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大事なイタリアングレーハウンドのトイレトレーニング
犬と人が一緒に生活するために、必ず必要なのがトイレトレーニングですね。
トイレがきちんとできると、本当にお手入れが楽になりますし、ずっと犬の後を追いかけて歩く必要がなくなります。
基本、トイレトレーニング中は、サークルでの生活をします。
トイレやベッド、水など必要なものすべて、サークルへ設置します。
ご飯の後や寝起き、遊びの後など、排泄のタイミングをみてトイレを促します。
きちんとできたら褒める。
失敗しても叱らず無視して、無言で掃除します。
イタリアングレーハウンドは臆病ですし、飼い主さんの感情を読み取るのが上手です。
いくらトイレがうまくいかず、イライラすることがあっても、態度に出してしまうと、イタリアングレーハウンドが萎縮してしまうことがあります。
失敗は当たり前と思い、のんびり構えましょう。
イタリアングレーハウンドのしつけポイント
イタリアングレーハウンドは元気いっぱいに走り回る姿を見ると、やんちゃなのかな?と思いますが、大変臆病な犬種でもあります。
そのため、しつけの基本はとにかく褒めて伸ばすことです。
叱るという行為は、イタリアングレーハウンドによっては恐怖と捉え、以降、人を怖がってしまうようになる可能性があります。
してほしくない行為をした時は、無視をすることに徹底します。
イタリアングレーハウンドはただでさえ甘えん坊ですので、大好きな人に無視されることは、どんなお仕置きよりも堪えます。
そして、それを繰り返すことで、それをしたら=無視(嫌なこと)されると学習し、ピタッとしなくなるでしょう。
イタリアングレーハウンドのしつけ教室を利用しましょう
イタリアングレーハウンドは、犬初心者でもしつけしやすく飼いやすい犬種にはなりますが、飼い主さんが正しい知識で、きちんとしつけトレーニングをしないと、イタリアングレーハウンドは学習することができません。
しつけは子犬の方が入りやすいともいわれ、最近では動物病院でもパピーしつけ教室などを設けています。
犬と一緒に参加することで「犬がトレーニング」ではなく、飼い主&犬と共に成長することができるので、犬初心者の方にはぜひおすすめします。
イタリアングレーハウンドの散歩の仕方と頻度
イタリアングレーハウンドは運動が大好きです。
華奢な体に似合わず、毎日ある程度の運動量がないと、体力を持て余し、家の中でかけっこが始まってしまうので、散歩は不可欠な日課になります。
1日2回、1回につき40〜60分
散歩コースも、平坦な道よりは坂道や、曲がりくねった道など変化のある散歩コースの方が、イタリアングレーハウンドは喜びます。
そして、散歩だけではやはり満足な運動とはいえないため、月に何回かはドッグランのような広い場所で、思い切り走り運動をさせてあげることが大切です。
イタリアングレーハウンドのお手入れ
イタリアングレーハウンドは短毛で、シングルコートになりますので、お手入れは本当に簡単です。
抜け毛もほとんどないので、アレルギー体質の方でも飼えるといわれています。
イタリアングレーハウンドにトリミングはいりません
イタリアングレーハウンドは、トリミングが一切必要ありません。
ドッグサロンも全く必要はありませんが、例えば、皮膚が乾燥気味だとか、弱いみたいだという場合、最近ドッグサロンにあります、
犬用の全身パックなどを試してみるのはいいかもしれません。
イタリアングレーハウンドのブラッシング
ブラッシングの必要性がないように思われがちですが、ブラッシングをすることで、犬の皮膚へのマッサージにもなり、血行が良くなりますので、獣毛ブラシやラバーブラシでブラッシングをしてあげてください。
イタリアングレーハウンドのシャンプー(臭い対策)
イタリアングレーハウンドは、ほぼ臭いは気になりません。
臭いが気になることでのシャンプーは必要ないでしょう。
なので、普段は蒸しタオルで全身を拭き、シャンプーは月に1回などで十分です。
イタリアングレーハウンドの耳掃除と爪切り
耳掃除
イタリアングレーハウンドは耳が立ち耳の場合や、垂れ耳の場合とあるようです。
垂れ耳の場合は、耳の中は蒸れやすくなるので、特に注意して、耳の中を見るようにしましょう。
耳掃除は、耳の状態によりますが、1〜2週間に1回程度、イヤークリーナーを使って掃除します。
耳垢が普段と違い臭ったり、色がついた耳垢の場合は炎症を起こしていることがあるので、早いうちに獣医さんに診せましょう。
爪切り
どんなに毎日散歩で歩いていても、イタリアングレーハウンドの爪は伸びていきます。
多少はアスファルトで削られますが、定期的にチェックして爪切りをしてあげるようにしましょう。
狼爪も忘れずにチェックを!
イタリアングレーハウンドの注意する病気
スレンダーな体のイタリアングレーハウンドは寒さにはよわいですが、意外と丈夫なんです。
それでも病気の心配はゼロではありません。
どんな病気に注意が必要でしょうか。
イタリアングレーハウンドの注意する病気 その① 膝蓋骨脱臼
先天性の場合もあるこの膝蓋骨脱臼ですが、4グレードあるうちの軽症のうちは、膝蓋骨が脱臼しても自然と元に戻り、犬も痛がるそぶりはありません。
ただ、進行してくると痛みが出てきたり、歩行に支障が出てきます。
ひどくなると手術が必要になってしまいます。
膝蓋骨脱臼と気づいたら、それ以上進行しないように、自宅で滑らないような工夫や、ジャンプの制限をするなど必要です。
イタリアングレーハウンドの注意する病気 その② カラーダイリューションアロペシア
毛色がブルーやフォーンの犬に起こる脱毛症です。
メラニン色素の分布が不規則になることで起きるとされています。
この病気が発症すると、その部分に毛が生えてきても、非常に弱い毛のため、すぐに折れたり抜けてしまいます。
この病気を根治させるのは難しく、対処療法がメインになります。
イタリアングレーハウンドの注意する病気 その② 骨折
イタリアングレーハウンドの長い手足は、本当に美しくもありますが、イタリアングレーハウンドの弱さでもあります。
些細なことで骨折に結びつきますので、周囲が必要です。
また、手足だけではなく、尻尾も骨折しやすいので注意してください。
イタリアングレーハウンドとのミックス犬
イタリアングレーハウンド+プードル
体型はイタリアングレーハウンドで、被毛の質感などはプードルに似る場合が多いようです。
イタリアングレーハウンドの運動神経と、プードルの賢さがミックスされた最強犬ではないでしょうか♫
イタリアングレーハウンド+ミニチュアピンシャー
どちらもスマート体型で、被毛はビロードのような短毛ですので、どんなミックス犬になるかな〜と思いますよね。
ぱっと見、ミックス?とわからないことも多いようですが、ミニチュアピンシャーの度胸の良さを引き継ぐ傾向があります。
イタリアングレーハウンド+チワワ
小さなイタリアングレーハウンドという感じになることが多いです。
体の大きさはチワワですが、手足はチワワより長く、被毛や毛色はイタリアングレーハウンドよりになる傾向があります。
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