アメリカンコッカースパニエルのおすすめのペット保険

そんな時、ペット保険に加入しておけば、費用の負担が減るので積極的な治療にも前向きな気持ちになれるでしょう。

ペット保険にはデメリットも・・・。

◆保険適用外の病気がある
ペット保険は、動物病院での全ての診察・治療に対して保険が適用されるというわけではありません。
保険会社によって、病気や手術内容などで保険が適用されるものと適用されないものがあります。

一般的に、去勢・避妊手術やワクチンなどの予防関連の処置は保険の補償対象外となることが多いです。

また、保険会社によっても保障内容が異なり、A社のペット保険では補償対象でもB社では補償対象外という場合があります。

◆年齢に応じて保険料が上がる
人間の医療保険では加入時の年齢で保険料が決まるものが多いですが、ペット保険は愛犬の年齢が上がるにつれて、保険料の金額も割高になっていくものが多いです。
高齢でも健康な犬の場合、毎月の保険料の負担の方が大きくなってしまう可能性もあるでしょう。

アメリカンコッカースパニエルのかかりやすい病気と治療費

ペット保険を検討する際に、アメリカンコッカースパニエルがかかりやすいと言われている病気について知っておきましょう。
そうすることで、治療にどのくらいの費用が必要になって、加入するペット保険の補償内容に入っているのか、どれくらい治療費が負担されるのかなどを前提にペット保険について検討することができます。

かかりやすい病気① 外耳炎

大きな垂れ耳を持ったアメリカンコッカースパニエルは、耳の中の通気性が悪く汚れやすくなり、外耳炎を起こすことがあり最も身近な病気の1つです。
外耳炎とは、細菌や寄生虫などによって耳の外耳道が炎症する病気のことです。

放っておくと中耳炎、内耳炎などを引き起こす可能性もあり、犬にとって苦痛を伴う状態になることがあります。

耳の中を清潔に保つことで予防できる病気ですので、定期的な耳のチェックと耳掃除を怠らないようにすることが大切です。
治療法は、洗浄薬で耳の中を綺麗にした後、点耳薬や駆虫薬で治療を行います。

◆医療費の目安

1通院あたり3,000円~6,000円程度の医療費がかかります。
アメリカンコッカースパニエルは1度発症すると重症化してしまうことが多いです。

かかりやすい病気② 白内障・緑内障

白内障は、眼の水晶体の一部や全体が白く混濁する病気で、緑内障は眼の中の圧が上がってしまう病気のことです。
いずれも視力の低下や最悪の場合失明してしまう恐れのある身近に起こりうる目の病気です。

症状が軽いうちは点眼液による治療で済みますが、症状が進行している場合は手術が必要になります。

◆医療費の目安

手術を行う場合その後の通院費などを含めると片目だけでも約20~40万円、場合によってはそれ以上かかることがあります。

かかりやすい病気③ 脂漏症

アメリカンコッカースパニエルが遺伝的に発症しやすい皮膚病の1つで、皮膚の新陳代謝が異常に速くなり、全身の皮脂腺の分泌が過剰になったり、皮膚の角化が異常に亢進した状態を「脂漏症」といいます。
脂漏症を起こすと、皮膚炎を起こしやすくもなります。

治療法は、薬用のシャンプーによる薬浴や食事管理、抗生剤や抗真菌剤による細菌・真菌など二次感染の制御を行っていく事になります。

「日頃から皮膚を清潔に保つためシャンプーやブラッシングなどのケアを適切に行うこと」、栄養バランスの整った食事を摂取すること」が大切です。

◆医療費の目安

治療費は、1通院あたり5,000円~10,000円程度が目安ですが、生涯を通しての維持療法が必要となることが多いので、生涯で換算するとかなり大きな金額となるでしょう。

かかりやすい病気④ チェリーアイ

チェリーアイとは、第三のまぶたの奥にある涙を生産している腺組織(第三眼瞼腺または瞬膜腺)が奥から飛び出してしまう病気のことです。
奥から飛び出してポコッと赤く腫れあがり、ツヤツヤした状態がさくらんぼに似ていることからチェリーアイと呼ばれます。
軽症であれば炎症を抑える内服薬で自然に元の位置に戻る場合もありますが、、繰り返したり内科治療に反応しない場合には手術が必要となります。

◆医療費の目安

内科治療であれば1通院あたり3,000円~5,000円程度で済みますが、手術が必要になった場合には10万円~15万円の費用が必要となってきます。

かかりやすい病気⑤ 膝蓋骨脱臼

膝のお皿がずれてしまう病気のことです。
先天的にかかる場合と、飼育環境によって足に負担がかかることから発症する場合があります。
初期のうちは内科治療を行いますが、慢性化してくると手術が必要となります。

◆医療費の目安

内科治療の段階であれば1通院あたり3,000円~10,000円程度で済みますが、症状の進行状態によって手術代は20~40万円ほどかかります。

保険選びのポイント

最近では犬もどんどん長生きになっている分、病院に通う犬も増え、そのせいでしょうか。
一昔前のペット保険もより種類が増え、選択肢も広がりつつあります。

ではどんなことをポイントに選べばいいのでしょうか。

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ポイント① ペット保険の補償は通院・入院・手術

ペット保険でカバーしてくれるのは、通院・入院・手術の項目が基本になっているのですが、それぞれのプランによって、何を重視するかでそれぞれの補償金額が変わってきます。

「通院や入院」を重視した保険にするのか、大きな出費になる「手術」を重視した保険にするのかで選ぶプランも変わります。

アメリカンコッカースパニエルがかかりやすい皮膚病の目の疾患、外耳炎などであれば通院をして治療していくケースが多いですが、膝蓋骨脱臼など手術が必要となるケースも。

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