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イメージや見た目とは裏腹の、甘くて愛らしい性格を最大限引き出せるのは、飼い主しかいないということを理解しておきましょう。
性格・気質③ ~オスとメスの違い~
アメリカンピットブルテリアのオスは、メスよりもやんちゃな傾向にあります。
また闘争心が強い本能を持つのもオスの方が強いと言われています。
一方で、メスはオスよりも比較的穏やかで愛情深い性格をしているようです。
アメリカンピットブルテリアの飼い方・しつけ
飼い方① ~気質と能力を熟知し理解すること~
全犬種の中で、最も人を傷つける事故が多い犬種でもあります。
想定外の事態が起こり得るということも心構えしておいた方が良いでしょう。
それでも、必ずしもアメリカンピットブルテリアは危険犬種というわけではありません。
強い犬であること、身体能力が高いこと、実は愛情深い犬であること、犬種の特性を理解して愛情深く育てていくことで「危険犬種」と言われない犬にしていきましょう。
人を襲ってしまう事故を起こすアメリカンピットブルテリアは、愛情が足りていない、不適切な飼育環境、トレーニング不足など飼い主の知識不足が原因となっていることが多いのです。
充分な時間と愛情をかけて、しっかり向き合ってトレーニングをしていくことが必要な犬種です。
飼い方② ~社会性を身に付ける~
知らない人に対して友好的である一方、他の犬や動物に対しては攻撃性を見せることがあります。
トラブルを防ぐためにも、子犬の頃には様々な場所に連れて行き、他の人や犬と交流させてあげましょう。
それでも性格には個体差があるため、成犬になれば慣れない犬との接触は避けた方が良いでしょう。
人や動物以外にも、アメリカンピットブルテリアは、新しいものに対して強く警戒することもあります。
様々な音や物など、子犬のうちから様々な経験をさせてあげましょう。
飼い方③ ~運動~
アメリカンピットブルテリアにとって、運動不足は厳禁です。
様々な問題行動やトラブルを起こす原因へとなりかねません。
散歩時間の目安は、1回2時間、朝晩2回行いましょう。
しかし、体力に溢れ運動能力に優れたアメリカンピットブルテリアにとって、ただ歩いて散歩するだけではほとんど運動にはなりません。
とは言ってもドッグランなどの公共施設では、危険犬種として入場を規制されている施設も少なくはありません。
規制がないドッグランや庭があれば、ボール遊びなどで体を大きく動かす運動をさせてあげましょう。
ジョギングをする飼い主であれば、ジョギング相手にするのも良いでしょう。
飼い方④ ~散歩×しつけ~
服従訓練をしながらの散歩もおすすめです。
飼い主の左側について、飼い主のペースに合わせて散歩をするリーダーウォークを習得させておきましょう。
時には「座れ」「待て」などの指示を盛り込みながら飼い主に集中するようにするのです。
そうすることで、アメリカンピットブルテリアにとって体力面だけでなく精神的な満足感や楽しさも味わわせてあげることができるでしょう。
しつけ① ~主従関係を明確に~
全犬種に共通して、犬のリーダーになることはしつけの基本ではありますが、アメリカンピットブルテリアは特に主従関係を明確にしておく必要があります。
飼い主がリーダーとなり、アメリカンピットブルテリアをコントロールしていきましょう。
正しく飼い主がリーダーとなることができれば、賢く従順なアメリカンピットブルテリアは絶対服従の姿勢を見せてくれ、覚えも早いので他犬種と比べてもとてもしつけやすい犬種になるのです。
しつけ② ~プロのサポートを得る~
アメリカンピットブルテリアを飼うには、初心者のみならず飼育経験が豊富な人でも飼育が難しいと言われている犬種です。
性格には個体差があり、根本的な気質は飼い始める時点では明確にはなりません。
飼っていく上で見極めていく必要があるのです。
アメリカンピットブルテリアの興奮のスイッチが1度入ってしまうと、抑えが効かなくなることもあるため、プロのトレーナーの力を借りていくことも考慮した方が良いでしょう。
アメリカンピットブルテリアのお手入れ
お手入れ① ~ブラッシング~
アメリカンピットブルテリアのお手入れは短毛なので簡単ですが、換毛期には抜け毛が目立ちます。
通常では1週間に何度かのブラッシング、換毛期ではできれば毎日のブラッシングをしてあげましょう。
獣毛ブラシを使ったブラッシングをすることでより滑らかな毛質になり、マッサージ効果によって血行促進などのメリットもあります。
他にも、濡れタオルで体を拭いてあげるのも良いでしょう。
お手入れ② ~シャンプー~
皮膚が薄く弱いため皮膚疾患を患うことが多く、寒さや高温多湿が苦手な犬種です。
体の臭いも気になることもあるため、月1回を目安にシャンプーをして肌を清潔に保ってあげましょう。
シャンプー前には、ブラッシングで抜け毛を予め取っておきましょう。
お手入れ③ ~お手入れは自分でできるように~
アメリカンピットブルテリアは、一部のトリミングサロンや動物病院では危険犬種として受け入れしてくれない場合がある犬種です。
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