●重症度Ⅱー膝蓋骨を手で脱臼させられるか、あるいは膝関節の屈曲時に自然に脱臼する。
脱臼した膝関節が関節を進展して脱臼と反対方向に頸骨を回転させるまで正常位にもどらない。
→膝のお皿を横に押すとずれるか、押すまでもなく足をまげるとお皿がずれてしまう状況です。
お皿をもとの位置にもどすのも、重症度Ⅰのように自然にはいかず、足をのばしてお皿をもとにもどす補助となる動きをとらなければいけません。
●重症度Ⅲー大部分は膝蓋骨は脱臼したままであるが、関節を伸展すると手で整復することができる。
関節の屈曲および伸展によって膝蓋骨が再脱臼する。
→お皿がかなりぱかぱかとずれやすく、ほぼずれた状態でいることが多くなってしまっている状況です。
足を伸ばして、お皿をもとの位置にもどすことはできますが、足を曲げたり、伸ばしたり動かすたびに、お皿がずれてしまいます。
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