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段差にはスロープを設置したり、階段には立ち入ることができないように衝立や柵をつけるようにしましょう。
安全な室内環境③ 家具・家電(コード)の配置を考慮しよう
生活の中で当たり前のようにある家具・家電製品なども犬にとっては危険になることがあります。
例えば犬の遊ぶスペースに置いてある家具にぶつかってしまったり、ストーブなどの暖房器具に近づきすぎてやけどしてしまったり、家電製品のコードにイタズラして感電してしまう可能性も。
危険な物がある場所には立ち入れないようゲートを設置する、危険になりそうなものは飼育スペース内に設置しない、愛犬から届かない場所に置くなどしてあらゆる危険性を考慮し対処するようにしましょう。
安全な室内環境① 誤飲誤食の危険から遠ざけよう
最も身近に起こりえる事故として異物の誤飲誤食があります。
犬はいろいろなものを口に入れる習性があり、口にしたものによっては気管や腸閉塞になってしまうことや、対処が遅れることで死に至るケースもあります。
そういった事故を防ぐためには、誤飲誤食をさせないこと、しない環境を作ってあげることが大切です。
まずは、犬が生活するスペースは物で散らかさないようにしましょう。
特に食べ物のにおいがするキッチンでの誤飲誤食は多いです。
キッチンにはゲートを設置するなどして立ち入れないようすることをおすすめします。
また、おもちゃを与えっぱなしにすることで壊れた部品を誤飲してしまうこともあります。
おもちゃを与える時は飼い主さんの目が届く範囲で、決して与えっぱなしにしないことも大切です。
◆誤飲誤食の可能性があるもの
- おもちゃ
- アクセサリー
- 人間の食べ物
- 観葉植物
- ゴミ箱
- 化粧品
- リモコン
- その他小物 など
安全な室内環境③ 観葉植物に注意
家の中に緑があると、それだけで部屋がパッと明るく見えるので、インテリアとして観葉植物を置いているご家庭も多いのではないでしょうか。
それでも、その観葉植物は犬にとって有毒なものになる可能性があります。
植物にもいろいろ種類があり、犬が間違って口に入れてしまった場合「毒」になるものがあるのです。
そういうものが、犬が触れる場所にあるのは危険ですので、場所を移すか、そういう植物を避けて置くかにしましょう。
子犬は特に興味津々で何でも口にしたがるため、基本的にはトイプードルが過ごすスペースには観葉植物を置かないようにすることをおすすめします。
◆危険な植物
- ポトス
- アイビー
- ドラセナ
- アマリリス
- カラジウム
- カラー
- アロエ
- その他多数
トイプードルが快適に暮らせるための環境づくり
快適な環境づくり① 清潔な環境を保とう
清潔な環境を作ることはとても大切なことです。
トイプードルにとっても飼い主さん家族にとっても健康や生活の質に影響を及ぼすこととなるでしょう。
掃除機やコロコロをかける、排泄物はできるだけすぐに片づけてあげる、愛犬の使うベッドやおもちゃといった身の回りの物もこまめに洗ってあげましょう。
洗わずにそのまま使い続けていると、雑菌が繁殖して匂いの原因となったり、身体にも悪影響を及ぼすことになります。
ペットにも安全な除菌消臭剤などの使用もおすすめです。
快適な環境づくり② 静かでリラックスできる環境を
甘えん坊で飼い主さんの側で過ごす事を好むトイプードルではありますが、1人でも落ち着いて過ごせる環境を確保してあげることも大切です。
できるだけ静かに過ごせるよう人の動線から外れた場所にゲージやベッドなどを置いて寝床を作ってあげましょう。
犬は気配や音にとても敏感なため、リビング等の入口やトイレの横といった人の行き来が多い場所は避け、またテレビの横といった騒音がする場所も避けたほうが良いでしょう。
また、夏には冷感マットを冬には温かい毛布などを取り入れ、季節に応じた寝床を作ってあげることでより快適に過ごすことができるでしょう。
快適な環境づくり③ 快適な室内温度を保とう
抜け毛が少ないという特徴を持つトイプードルは、被毛がシングルコートと呼ばれる1層の毛で覆われているタイプとなるため、寒さに弱いという特徴をも持っています。
逆に、日本の高温多湿の夏の暑さも苦手とします。
つまり、トイプードルは寒さにも暑さにも弱い犬種です。
そんなトイプードルが快適に過ごせるよう室内の温度を適温に保っておく必要があります。
犬が快適に過ごせる室温は20~25度であると言われています。
個体差がありますので、愛犬が寒がっていないか、暑がっていないか様子を見ながら調整してあげると良いでしょう。
ただしエアコンのきかせ過ぎは、かえって冷えの原因になることがありますので、注意しましょう。
冷たい空気は足元に溜まりやすい特徴がありますので、そのことを考慮したうえで温度管理してあげると良いでしょう。
快適な環境づくり④ 湿度管理も忘れずに
トイプードルが快適に過ごす環境づくりのためには、温度だけでなく湿度管理も重要です。
犬の皮膚は、厚さが人の半分以下しかなくとてもデリケートなため、乾燥しすぎだったり湿度が高すぎても皮膚トラブルの原因になります。
乾燥した空気で呼吸器官を痛めてしまったり、ドライアイの原因にも繋がってしまうこともあります。
季節ごとに加湿器と除湿機を使い分け、理想の湿度40~60%を保って快適な室内を作ってあげましょう。
快適な環境づくり① 新鮮な水と空気を
いつでも新鮮な水を飲める環境を作ってあげてください。
犬の健康を維持するためには、水分摂取が必要。
しかしその水が不衛生なものだと、下痢などの消化器症状を引き起こすなど体調不良の原因にもなりかねません。
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