どう向き合えばいいの！？ポメラニアンの問題行動について

無駄吠えは、私たちにとっては無駄なことですが、ポメラニアンにとっては意思表示になります。

まずはなぜ吠えているか、原因を見つけます。

その原因に対して対処するのが1番重要です。

基本的な対応は以下の3つになります。

◆褒める

吠え続けるポメラニアンが、一瞬でも吠えるのをやめたとき、大袈裟なくらいオーバーに褒めます。

褒められるとポメラニアンは大変喜び、もっとしようと思い出します。

1回や2回では無駄吠えはなくなりませんが、これを繰り返すことで、吠えないとすごく褒めてもらえると学習していくでしょう。

◆無視する

これは、要求吠えをするポメラニアンに有効です。

• おやつのおねだり
• 遊びのおねだり
• 散歩のおねだり

など、吠えたら要求が通ると学習してしまっているポメラニアンは、要求が通るまで吠えることがあります。

この場合、吠えるのをやめて欲しくて、要求に応えてしまうといつまで経っても問題解決にはなりません。

まずは、要求吠えに関しては無視を徹底します。

叱ることもせず無視です。

しばらくして諦めて吠えるのをやめたとき、おやつをあげたり遊んであげるようにします。

吠えないと、いいことがあるということを学習することで、要求吠えは意味ないことと理解してくれるでしょう。

吠えたい対象に慣れさせる

• ドアホンが鳴る度吠える
• 訪問者があると吠える
• 他の犬を見ると吠える

何かの対象に対して吠えてしまう場合、その対象に慣れさせるのが1番です。

吠えるのは、その対象への恐怖や対抗心などからのことが多く、それらを克服してあげることで解決するでしょう。

◆例えばドアホンに吠える場合……

「静かに!!」など飼い主さんが大騒ぎしないことです。

飼い主さんが騒ぐことで、愛犬もエスカレートしてしまいます。

吠える愛犬に対して完全無視をし、少しでも静かになったら褒めてあげます。

これを繰り返すことで、ドアホンの音に慣れていくでしょう。

わざとドアホンを鳴らしトレーニングするために、家族や友人に協力してもらって行うことをおすすめします。

◆訪問者や他の犬に吠える

これは、子犬期に他の人や犬と会う機会がなかった場合に多く起こる傾向があります。

人や犬に慣れさせるには、場数を踏むしかありません。

家族や友人に協力してもらい、愛犬を撫でたり、おやつをあげてもらったりして、人は優しいと思ってもらうのが1番近道になります。

他の犬に対しては、犬同士の社会があります。

それを無視してガウガウしてしまうと、犬社会には馴染めないでしょう。

まずは、犬慣れしている犬と1対1で遊ばせてみるなどして様子をみます。

犬同士のマナーを犬から学ぶのが1番の解決策になります。

噛み癖

子犬期の噛み癖は甘噛みであることが多く、歯の生え変わりなど一過性の場合もあります。

ただし、子犬期の時期に噛み癖が直らず、成犬になって本噛みになってしまった場合、直すには根気を要します。

噛むことにも原因はさまざまありますが、基本の対応は同じです。

まず噛まれた瞬間「痛い!」と短くだけ言い、その場を離れます。

その後、数分は完全に無視をします。

一切話しかけないでください。

その後、何事もなかったかのように接してあげましょう。

犬は大好きな飼い主さんに無視されることが大嫌いです。

噛んだら構ってもらえなくなると学習することで、噛まなくなるでしょう。

また、体を触ろうとすると噛んだり、ブラッシングをしようとすると噛むという場合があります。

この対応として、体を触る前に思い切り遊んであげ、ある程度疲れさせましょう。

そして、触られて気持ちいいところを撫でてあげることから始め、少しでも範囲を広げて触らせてくれたとき、思い切り褒めるということを繰り返し、最終的にどこでも触れることをゴールにします。

この記事のまとめ

どう向き合えばいいの!?ポメラニアンの問題行動について　さいごに

いかがでしたか？

すぐに直したい問題行動であれば、プロのドッグトレーナーに相談したり、お任せするという方法もあります。

犬の立場になってみると、飼い主と話せないため気持ちがうまく伝えらず、もどかしく思って問題行動を起こしているのかもしませんね。

そう思うとより一層愛しさが込み上げませんか？