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春になると、過ごしやすい気候になってきます。
愛犬とのお出かけにも最適な季節ですよね。
アクティブにいろいろなレジャー計画を立て、愛犬と楽しみたいとウキウキします。
しかし、この季節になると愛犬の体調が悪かったり、食欲が無かったりすることはありませんか?
遊びに誘ってもその気がなさそうだったり、ご飯を残しがちになったり…
飼い主としては大変心配になります。
暖かくなってきたタイミングで、愛犬にこのような不調がみられるのはなぜでしょうか?
ホルモンバランスの変化
春を迎えるにつれて、徐々に気温が高くなってきて、体も心も活発になります。
しかし、時間帯によって寒暖差が激しく、強風が吹く日もあり、変化が激しい時期でもあります。
私たちでもそんな環境の中、体調を崩しやすくなり、それは愛犬たちも同じなのです。
どうしても自律神経が乱れ、体がだるく感じ、無気力になったりします。
体調の変化を言葉で伝えられない犬の体調は、私たちが察してあげなければなりません。
また、犬にとって春は妊娠・出産を迎える季節でもあるため、妊娠をしていなくても、避妊手術を済ませていても、ホルモンの分泌量が変化して、生理現象として体調に変化が現れることがあります。
症状として多いのは、食欲が減退し、ぬいぐるみや愛用しているタオルなどを大事に身近に置くようになったりします。
そして発情期を迎えるメス犬も多く、神経質になることもあります。
そういう症状が見られるときには、無理にそれらを引き離そうとせず、静かに見守ってあげるようにしましょう。
一過性であることが多いので、時期が過ぎれば執着をしなくなります。
換毛期による変化
換毛とは被毛が生え替わることをいいます。
犬の換毛期は春から7月頃にかけてと、秋から11月頃にかけての年に2回です。
春の換毛期は、夏の暑い季節に向けて、涼しい被毛に生え変わり、秋の換毛期は、寒い冬に向けて、ふわふわの保温性のある被毛に生え変わります。