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ポメラニアンについて
ポメラニアンという犬種をご存知ですか?
時代を問わず、常にトップ10の人気犬種ランキングに登場する犬になります。
小さい顔にふわふわの被毛を纏い、歩く姿は綿菓子が歩いているよう。
人を見上げるときの顔はいつも笑顔で、私たちを思わず笑顔にしてくれるのがポメラニアンマジックです。
そんなポメラニアンの特徴を見ていきましょう。
- 体重:1.5〜3.5kg
- 体高:18〜22cm
- 被毛:ダブルコートの長毛種
- 毛色:「オレンジ」「レッド」「クリーム」「ホワイト」「ブラック」「ブラウン」「パーティーカラー」「オレンジセーブル」「ウルフセーブル」「チョコレート」「ブルー」「ビーバー」「ブラックタン」など豊富。
見た目の特徴
とにかく被毛がゴージャスなので、実際の体の大きさは濡れたとき初めてわかるくらいで、その小ささにびっくりします。
しっぽの被毛はボリュームがあるほど美しく、ドッグショーなどで賞を取るポメラニアンのしっぽの被毛は、頭に届くほど長くボリューミーなことがあります。
また、ポメラニアンの顔には「たぬき顔」と「きつね顔」の2種類と言われます。
たぬき顔…鼻が短いのが特徴で、体が小さめになる傾向。愛らしく守ってあげたくなる見た目。ややきつね顔のポメラニアンより体力は劣る。
きつね顔…鼻が長いのが特徴で、体が標準より大きくなることもあり。ただし体は丈夫なことが多い。見た目は知的でかわいいというより、美人さんという言葉がぴったり。
ポメラニアンの性格は?
ポメラニアンは好奇心旺盛で活発な天真爛漫な性格をしています。
飼い主さんや家族に対して愛情深く甘えん坊な一面もありつつ、独立心も持ち合わせています。
甘えてきたと思ったら、飼い主さんを置いて1人遊びに夢中になったりするのでマイペースな性格とも言えます。
また、ポメラニアンは気が強くて無駄吠えが多いと思われがちです。
しかし実際には、シーズーやパグなどは無駄吠えが少なく、ダックスフンドやビーグルなどの無駄吠えが多い犬種と言われていますが、ポメラニアンはその中間の犬並みで、しつけ次第で無駄吠えが多いか少ないかが決まってきます。
ポメラニアンの性格に見る「あるある話」
ポメラニアンを飼っている人だからこそわかる、ポメラニアンの「うちのポメラニアンは〜なのよ」という話がありますよね。
そういう飼い主さんの生の声は、ポメラニアンの性格を理解するのに1番わかりやすいお話になります。
では、どんな「あるある話」があるかご紹介していきます。
◆ジャンプ・ダッシュ・ターンが得意
ポメラニアンは見た目から想像できないほど活発です。
嬉しさを体一杯で表現することが大好き。
「遊んでちょうだい」「手に持っているおやつをちょうだい」
そんなおねだりのために、立っている飼い主さんにどこからでもダッシュ、そしてジャンプです。
また、嬉しい時にはバレリーナも顔負けなほど、私たちの周りをクルクルターンしてくれます。
◆ポジティブな言葉には即反応
ポメラニアンは賢く、しつけも難しくありません。
賢いので人間の言葉も容易に覚えてしまいます。
特に、「おやつ」「散歩」「かわいい」など、大好きな言葉にはかなり敏感に反応します。
どんなに不機嫌な時も、人様に「あら〜、かわいいわね」と言われると、たちまち胸を張って最上級のかわいい顔を作ります。
逆に、大嫌いな「シャワー」「爪切り」「病院」などという言葉には、理解した上で徹底的にわからないフリをし、シカトを決め込むあたりも、ポメラニアンの賢さですよね。
◆小さいけれど家族を守るハートは熱い
ポメラニアンは見た目から、つい守ってあげなきゃ…と思ってしまいます。
飼ったらわかります。
ポメラニアンは見た目以上に活発かつ、警戒心旺盛で自分よりも大きいものにも立ち向かっていく強さがあります。
そのため、知らない人や犬、物へは物怖じせずガンガンに吠えていくことがあり、その姿は小さなボディーガードです。
守ってあげるというより、守られている感がかなりあります。
頼もしくもあるポメラニアンですが、育て方1つでそんな性格のポメラニアンですので、単純にケンカ早い困った犬になることもあるため注意が必要になります。
◆見ていても飽きないのはポメラニアンの明るさにあり
ポメラニアンは見ていて飽きることがありません。
常に、好奇心旺盛に新しいものが大好きで、何かを発見すると、それを確かめずにはいられません。
それがどんなものであろうと、立ち向かっていきます。
張り切って向かって行ったくせに、それが突然動いてオーバーに逃げ出したり、思うようにそれを退治できず、怒ってみたり…
何を相手にしてでも一人で遊べるのがポメラニアンなのです。
また、一人遊びをしている顔はコロコロいろんな感情の顔に変わります。
◆飼い主の体調や感情を察知する天才
ポメラニアンは本当に優しく、特に飼い主さんを心底愛し、大切にしようとしてくれる犬種なのです。
長く一緒に暮らしていると、感受性の強いポメラニアンは飼い主さんの体調の変化にも気づきます。
いつもなら、「さぁ、散歩だ。早く連れて行け!」となるところ、控えめな散歩行こうアピールをしてくれ、歩くときも、いつものガンガン歩きではなく、ゆっくり目に歩いてくれる優しさを持ちます。
また、疲れてどうにもならない!というときや、悲しくて仕方ないときなど、そっと寄り添ってくれる温かさは、言葉を超えて癒されます。
ポメラニアンのしつけと飼いやすさ
ポメラニアンは飼い主に対して忠誠的です。
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