バセンジーの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

そのため、ペットショップで見かけることはほとんどないため、ブリーダーで探すことをおすすめします。
それでも国内のブリーダーの数も多くはないため、海外輸入も候補として検討しておいた方が良いでしょう。

他にも、極々稀にですが保護犬としてバセンジーの里親を募集されていることもありますよ。

バセンジーの性格・気質

  • 他人には愛想を振りまかないが、家の中では甘えん坊
  • 「コンゴ・テリア」とも呼ばれるテリア気質
  • 頭は良いがしつけは難しい
  • マイペースで寄行が多い

性格・気質① ~ツンデレな犬!?~

バセンジーは誰にでも愛想を振りまくタイプではなく、飼い主に対しては忠誠心があり、信頼関係が築かれていくにつれて感情表現が豊かになっていきます。
とても寂しがり屋の甘えん坊な性格をしているため、飼い主や飼い主家族のすぐ側にいることを好みます。

見知らぬ人には警戒心を見せることがありますが、相手に向かって吠えたり威嚇するようなことはありません。

性格・気質② ~とってもマイペース~

バセンジーは別名「コンゴ・テリア」とも呼ばれるほど、独立心が強く気難しいテリア気質を持っています。

また、飼い主の呼びかけにすぐ応じないマイペースな一面もあり、他の犬とは違った特徴も多く見られる犬種です。

賢い犬種ではありますがしつけは入りにくいこともあるため、初心者向けの犬種とは言えないでしょう。

性格・気質③ ~オスとメスの違い~

バセンジーのオスは、メスよりやんちゃな明るい性格をしています。
一方でメスは、オスよりもプライドが高く自己主張が強い傾向にあるようです。

バセンジーの飼い方・しつけ

夜,犬

飼い方① ~飼育環境~

バセンジーは、気候が暖かいアフリカのコンゴ原産の犬種のため寒さは苦手です。
一方で、暑さへの免疫はありますが、日本の湿気の多さには強くありません。

バセンジーが快適に過ごすためには、温度と湿度の管理が行える室内での飼育がおすすめです。
さらに冬場には、犬の洋服を着せてあげて寒さ対策をしてあげましょう。

また、独立心を持ち合わせてはいますが、基本的には甘えん坊で一人でいることを嫌うため、家族と一緒に過ごすことのできる室内が向いていると言えます。

バセンジーを室内で飼育する場合、バセンジーが過ごすためのサークルやケージを準備してあげる必要があります。

バセンジーは非常に高くジャンプすることができるため、小型犬用のサークルでは簡単に飛び越えてしまうことができます。
軽量のものだと扉を破ることのできる力も持っています。

重量がありしっかりとした作りで、高さのあるものか屋根のあるケージを選ぶようにしましょう。

飼い方② ~運動~

子犬のころから、非常に運動神経が良くて運動が大好きです。

中型犬でありながらその運動量は大型犬にも相当します。

1回1時間程度の散歩を1日2回連れて行ってあげましょう。

バセンジーは走ることが好きで、人の足では追い付けないほどの速さで走ることができます。
休日などには、ドッグランに連れて行って思い切り走らせてあげましょう。

ドッグランを選ぶ際には、バセンジーが飛び越えられない高さの柵が備えられた、安全なドッグランを選ぶようにしましょう。

さらに、バセンジーの優れた運動能力を発揮するためにはアジリティ(障害物競技)に挑戦してみるのもオススメです。

バセンジーのしつけ

バセンジーはしつけが入りずらいと言われる犬種ですが、賢さはしっかりと持っています。
飼い主家族の表情や状況を観察し、自分で考えて行動することもできるような賢い犬種なのです。

しかし興味がないことには一切応じないようなマイペースな一面があるため、しつけが入りずらいと言われています。

バセンジーのしつけは、必ず主導権は飼い主が握るようにして、短い時間内でしつけを繰り返し行っていくようにしましょう。

悪いことした時には「ダメ」ときっぱり叱り切ること、そして良いことをした時には思い切り褒めてあげましょう。
バセンジーの飼い主さんには冷静さと根気強さが求められるでしょう。

しつけ① ~トイレ~

バセンジーは賢い上、とてもきれい好きなので、子犬の頃からしつければトイレは早い段階で覚えてくれるでしょう。

しかし、成犬になると外でしかしなくなることも少なくないようです。

雨の日や病気の時、外出先で排泄させたくない状況になることも予想されます。
散歩前に排泄をさせておくことで、外でしか排泄しないようになることを予防することできます。

それでも万が一、外でしか排泄しなくなった場合には、再トレーニングを行いましょう。
気長に根気強くしつけ治していけば、再び室内トイレができるようになるでしょう。

◆トイレ再トレーニング方法
  • コマンドを教える
    外での排出時に「ワン・ツー、ワン・ツー」などの声をかけることで、次第にコマンドを聞いたら排泄したがるようになります。
  • トイレシーツに排泄させる
    コマンドを使いながら、外でもトイレシーツに慣らしていきましょう。
    上手にできれば褒めることも忘れずにしてください。
  • 排泄場所を家の中に変えていく
    外でトイレシーツに排泄することができるようになれば、室内にトイレシーツを敷き、コマンドを使って排泄を促してみましょう。
  • 失敗しても叱らない
    部屋を汚されるとつい叱ってしまいがちですが、トイレの失敗で叱ってしまうと、バセンジーは排泄したこと自体に叱られたのだと勘違いしてしまいます。
    失敗した時には、リアクションはしないで速やかに片づけるようにしましょう。

しつけ② ~甘噛み~

バセンジーのしつけの悩みで最も多いと言われているのが「甘噛み」です。

子犬の頃であれば仕方ないと思ってしまいがちですが、そのまま成長してしまうと噛む力も強まり、家具やクッションなどの破壊行動に繋がります。

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