犬を病院に連れていく目的と嫌がる時の対処法

これらの費用は病院によって異なります。

◆初診料・再診料の目安

  • 初診料:1,000~2,500円、専門科なら3,000円以上することも
  • 再診料: 500~2,000円

◆検査料の目安

  • 採血料:1,000円~
  • 尿検査料:1,000円~
  • 超音波検査料:2,000円~
  • 糞便検査料:1,000円程度   など

犬が病院に行く目的 予防接種

犬がかかる病気の中には、感染力が強い病気、特効薬のない病気、後遺症が残る・死に至る病気などがあります。
他の犬の尿や便に含まれていたり、空気中にあったりと身近に病原体は隠されているのです。
そのため、これらの病原菌に対抗するための予防接種を受けておく必要があります。

犬の予防接種の種類と費用

◆狂犬病

狂犬病とは、発症すると致死率100%の感染病で、人にも感染する病気です。
そのため、狂犬病予防注射を受けることは法律で義務付けられています。
費用は各都道府県によって定められていますが、だいたい3,000円前後であることが多いです。

◆混合ワクチン

混合ワクチンとは、接種が推奨されているコアワクチンと、飼育環境に合わせて接種するノンコアワクチンの組み合わせで構成されたワクチンのことで、2種、3種、4種、5種、7種、8種、9種などがあります。
何種混合が良いのかは地域の流行ってる病気にもよりますので獣医師と良く相談の上選んで接種してください。
費用は、何種かによっても異なりますが3,000~10,000円程度が一般的な金額です。

◆フィラリア予防

フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。
フィラリア虫体は犬の心臓や肺動脈に寄生し、重度の寄生の場合フィラリアが心臓の弁にからまり死亡する病気ですが、予防すれば100%防げる病気でもあります。
地域によっても異なりますが、蚊が発生する季節(春~秋ごろ)にかけて注射やスポット、 飲み薬等の予防が必要です。
一般的に飲み薬による予防が主流です。
飲み薬には、錠剤・粒状・チュアブル・経口ゼリーの4つのタイプがあり、料金も異なります。
料金は予防薬の種類や犬の大きさなどによっても異なりますが、1年で4,000円~15,000円程度必要となります。

犬が病院に行く目的 健康診断

健康診断は、病気の早期発見に繋げることができます。
そのため、犬の健康診断は基本的に年に1回受けることが推奨されています。
さらに高齢犬になると、年2回の健康診断を受けることをおすすめします。

健康診断の検査内容は病院によってもそれぞれですが、問診・一般体測定・血液検査を基本に、尿検査・便検査・レントゲン検査・超音波検査などがあります。
必要があれば、その他にも心電図や血圧測定などの検査を組み合わせて行います。