どう向き合えばいいの!?ポメラニアンの問題行動について

ポメラニアン,クリーム色

飼い主にとっては困ってしまう問題行動ですが、もしかするとその行動は犬から発している何かのサインなのかもしれません。

問題行動を治すためには、まずはその問題行為を行うに至った経緯やその時の犬の気持ちなどについて探ってみましょう。

問題行動を起こす時の犬の感情について、これらが考えられます。

  • 不安や恐怖を感じている
  • びっくりした
  • 遊んでほしい、かまってほしい
  • ストレスを感じている
  • 大切な物を取られそうなので守りたい
  • 体力を持て余している

問題行動を起こす原因が分かる場合には、まずは原因を取り除いてあげましょう。

例えば、こんな場合……

インターフォンの音で不安を感じて吠えてしまう犬に対して「吠えるな!」と厳しく叱っても、犬の不安は無くなりません。

それどころか、厳しく叱られることによって恐怖に恐怖を上乗せしてしまい、犬の心境は穏やかではありませんよね。

この場合は優しく声をかけたり、日頃からお座りや伏せで落ち着かせる習慣をつけてあげて、吠えた時にお座りや伏せをさせれば、自ずと落ち着くはずです。

このように、問題行動を行うには何らかの原因があることを認識し、まずは原因の追究から始めましょう。

しつけの重要性

しつけと聞くと、トイレトレーニングでしょ!と思い浮かびますよね。

ポメラニアンと一緒に生活する中で、確かにトイレトレーニングは重要です。

ただ、しつけはそれだけではありません。

マスターしたい基本のしつけには、

  • おすわり
  • 待て
  • アイコンタクト
  • 呼び戻し

などがあります。

これらを完璧にできることで、興奮して吠えたくなった場面でもおすわりなどをさせることで、興奮を落ち着けてあげたり、アイコンタクトが取れることで、飼い主さんの指示を聞けるようになるなど、ある程度の問題行動を回避することができます。

正しいしつけ方法とは

ポメラニアン,柴犬

先でもご紹介したように、問題行動の原因の1つに間違ったしつけというものがあります。

愛されポメラニアンになれるかどうかは、私たちの手にかかっています。

正しいしつけとはどんなことなのかを細かくご紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

しつけは家に迎えた日から毎日する

しつけは家に迎えた日からスタートです。

まだ子犬だからもう少し大きくなってから~は間違った判断になります。

子犬期である成長期は、ポメラニアン自身さまざまなことを学習する時期で、更に恐怖心よりも好奇心が勝っている時期なので、この時期にしつけをしっかりすることで、成犬になったときどんなポメラニアンになるか変わってきます。

褒めて伸ばすことを徹底

ポメラニアンはプライドが高い傾向があります。

しつけトレーニングでの失敗に対して叱り続けてしまうと、やる気をなくしてしまい、トレーニング自体マスターするのに時間がかかってしまいます。

逆に、褒めることに専念したトレーニングをすると、もっと褒められたいとモチベーションが上がります。

ただし、失敗したのに褒めることはできません。

褒めるために、ご自身のポメラニアンが成功するように飼い主さんが先回りをし、最初はわざとでもいいので、成功する経験をたくさんさせるようにします。

気分でしつけない

飼い主さんの気分でしつけにムラがあると、ポメラニアンは混乱をしてしまいます。

昨日は良かったのに今日はだめ?

と、正しいことと悪いことの違いが理解できなくなってしまいます。

どんな気分の日でも、しつけ方法は一貫させる必要があります。

焦らない、個々の性格に合わせる

言われたことに対して、瞬時に反応できるタイプ、のんびり時間をかけて学習するタイプなど、同じポメラニアンでもそれぞれ性格は違います。

他のポメラニアンはできたのに、うちの愛犬はまだ学習してくれないと焦ってくることもあるでしょう。

でも、その必要はありません。

毎日コンスタントにトレーニングすることで、必ず学習してくれます。

大切なのは、飼い主さんが焦ってキリキリしてしまうと、それはポメラニアンにも伝わってしまうということです。

個々の性格に合わせ、楽しんでトレーニングをしましょう。

叱るのは現行犯で捕まえたときだけ

例えばおしっこの失敗や、ものを壊したり散らかしたりするイタズラがありますが、終わった後に叱っても意味がありません。

時間が経ってから叱っても、何に対して叱られているのか、ポメラニアンには理解できません。

イタズラに関して叱る場合は、進行形でイタズラの現場を抑えた時だけにしましょう。

気をつけたいのは、トイレの失敗になります。

間違ったところにおしっこをしているところを叱ってしまうと、場所が違うと理解できず、おしっこすることがいけないと解釈してしまうことがあります。

トイレの失敗に関しては、叱るのではなく無言で粗相を片付け、トイレトレーニングに励むようにしましょう。

問題行動別に解決法をご紹介

ポメラニアンがしてしまう問題行動にはさまざまあります。

続いて、具体的に問題行動別にどう解決していったらいいかをご紹介いたします。

問題行動解決の参考になさってください。

無駄吠え

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