ぐことが可能です。
鳴く行為を直させることも大切ですが、それ以前に鳴かない環境を作る必要があります。
犬の甘え鳴きの対策
犬がずっと甘えて鳴き続けていると、ついつい構ってしまいがちですが、鳴くたびに反応してしまうと、甘え鳴きが直るばかりか、ますますエスカレートしてしまいます。
といのも、鳴けば飼い主が相手にしてくれると学習してしまうからです。
これを直すには、鳴いていても無視するのが最も効果的な方法です。
そして、鳴かなくなり落ち着いたらご褒美をあげる、という一連の流れを繰り返し行っていきましょう。
これをひたすら続けていくと、犬は「鳴いても何も起こらない。
鳴かなければいいことがある」と認識していき、甘え鳴きが改善されていきます。
犬の無駄吠えのしつけの仕方と注意点
犬にとって鳴くことは気持ちを表す手段のため、全く鳴かないようにすることはできません。
しかし、しつけによって必要最小限に抑えることは可能です。
無駄吠えはその状況に合ったしつけを行い、改善するようにしていきましょう。
ストレスによる犬の無駄吠え
退屈でエネルギーが発散されないままでいると、ストレスを感じ吠え続けることも少なくありません。
毎日散歩に連れて行き十分に運動をさせたり、家の中でも遊んであげたりすると、適度に疲れて寝てしまうため、無駄吠えが軽減されていきます。
来客やインターホンに対する犬の無駄吠え
来客がいるときやインターホンが鳴ったときなどは、ハウスに入るように教えるのがよいでしょう。
最初はハウスになかなか行きたがらないかもしれませんが、ハウスに入って大人しくできたら、ご褒美をあげるようにしていくとよいでしょう。
そうすることで、インターホンが鳴ったら吠えるのではなく、ハウスに入ればいいことがあると学習し、無駄吠えが改善されていきます。
犬の無駄吠えのしつけで気をつけることは?
無駄吠えのしつけは1回で直るほど簡単ではありません。
これはどんな飼い主でも苦労することなので、「最初からうまくいかなくても当たり前」くらいの大らかさを持って行うようにしましょう。
また、しつけでやってはいけないことは、
- 叩いたり、蹴ったりして体罰を与える
- 大きな声で怒鳴り、長々と叱る
- 仰向けにさせて、じっと目をみて叱る
- マズルをつかむ
などの行為です。
恐怖感を与えてしまうと、信頼関係が崩れてしまい全く逆効果です。
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