パグを飼ってかかるお金はどれ位?パグの生涯費用を考えてみよう!

パグ

パグの基本情報

  • 原産国:中国
  • グループ:9G(愛玩犬)
  • サイズ:小型犬
  • 平均寿命:12~15歳
パグ

パグの概要

ブサかわ犬の代表格とも言える人気犬種「パグ」

パグは中国を原産とする小型犬で、もっとも古くから存在していた犬種の一つでもあります。
パグという名前は、頭の形が斧に似ていることからラテン語で「斧」を意味する「パグ」と付けられたなど諸説あります。

先祖犬は、古代アジアにいた大型犬であったとされており、チベタンスパニエルやペキニーズなどとの交配によって小型化されたと伝えられています。
その後、各国に渡ることになりますが、オランダでは王家公認の犬になるほど愛されてきた歴史を持つ犬種です。

そして現在でも愛らしくもユーモラスな姿と愛嬌の良い性格から世界的に高い人気を持っている犬種です。

パグの身体的特徴

  • 体重: 6~9kg前後
  • 大きさ:小型犬
  • 体高:25~28 cm
  • 被毛:短毛・ダブルコート
  • 毛色:「シルバー」「アプリコット」「フォーン」「ブラック」

パグの身体的特徴

【大きさ】

パグは、体高25~28cm体重6~9kgの小型犬です。
パグは太りやすい体質をしているため肥満に注意しましょう。

【体型】

体高と体長がほとんど同じスクエアな体型をしており、全身がっちり筋肉質な体つきをしています。

【顔】

大きめな頭部に大きなまん丸の目を持ち、しわのある鼻ぺちゃ顔の短頭犬種です。
耳は前に垂れたボタン耳と、短く巻いたローズ耳があります。

【尻尾】

パグの特徴のひとつでもあり、クルンと上向きに丸まったしっぽをしている「巻き尾」です。

【被毛】

短毛の滑らかな毛並みをしています。
毛足が短いためお手入れが簡単ではありますが、ダブルコートの犬種のため抜け毛が多い犬種でもあります。
そのため、抜け毛ケアのブラッシングは欠かせません。

【毛色】

毛色には、「シルバー」「アプリコット」「フォーン」「ブラック」があります。
ブラック以外の場合、マズルや、耳、前頭部などに黒が入ることが多いです。

パグの性格・気質

  • 陽気で明るい
  • 愛情深く優しい
  • 頑固でマイペース
  • 無駄吠えが少ない
パグ

パグの性格・気質①
~愛情深く陽気~

パグは、陽気で明るい性格をしています。
遊びが大好きで、いくつになっても子犬のような無邪気な一面もあります。

また、飼い主に対して愛情深く、いつも飼い主と一緒にいることを好みます。
きわめて攻撃性も少なく、穏やかな性格をしているため、小さな子どもさんや高齢者がいらっしゃるご家庭でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。

また、警戒心が高くはないため、比較的無駄吠えが少ない犬種でもあります。

パグの性格・気質②
~頑固者~

良い子ちゃんタイプの性格をしたパグではありますが、頑固でマイペースな一面も持ち合わせています。
食べ物に対する執着心も強いです。

頑固な性格は、しつけ直しに相当な時間と労力を要することとなるため、子犬のうちにしっかりしつけをしておくことをおすすめします。

褒められることが大好きな性格をしているので褒めて伸ばすしつけでパグの良い面を引き出してあげましょう。

しかし、甘やかしすぎてしまうと言うことの利かないわがままな性格へとなってしまうため、愛情と甘やかすことの違いを理解してメリハリをもって接していきましょう。

パグを飼うための初期費用とは?

まずはパグを飼い始めるときに必要になってくる初期費用を考えてみましょう。

パグを飼い始めるときに必要になってくる金額は、だいたい25万円~35万円が目安です。

もちろんパグの子犬価格やグッズの価格、手術の有無等で費用はかなり違ってきますので、大体の目安としてください。
それでは、内訳をみていきましょう。

パグ

パグの子犬の販売価格

初期費用の中で最も大きいのがパグ自体の子犬の販売価格です。
これはどこで手に入れるかによってかなりの差はありますが、パグの子犬の一般的な相場価格としてはだいたい20~30万円位です。
もちろん里親募集など無料で譲ってもらえるケースなどもありますので、その場合にはこの費用はかからないことになります。

価格は子犬の条件で決まる

一般的にペットショップやブリーダーで販売されている子犬の価格は、子犬の条件などによって大きく変わってきます。

最も価格に大きな影響を与えるのが「血統」です。
ドッグショーでチャンピオンになっているなどの優良血統であれば、さらに価格は高く設定されます。

また、オスよりもメス、お顔が可愛いなどの容姿、月齢が浅い子犬、人気カラーほど価格は高く設定される傾向にあります。

飼育グッズ

犬を飼うためには、飼育環境を整える必要があります。
そして最初に揃えて置くべきグッズの費用が25,000円位が目安となります。

具体的には、ケージやトイレ、ペットシーツ、フードボウル、ベッド、おもちゃ、首輪・リードなどがあります。
これらの価格は安価なものから高価なものまでピンキリにありますので、良いものを揃えようと思うと、その分価格も高くなってくるでしょう。

いずれも、パグの安全と快適性を重視して予算内で選ぶようにすると良いでしょう。

狂犬病予防注射・飼い犬登録

狂犬病とは犬の伝染病の一つのことで、生後91日以上になると狂犬病予防法に基づき、飼い犬登録をするとともに、年に1度の狂犬病予防注射を受けさせ犬鑑札と狂犬病予防注射済票を首輪に着けることが義務付けられています。

飼い犬登録の費用は、登録手数料として3,000円です。
狂犬病予防注射は、注射済票と合わせておよそ3,500円が必要となってきます。

混合ワクチン

混合ワクチンは犬がかかりやすい感染症を予防するためのもので、生まれて1年目は3回のワクチン接種を、2年目以降は1年に1回のワクチン接種が推奨されています。

迎え入れるのが子犬であれば、迎え入れる前に最初の1~2回は接種済みになっていることがほとんどですが、最後の1~2回は迎えてから接種することが必要となってくるケースが多いです。

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