Contents
爪切りと同時にトイプードルの肉球のケアも一緒にし、足の衛生ケアをしましょう。
犬は靴を履きません。
毎日歩くたび裸足で地面を歩きます。
肉球は歩くとき、地面からの衝撃を和らげるクッションの役目を持ちます。
そして、肉球には地面の感覚を感じる大切な神経が走っています。
また汗腺の少ない犬ですが、肉球には汗腺があり、犬の温度調整を担っています。
酷使する犬の足の裏はメンテナンスをして、いつでも健康な状態にしてあげたいものです。
肉球の間の被毛のカット
トイプードルは足の裏にも被毛があり、定期的にカットしないと伸び続けてしまいます。
定期的にドッグサロンにいくのであれば、トリマーさんがきれいにカットしてくれますが、そうではない場合、ご自身でカットしてあげる必要があります。
肉球の周りに被毛があると、フローリングの上を歩くときに滑ってしまい、力を入れて歩けないため関節に負担をかけてしまいます。
また外を歩いたときには、肉球の周りの被毛に小石やゴミなどが絡まり、衛生的に良くありません。
肉球の乾燥予防
犬の肉球の理想は、柔らかくしっとりしている状態になります。
ぷにぷにしていた子犬の頃の肉球も、さまざまな理由で硬くなってしまう場合があります。
主な原因として、
- 乾燥
- 散歩で毎日硬い地面を歩く
- 加齢
などがあります。
肉球は乾燥し始めると硬くなり、ひどくなるとひび割れを起こしてしまいます。
ひび割れを起こすと、トイプードルはそこが気になり舐め始めます。
繰り返すことで、肉球から出血したり炎症を起こすことがありますのでよくありません。
肉球のケア方法
肉球のケア方法としては、散歩の後は肉球に小石などがないかどうかチェックします。
きれいに拭いたり洗ったりした後は、犬用の肉球ケアクリームを塗り、乾燥を防ぐようにします。
あまり厚く塗ってしまうとベタベタしてしまい、トイプードルが気にして舐め取ってしまう可能性があるので、極力薄く塗るようにします。
どんなに自然由来のものだったとしても、人間用のクリームは犬にとって有害なものが含まれている可能性があるので、犬用を使うようにしましょう。
犬用のネイルキャップはいかがでしょうか
ネイルキャップをご存知でしょうか?
最近の家は、フローリングの床が多いですよね。
犬たちにとっては滑る環境で、どんなに爪や肉球のお手入れをしていても滑ってしまうことがあります。
そこで考えられたのが、ネイルキャップです。
元々は猫用のネイルキャップというものがあり、家の家具などを引っ掻かないために、爪にカバーをつけるものがあり、犬用に応用させたのが犬用のネイルキャップになります。
カラフルな色のキャップは、まるでマニキュアをしているように華やかにかわいくなります。
同時にフローリングを歩くときに滑らなくなるので、トイプードルが滑ることが多いのであれば、ぜひおすすめします。
ただし使うときには、ご自身のトイプードルの爪のサイズをきっちり測って、サイズの合うものを選ぶようにしましょう。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬、巻き毛のシングルコート
- 毛色:ブラック、ホワイト、レッド、アプリコット、クリオーム、ブラウン、ブルーなど
- 性格:好奇心旺盛、フレンドリー、賢く物覚えが早い、甘えん坊、遊びが大好き
- トイプードルの爪は黒いので、血管が透けて見えない
- 血管が近くなってくると、爪の断面は湿気を帯びてくるので、それがどこまで切ればいいかの目安
- 爪切りの頻度は個体差あり。硬いフロアを歩いたときカチカチ爪の音がするようになったら爪切りの時期
- 爪切りに慣れさせる方法:手足や爪を触れるようにする→爪切りを見せて預け、爪切り自体に慣れさせる
- 爪切りで準備するもの:犬用の爪切り、犬用のやすり、止血剤(念の為)
- 爪切りは一度に全部する必要はなく、数回に分けてしてもOK
- 爪切りごは必ずやすりをかけ、角をなくすようにする
- 爪切りが苦手であれば、電動爪やすりを活用
- 肉球のケア:手足裏の被毛カット、肉球に犬用クリームを塗る
トイプードルの爪切りは必要?どうすればいい? さいごに
爪切りは、子犬の頃から慣らしておくのも重要ですよね。
子犬の頃は恐怖の前に好奇心がありますので、いろんなものに慣れるのも早いです。
ぜひ、恐怖を覚える前に慣らしてあげましょう。
また、自分で定期的に爪切りすることで、犬の爪の減り方を見て歩き方の癖や、一方だけ妙に爪が削れているのであれば、ちゃんと歩けているか確認してみるなど、体の異変をいち早く知るバロメーターにもなります。
普段からトイプードルとのスキンシップをとり、どこを触られても平気な愛犬にし、爪切りや肉球のケアをしてあげれるようにしましょう。
コメントを残す