犬のブラッシングの頻度と正しい手順嫌がる時の対処法

トイプードル,ぬいぐるみ

正しいブラッシングを行うためには、愛犬の毛質に合った適切なブラシ選びも重要です。

ブラシの種類を紹介します。

  • スリッカーブラシ:全毛質向きの万能ブラシで、抜け毛の除去や毛玉をほぐすのに使います。力加減を間違えると皮膚を傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。

    ソフトとハードタイプのブラシがあります。

  • ピンブラシ:先端に丸いピンがついたブラシで、長毛種向きのブラシです。毛並みを整える他、抜け毛やホコリ・フケを取り除き、マッサージ効果も期待できます。
  • ラバーブラシ:ラバー素材のブラシで、短毛種向けです。ラバーが死毛を吸着してくれ、マッサージ効果も期待できます。
  • コーム:長毛種に適した金属製の櫛で、毛玉の有無を確かめたり、カットの際や仕上げに使います。
  • 獣毛ブラシ:豚毛、猪毛、馬毛、またはこれらを混ぜた毛でできたブラシです。短毛種や柔らかい毛質のブラッシングに適し、被毛のツヤを良くしてくれます。
  • ファーミネーター:ダブルコートの下毛を除去するのに適した道具で、ブラシというよりはトリミングナイフに近い原理を応用したものになります。

被毛タイプに合わせたブラッシングの正しい手順

◆全タイプ共通のブラッシング

ブラッシングの全体的な手順は、
抜け毛やホコリを除去⇒毛玉をほぐす⇒整える  という流れになります。

ブラシをかける時は、毛並みに沿って、皮膚に対して並行にブラシを動かすようにしましょう。

脚の付け根などの皮膚の薄い場所やかかとなどの骨が出ているような部分は、力が入りすぎることによって痛みを与えてしまいがちです。

優しく丁寧にかけてあげるようにしましょう。

片方の手で根元を抑えながら、ブラシを持つ方の手首の力を抜くことを意識することで力がかかりすぎなくなるでしょう。

◆スムースコート(長毛種)のブラッシング

スムースコートのブラッシングには、ラバーブラシや獣毛ブラシを使います。

毛の流れや体のラインに沿って上から下へ優しくブラシを通していきましょう。

仕上げに蒸しタオルで拭いてあげると良いでしょう。

◆ロングコート(長毛種)のブラッシング

まず、ピンブラシで毛並みに沿って全体的にブラッシングします。

ブラシが通りにくいときは、毛先の数センチ上の部分から始め、何回かに分けて根元に近づけていきましょう。

抜け毛や毛玉をほぐす場合には、スリッカーブラシを使います。

特に、わきの下、後ろ足の腿のあたり、耳の付け根などは毛玉のできやすい部分です。

毛玉ができていれば指で優しくもみほぐしながら少しずつブラシをかけていきましょう。

最後にコームを使って、毛玉がないかの確認をしながら優しくブラシを通していきます。

さらに、毛のパサつきが気になる場合には、獣毛ブラシで仕上げてください。

オイルをブラシに馴染ませることで艶を与えられます。

◆ワイヤーコートのブラッシング

まずスリッカーブラシを使います。

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