Contents
真っ直ぐ上に向いていることが理想です。
矯正の期間
まずは3日間やってみて、テープを外してみます。
その後また垂れてくるようであれば、改めてテーピング矯正をします。
垂れ耳タイプのパピヨン
あまり知られていないかもしれませんが、パピヨンには「ファレーヌ」と呼ばれる垂れ耳の種類もいます。
とはいえ、現在日本でファレーヌは、ほとんど見かけなくなってしまいました。
しかし、もともとは立ち耳タイプのパピヨンよりもファレーヌのほうが先に存在しており、その歴史は古く、ルネッサンス時代の著名な画家の作品にも頻繁に描かれていたほどです。
見た目は立ち耳のパピヨンと比べると、やさしい印象で親しみやすいかわいさがあります。
垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンはダメなの?
日本ではなかなか見ることがない垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンですが、立派なパピヨンになります。
身体的にも何も問題はなく、1つの個性と捉えましょう。
ただ垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンは、比較的スピッツやチワワの遺伝子を引き継いでいないといわれ、体がやや大きく育つ傾向があります。
また垂れ耳であるため、耳の中が蒸れやすく、耳の炎症を起こしやすいこともあります。
特に夏など湿度の高いときには、ときどき耳の中をチェックしてあげるようにしましょう。
耳に炎症が起きたときの症状は?
- しきりに耳を掻く
- 耳を床に擦り付ける仕草をする
- 頭を振る
- 炎症が起きている方の耳を傾ける仕草をする
- 耳の内側に熱を帯びる
- 耳垢が赤黒い
- 耳の中が臭い
このような症状があったときは、なにかしら耳の中が炎症を起こしている可能性があります。
耳の炎症は早期のうちに治療をしないと、治療に時間がかかってしまうことが多く、治っても再発を繰り返すこともあるので、おかしいと思ったら、早急に動物病院へ受診をおすすめします。
垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンが欲しい!どこで出会える?
ご紹介したように垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンは珍しく、ペットショップで出会うことは早々ありません。
また、複数の犬種をブリーディングしているブリーダーのところでも、なかなかお目にかかることはないかもしれません。
確実に垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンのパピヨンを探したい場合には、パピヨンだけに特化してブリーディングしているブリーダーを訪ねてみましょう。
1つの犬種だけを扱っているブリーダーは専門性に長け、垂れ耳「ファレーヌ」パピヨンがいることもあります。
また、より健康で美しいパピヨンに出会える確率も高いでしょう。
パピヨンのミックス犬
純血種のパピヨンもかわいいですが、ミックス犬は外見も性格もオリジナルなところが魅力で、純血犬とは違ったかわいさがあります。
パピヨンのミックス犬は種類が非常に豊富で、その中でもパピヨン×チワワ(パピチワ)、パピヨン×ポメラニアン(ポメヨン)などが近年、人気があります。
ただし、ミックス犬は、どちらの親犬の特徴を譲り受けているのか、個体差によってそれぞれ大きく違っているため、同じ種類であっても性格が全く異なることがあるのを、覚えておきましょう。
また、ミックス犬の人気の理由は見た目のかわいさだけではなく、遺伝的な疾患が少なくなり、病気になりづらいといったことも挙げられます。
ミックス犬のパピヨンのメリット・デメリット
ミックス犬のパピヨンにはメリットとデメリットがあることを、覚えておきましょう。
まず、メリットですが、なんといってもそれぞれ違った個性の容姿になり、その犬だけのかわいさがあることです。
どちらの犬種の特徴も見られて、なんとも言えない愛くるしさがあります。
また、それぞれの遺伝子が合わさることにより、お互いの犬種の弱点が補われて、体が丈夫になるのもミックス犬ならではのよさでしょう。
しかし、一方でデメリットもあります。
それは、どちらの犬種の特徴が出るのかわからないため、体の大きさや外見、性格などの予想が難しいことです。
それに加えて、血統書がないため、親犬の素性がわからないのも心配な点です。
もし遺伝的な疾患を抱えていることを知らずに交配を行っていたとしたら、その要因を引き継いていることが考えられます。
したがって、ミックス犬にはメリット・デメリットがあることを認識した上で、決めるようにしましょう。
パピヨンのミックス犬と雑種は同じ?違う?
雑種とミックス犬は別物です。
コメントを残す