ミディアム・プードルの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介!

トイプードル

トイ・プードルとのミックス犬は多種多様に生まれていますが、もともと希少犬種であるミディアム・プードルのミックス犬はそれほど多くありません。

ラブードル

チョコラブ(母犬・17kg)とブラックのミディアムプードル(父犬・10kg)のミックス犬

ポーティドゥードル

母犬(ポーチュギーズウォータードッグ ・ブラック 15kg位)父犬(ミディアムプードル・ ブラック 9kg位)

ミディアム・プードルを飼うのに向いている飼い主は?

トイ・プードルの可愛さとプードルの優雅さを兼ね備えたミディアム・プードル。

希少犬種でもあるミディアム・プードルを飼うのに向いているのはどんな飼い主なのでしょうか。

・マンションでも飼える?

トイ・プードルのように小さくはありませんが、体長38cm~45cm、体重8kg~15kgと中型犬としては室内でも飼える大きさです。

マンションでも飼えますが、飼い主に甘えるのが大好きなので、一人にさせられると不安から無駄吠えすることがあります。

また、警戒心からチャイムの音や来訪者などに吠えることもありますで、近隣の住民の迷惑にならないよう無駄吠えのしつけはしっかりする必要があります。

一人暮らしでも飼える?

ミディアム・プードルは飼い主のそばにいるのが大好きなので、留守番がとても苦手です。

仕事が長時間になるなど一人にさせる時間が長い場合は、寂しさや不安からの無駄吠えや問題行に繋がることがありますので飼うのは無理かもしれません。

毎朝晩の散歩をはじめ、帰宅後や休日など仕事以外のほとんどの時間を愛犬のために使えるなどの時間的余裕が必要です。

一人暮らしで犬を飼う時は、緊急時に親や兄弟・友人などに預けられるなど、まわりの援助を得られるようにしておくことが大切です。

シニアでも飼える?

ミディアム・プードルはトイ・プードルような小型犬ではないため、ある程度の運動量を必要とします。

活発で飼い主と体を使って遊ぶのが大好きなのでそれなりの体力が必要です。

若い家族と同居していたり、犬を飼うことに経験の深いシニアであれば問題はありません。

ミディアム・プードルを飼うには時間と手間がかかることや、仔犬のころからのしっかりとしたしつけが必要なことから、始めて犬を飼うシニアには向いていません。

この記事のまとめ

ミディアム・プードルの基本情報・歴史や性格・特徴・しつけやお手入れ方法
・ミディアム・プードルの基本情報:原産国:フランス(中型犬)体高:38cm~45cm・体長:体高とほぼ同じ 体重:8kg~15kg 被毛と毛色:巻き毛のシングルコート。
ブラック・ホワイト・グレー・ブラウ・レッド等多種、同色の濃淡あり。きれいな一色毛が理想。

・ミディアム・プードルの歴史:サーカスやトリュフ探索などの使役犬。スタンダードからトイ・プードルまで小型化された確かな経緯については不明。

・ミディアム・プードルの価格相場:22万~30万円

・ミディアム・プードルの特徴と性格:無駄吠えも少なく愛玩犬として家庭で一番飼いやすい犬。全犬種の中でもボーダーコリーに次いで知能が高い犬。

・ミディアム・プードルのお手入れ:毎日のブラッシングは必須。被毛の伸びが速いので、テディカットやコンチネンタル・カットなどを綺麗なまま保つためには月1回の定期的なトリミングが必要。

・ミディアム・プードルの注意する病気:アジソン病・クッシング症候群・骨折・関節炎

ミディアム・プードルを飼うのに向いている飼い主:マンション可・一人暮らしやや不可・家族同居のシニアや犬飼い経験の深いシニア可

ミディアム・プードルについて 最後に・・・

ミディアム・プードルも他のサイズのプードルも大きさの違いはあっても、特質や性格など基本的に持っているものは何も変わりません。

荷役犬や水猟犬であったころはスタンダード・プードルの大型犬が重宝されていました。

サーカスやトリュフ狩りに使われていたときは、中型犬のミディアム・プードルやミニチュア・プードルが活躍し、愛玩犬となってからは小型犬のトイ・プードルが人気者となりました。

その時々の時代や背景によって大きさを変えられてきたプードルですが、愛らしい姿と頭の良さや飼いやすさは全犬種の中でNO.1だと言われています。

トイ・プードルの人気に押され気味のミディアム・プードルですが、希少犬種だけに一度はミディアム・プードルを飼ってみたいと思われているプードル愛好家もおられるのではないでしょうか。

これからもっとミディアム・プードルを愛する飼い主さんが増えるといいですね。

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