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私たちが愛犬を撫でてホッとするのは、オキシトシンの効果なのでしょう。
犬を撫でるときに注意すること
撫でられるのが好きな犬たち。
でも、どんな犬でも100%撫でられることがOKなわけではありません。
犬を撫でるときに、犬へのマナーとして3つ注意することがあります。
1. 初めて会う犬を撫でるとき
1番注意したいのが、初めて会う知らない犬を撫でるときです。
たまに、とにかく人が大好きで撫でて〜!と寄って来てくれる犬がいますね。
そんな犬なら、特に注意することもなく撫でてあげることが可能ですが、そうではなく、人見知りで怖がりな犬、警戒心が明らかにある犬などは、注意して撫でないと、犬が恐怖から噛み付いてしまう場合もあります。
ときに、人嫌いに輪がかかってしまうことがあるので、ぜひとも5つのルールを守りましょう。
① 飼い主さんにまず声をかけ、許可を得る
犬によっては、触ってもらいたくない場合があります。許可を取るのは最低限のマナーです。
② いきなり正面から触らない
犬は正面から向かってくるものを嫌います。大きな人間ならなおさら恐怖を感じます。
③ 立ったまま、上から見下ろして撫でない
犬の何倍も大きな人間が、上から犬を見下ろして撫でるのは、犬を覆うような状態になり、犬には不快さしかありません。
④ しゃがんで、犬から近づいてくるのを待つ
犬と同じ位置になり、向こうから興味を持ち、寄ってくるのを待つ余裕が犬にとって心地よい距離感になります。
⑤ 頭から撫でずに、背中などから撫でましょう
知らない人に、頭をガシガシ撫でられるのは、犬にとっては気持ちいいものではありません。
撫でられるのが好きな背中から撫でるようにします。
2. 気持ちよく寝ているとき
気持ちよくぐっすり寝ているとき、人の都合でいきなり撫でられるのは気持ちいいわけではなく、起こされてびっくりするだけです。
愛犬の場合、大抵は仕方ないな〜とばかりに怒りもせず撫でさせてくれますが、間違いなく犬のストレスになっています。
3. 何かに夢中になって興奮しているとき
おもちゃで遊んでいる最中や、他の犬たちと遊んでいるときなど、何かに夢中になって興奮しているときは、全神経がそっちに集中しているときです。
そんなときに、それを邪魔するように撫でられると、犬にとっては迷惑な行為でしかありません。
撫でるときには、興奮を落ち着かせてからにしましょう。
犬が撫でられて嬉しい場所
せっかく愛犬を撫でるなら、嬉しいと思う場所を撫でてあげたいですよね!
首回りとアゴ下・背中
アゴの下には犬がリラックスするツボがあります。
そこを撫でられるとウットリできるようです。
また首回りは、犬は常に自分よりも大きいものを見上げて生活しているので、どうしても常に凝り気味になります。
また、首から背中は筋肉や神経が繋がっていますので、そこを優しく撫でることで、筋肉の緊張が解けます。
耳の付け根とその後ろ
よく犬は自分の足で、カリカリカリッと耳の付け根を掻きますよね。
その要領で、優しく犬の耳の付け根を撫でながら優しく掻いてみましょう。
大半の犬は、目を細めて気持ちいい顔をします。
胸からお腹
お腹をゴロンと見せてくれるほど、愛犬が家族に気を許している信頼関係があれば、優しく胸からお腹にかけて撫でられることを喜びます。