トイプードルの無駄吠え？トイプードルが吠える理由って？

この吠える前兆とも言えるサインが見られた時点で、注意したりお座りの指示を出すことで、吠えることを防ぐ努力をしましょう。

トイプードルが吠えるシーンと対処法

シーン①　チャイムが鳴ると吠えまくる

室内犬であるトイプードルが吠えることが多いシーンですね。
訪ねてきている人にも申し訳なくなりますよね。

これは、縄張りや警戒心から吠えていケースが多いようですが、他にも来客に喜んで吠えているケースもあります。犬の性格によっても吠える原因が変わります。

◆対処法

家族や友達にチャイムを押してもらう協力をしてもらいましょう。
まず、飼い主さんが犬と家の中にいてもらい、家族もしくは友達にチャイムを鳴らしてもらうところから始まります。
当然吠えますよね。
そしたら、一切声をかけずにメモ合わさず、無視してその部屋から立ち去ります。

犬にとって1番嫌なのは飼い主さんに無視され、孤独になることです。
吠えたら、飼い主さんがいなくなると覚えてもらいます。
それを何度か繰り返すうちに、一瞬でも吠えない間があったら、思い切り褒め、おやつをあげてもOKです。

これを繰り返すことによって、時間はかかりますが、「吠える＝嫌なことが起きる」「吠えない＝楽しいことが起きる」と覚えてくれるでしょう。

人見知りの犬の警戒や不安心などから吠える場合は、チャイムを押してもらった友人におやつを与えてもらうなどの方法も有効的です。

シーン②　要求吠えが止まらない!ダメと言っても聞かない

トイプードルはとても賢い犬種のため、「ご飯の時間じゃない?」「おやつちょうだい」などと要求吠えする子も少なくないようです。

◆対処法

要求には絶対に応じないでください。
吠えたら、静かになるまで無視して、飼い主さんが別の部屋に移ることです。

そうした対処に合わせて、できれば食事や散歩の時間は毎日同じ時間にしないことも方法の1つです。
習慣化させてしまっているがために時間がくれば要求するようになってしまうのです。

シーン③　興奮しだすと吠えて止まらない。

遊んでいる時や、何か犬にとって楽しいことや面白いことがあると、犬だって、それを表したくてついつい大声で吠え始めます。

◆対処法

冷静な声で、おすわりやお手などのコマンドを与え、興奮を抑えます。
おすわりしながらアイコンタクトを取り、一瞬でも静かになったら思い切り褒め、必要ならおやつもありです。

シーン④　１匹が吠えると他も吠えだす

多頭飼いをしている場合、１匹が吠えると他の犬も一斉に吠えだしてしまいますよね。
これはつられて吠えてしまう犬の習性です。

◆対処法

犬たちの声で飼い主の声もかき消されてしまい、つい大きな声で叱ってしまいたくなる飼い主さんもいるかとは思いますが、その対処はNGです。

１度に全員に対処しようとせず、犬たちの中のリーダー、あるいは率先して吠えている犬に重点を置いて対処していくことが効果的です。
吠える原因に対して適した対処を行っていきましょう。

飼い主さんのNG対処法

吠えることが吠え癖へと定着してしまっている場合、飼い主の対応が間違っている場合があります。
無駄吠えをしつけ直す前に、飼い主さん自身の愛犬への接し方を見直してみましょう。
無意識にとっている行動が愛犬の無駄吠えを煽っているかもしれません。

NG対処法①　オーバーリアクション

吠えている犬に対して「○○ちゃん、ダメ!静かに!」なんて反応していると「飼い主さんも大きな声出して、楽しそう!」と勘違いさせてしまうことがあります。

飼い主さんが大きな声を出すと、犬は自分に共感していると思うだけなので、大声はやめましょう。
無駄吠えが収まるどころかひどくなってしまうでしょう。

いつだって冷静に対処することを心掛けましょう。

NG対処法②　叩くなどの体罰

体罰で犬は学習することはありません。
その場面では効果があったとしても、信頼関係が崩してしまう行為となり、後々他の問題が起こってくるでしょう。
防衛のため攻撃に出る可能性だってあります。

NG対処法③　叱りっぱなし

愛犬を叱ったあと、叱りっぱなしにしてはいませんか？
叱ったあと無視をし続けていては、犬は学習することができません。
何がダメで何が良いのかをしっかり教えてあげる必要があります。

吠える犬に対してお座りの指示を出しっぱなしも同じことです。
お座りができたらそのことを褒めてあげてください。

この記事のまとめ

トイプードルの無駄吠え？トイプードルが吠える理由って？　さいごに

トイプードルの無駄吠えには、なぜ愛犬が吠えるのかを考えてみましょう。
犬は意味がないのに吠えることはしません。
吠えている理由に合わせた対処が必要です。

吠えることのコントロールは非常に時間がかかるでしょう。
短時間で効果が出なくても根気強くトレーニングしていきましょう。