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飼い方① ~飼育環境~
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼うなら室内飼いがおすすめです。
人懐こく寂しがりやの一面もあるので、家族と一緒の空間で生活させてあげることが理想的です。
ただし、活発で運動量の多いウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、室内で大人しく過ごすということはできないこともあるでしょう。
タフでもあるため屋外で飼うこともできます。
縄張り意識が強いので番犬としても活躍してくれるでしょう。
ウェルシュ・コーギー・ペンブローの飼育環境は、自由運動ができるスペースを確保すること、家族とコミュニケーションが取れる環境を作ってあげることが大切です。
また、ウェルシュ・コーギー・ペンブローグは脚が短いため、段差の影響を受けやすい体型をしています。
段差によって足腰に負担がかかり病気の原因ともなるため、飼育環境には段差を作らないようにしましょう。
室内飼いの場合には、滑りやすいフローリングには絨毯を敷いて滑らないよう対策してましょう。
飼い方② ~食事~
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークは食べることが大好きですが、太りやすい体質を持っています。
おやつの与えすぎに注意して、食事の管理はしっかりとしてあげましょう。
飼い方③ ~運動~
元々牧畜犬であったこともあり、運動量が多く必要な犬種です。
運動不足はストレスの原因にもなり、コーギーが特に注意すべき肥満の原因ともなります。
1時間程度の散歩を目安に、1日2回散歩してあげましょう。
牧畜犬として広い野原を走り回っていたこともあり、できれば休日などにはドッグランなどで自由に走り回る時間も設けてあげましょう。
近くにドッグランなどの施設や自由に走り回れるような場所がない場合には、散歩時間を減らして散歩回数を増やしたり、一緒に走ってあげたり工夫してあげましょう。
しつけ① ~トイレのしつけ~
トイレのしつけは成犬になってからも可能ですが、できるだけ子犬のうちから習得させておきましょう。
中には散歩の時にしか排泄しない子もいますが、散歩の時以外では排泄を我慢させてしまうことにもなるため、室内でも散歩中でも排泄できるようにしておいた方が良いでしょう。
トイレのしつけ方法は、子犬を迎えたその日から始めることがポイントです。
家に連れて帰ってきたら、あらかじめ用意しておいたケージに閉じ込めて、排泄するまで部屋には出さないようしましょう。
上手に排泄することができればたくさん褒めてあげて、成功例を重ねていくことで早く覚えてくれます。
コーギーは胴が長いために、はみ出して失敗してしまうことも多いようです。
成功例を作るためには大きめのトイレを準備してあげることをおすすめします。
また、子犬が落ち着きなく床の臭いを嗅ぎまわっていれば、トイレのサインです。
そのサインを見つけたら、トイレに連れて行くようにしましょう。
他にも、寝起きや食後、遊んだ後に排泄することが多いため、排泄するまでトイレ内で閉じ込めておくようにすることで、成功例を増やしていくことができるでしょう。
しつけ② ~噛み癖~
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの子犬であれば噛まれても痛くはありませんが、生後4カ月頃を過ぎると力も強く、乳歯が尖っているため痛みを感じるほどになります。
成犬になるにつれて力も増し、噛まれるとケガをすることもあるため、噛み癖には子犬のうちから対処していきましょう。
噛み癖へのしつけ方は、遊んでいる最中に甘噛みをされたら遊ぶのを中断し相手にしないようにしましょう。
痛みを感じるほどの力で噛んできた場合には、低い声で「痛い」と一言だけ言い放ち無視しましょう。
無視されることで噛むことはいけないことだと理解していくようになります。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのお手入れ
ほとんどのウェルシュ・コーギー・ペンブロークの被毛は、中毛である程度の太さもあるためお手入れは比較的簡単です。
それでもダブルコートのため、抜け毛があることや、換毛期にはさらに抜け毛が目立つため抜け毛対策が必要です。
また、皮膚病になりやすい犬種でもあるため、月1回のシャンプーで皮膚の清潔も保ってあげましょう。
お手入れ① ~ブラッシング~
通常では1週間に2~3回を目安に、スリッカーブラシを使ってブラッシングをしてあげましょう。
抜け毛が増える換毛期には毎日1回を目安にブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。
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