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犬の健康のためにも、できるだけ衛生的で新鮮な水を与える必要があるのです。
同様に新鮮な空気も大切です。
1日に1回は窓を開けて部屋の空気を入れ替えたり、風を通してあげましょう。
特に冷房や暖房が欠かせない真夏や真冬といった季節は、窓を閉め切りにしがちですが、空気は汚れていきますので部屋を時々換気することを忘れないようにしましょう。
空気清浄機の併用もおすすめです。
人のための嗜好品が犬に与える影響
人がリラックスするために用いられる嗜好品には様々な物がありますよね。
しかし嗜好品は、愛犬と暮らす環境で使うには向いていないものもあります。
ルームフレグランスの匂いで犬はノックアウト?!
ご自宅でルームフレグランスや芳香剤などの香りアイテムを使っておられる方も多いでしょう。
人にとっては気持ちのリフレッシュやリラックスにも役立ち、清潔感が増すイメージも与えてくれるアイテムです。
それでも、犬たちにとってはどうでしょうか?
芳香剤類には、ペットの健康に害を及ぼす成分が使われている場合があります。
また、嗅覚が優れた犬たちにとって、自然界には存在しない人工のフレグランスは異臭でしかない場合があり、それがストレスになってしまうでしょう。
また、鼻水やくしゃみといったアレルギー反応を起こす可能性もあります。
ルームフレグランスや芳香剤などの香りアイテムを用いる場合には、ペットにも安全な商品を選ぶようにしましょう。
自然由来のアロマオイルは、良い製品を選べばセラピー効果も見込めますが、全てが安全というわけでもありません。
ティーツリーオイル、クローブ、オレガノ、柑橘系、ペニーロイヤルミント、ウィンターグリーンといったアロマは犬にとって危険なアロマとされています。
喫煙は愛犬への健康にも悪影響を及ぼす
飼い主さん自身やそのご家族に喫煙者がいらっしゃるご家庭もあるでしょう。
タバコの副流煙による受動喫煙はタバコを吸っている人本人よりも有害物質を吸い込んでしまう可能性があることはよく知られていますよね。
受動喫煙は人だけでなく犬にとっても悪影響を及ぼします。
人よりも体が小さな犬、それもトイプードルのような小型犬にもなるとその影響はさらに大きくなってくるでしょう。
受動喫煙による犬への健康の影響は、人と同様、がんになるリスクが高くなったり、気管支炎や喘息など呼吸器系の疾患になりやすくなると言われています。
また犬のアレルギーの原因の1つとも考えられています。
犬の健康を考えるなら、禁煙することが一番の方法ですが、禁煙が難しいようなら犬がいつも生活しているスペースではタバコを吸わないようにしましょう。
さらに、タバコの煙は手や服にもついています。
タバコを吸った後は手を洗う、着た上着などは室内では脱ぐようにするなどして、細心に注意を払ってあげるよう心がけましょう。
この記事のまとめ
- トイプードルは室内飼いが基本
- フローリングには滑り止め対策を。足裏の毛をカット&肉球ケアも忘れずに。
- 階段やソファなどの段差にはゲートやスロープを設置しよう
- 犬に危険がない家具・家電(コード)の配置を考えよう
- 誤飲誤食の事故が起きないよう細心の注意を。
- 観葉植物は犬にとって有毒な種類も。
- 清潔でリラックスできる飼育スペースを準備してあげよう。
- 快適に過ごせる室温・湿度管理をしてあげよう。
トイプードルが安全に暮らせる室内環境 さいごに
トイプードルか快適に過ごせるための室内環境について紹介してきましたが、中には「過保護すぎないか?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
それでも、同じ家で人と犬それぞれが快適に生活するためには、人と犬が必ず歩み寄る必要があります。
全ての環境を犬中心にする必要はありませんが、人中心で犬が居心地悪い環境を強いられるのも、飼い主として褒められることではありませんよね。
人のエゴを犬に押し付けることがないように、ご自宅の環境を振り返ってみてはいかがでしょうか。
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