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毎日十分に体を動かすことができないと、ストレスが溜まってしまい、室内でいろいろないたずらをしたり、問題行動にも繋がります。
必要な散歩の頻度は、1日2回、1回につき60分以上
散歩は、ただひたすら歩くだけではなく、坂道やくねくね道などのコースを取り入れたり、たまにダッシュをするなど工夫すると喜びます。
また、運動量は散歩だけでは十分とはいえないので、たまにドッグランを活用したり、広い犬が走れる場所に連れて行き、ロングリードで思い切り走らせてあげることも必要です。
スタンダードシュナウザーのお手入れ
スタンダードシュナウザーはダブルコートの被毛で、抜け毛が多いのかな?と思いがちですが、スタンダードシュナウザーには換毛期がないので、比較的抜け毛は少ないのです。
その代わり、被毛は定期的にトリミングをしないと伸び続けてしまいます。
スタンダードシュナウザーのブラッシング
スタンダードシュナウザーは抜け毛が少ない犬種にはなりますが、毎日のブラッシングで絡みを取ることと、死毛を取り除いてあげる必要があります。
ブラッシングにはスリッカーブラシを使い、根元から皮膚を痛めないように、優しくブラッシングするようにしましょう。
ブラッシングすることで、皮膚の血行も良くなり、皮膚と被毛両方の健康を助けます。
仕上げにはコームを使います。
スタンダードシュナウザーのトリミング
スタンダードシュナウザーのトリミングは、通常の犬のトリミングでするペットカット以外に、スタンダードシュナウザーらしい硬く強い被毛にするため、プラッキングという手法のトリミング法があります。
これは、被毛を抜くという作業をすることで、皮膚・被毛を強くする目的があります。
この方法は当然、慣れるまで犬は痛がります。
また、全てのサロンでプラッキングができるわけではなく、時間も費用もかかります。
ショードッグ以外は、ペットカットを選ぶ飼い主さんがほとんどです。
スタンダードシュナウザーの歯磨き
歯磨きは子犬のうちから、口内を触られても平気なように慣らし、早いうちから歯磨きをすることをおすすめします。
歯磨きには歯ブラシに歯磨きペーストをつけてブラッシングする方法が1番キレイになります。
最後の仕上げに、歯磨きシートで歯の表面を拭き取ったり、デンタルガムをあげてもいいでしょう。
スタンダードシュナウザーの注意する病気
スタンダードシュナウザーの平均寿命は13〜16歳といわれています。
少しでも長く一緒にいるために、気をつけたい病気をご紹介します。
スタンダードシュナウザーの注意する病気その① 尿路結石
尿路(腎臓・尿管・尿道)のどこかで結石・結晶ができ、尿道で詰まってしまう病気です。
症状は、1回に出る尿の量が減ることや、最悪尿がしたい様子を見せているのに、ほとんど出ないということにもなります。
内科治療で完治を目指しますが、場合によっては外科手術で結石を除去します。
スタンダードシュナウザーの注意する病気その② 股関節形成不全
歩き方がおかしいことで気づくことが多いです。
腰を振って歩いたり、足を引きずり、運動を嫌がるような素ぶりがあります。
この病気は、運動と食事管理をメインで薬で痛みをコントロールすることで、進行を抑えることが基本になります。
内科治療でも症状が悪化する場合、外科治療が考えられます。
スタンダードシュナウザーの注意する病気その③アレルギー性皮膚炎
様々な原因でアレルギー反応を起こします。
症状として多いのが、とにかく皮膚を痒がることで、場合によって、湿疹を伴います。
また、外耳炎や結膜炎も併発しますので、皮膚・耳・目を痒がって止まらないという場合、悪化する前に、獣医さんへ受診をおすすめします。
スタンダードシュナウザーの相場価格と入手先
スタンダードシュナウザーの相場価格は15万円〜になります。
スタンダードシュナウザーはご紹介してきたように、日本ではほとんどいない犬種になるので、入手も簡単ではありません。
ブリーダーさんから直接譲り受ける方法が1番ですが、常に子犬がいるとも限りません。
また、海外から輸入するという方法もあり、手続きを代行してくれる会社もあります。
ただその場合の価格は、時価になりますので、費用がかさむ可能性もあります。
それら以外の方法として、いつ出会えるか保証はありませんが、里親募集している団体のHPを随時チェックしてみるという方法もあります。
スタンダードシュナウザーのさいごに
日本ではミニチュアシュナウザーの方がメジャーで、よく見かけることはありますが、スタンダードシュナウザーの存在感は、ミニとは格段の差ではないでしょうか?
一緒に走り回ったり、ギュッと抱きしめたり、想像するだけでワクワクしてしまいます。
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